
仕事がうまくいかないと悩んでいませんか?仕事がうまくいかない時は、「どうして?」と自分でその理由が分からなくなってしまうものですよね。
そんな状況から抜け出すためには、①原因を見つけ、②1つ1つ改善していくことです。
そこで、この記事では、
- 普段、仕事のお悩み相談を受けている私(コーチングの専門家)が
- 仕事がうまくいかないと悩んでいる人が
- その原因を自己診断し、
- 解決していくための方法を
解説しています。
この記事の特徴は、チェックリストのように使うことで、仕事がうまくいかない原因を自己診断できることです。
もし、あなたが仕事がうまくいかないと悩んでいるのであれば、この記事をチェックリストのように定期的に見返したりしてみて下さい。
そうすれば、原因が1つ1つ解消していくことができるので、仕事が好転していきます。
手っ取り早く、原因と解決策が知りたいという方は、1章の『仕事がうまくいかない人の7大原因と解決策』を飛ばして、2章から読み進めて下さい。
目次
仕事がうまくいかない人の7大原因と解決策
仕事がうまくいかない時は、とにかく原因を分析して、1つ1つ潰していくことです。そうすれば、仕事が良い方向に向かっていきます。
そのためには、仕事がうまくいかない人の原因について知っておく必要があります。大きく原因を分類すると、7つあります。
- 考え方
- やり方
- コンディション
- 選択
- 能力
- 人間関係
- 環境
「仕事の考え方」「仕事のやり方」が間違っていると、当然のことながら、仕事がうまくいかない状況に陥ってしまいます。
それだけが原因ではなく、コンディション(=心身の状態)も仕事がうまくいかない原因になっていることがあります。例えば、睡眠不足であれば、判断力が落ちて、ミスしやすくなります。
また、選択も仕事がうまくいかない原因の1つです。そもそも選択が間違っていると、何をしてもうまくいきません。例えば、自分に合わない仕事をしていても、うまくいかないのは当然です。
そして、能力も仕事がうまくいかない原因の1つです。例えば、自分の強みや弱みを理解していないと、自分に合った働き方ができずに、仕事で成果が出しづらくなります。
また、人間関係も仕事がうまくいかない原因になることがあります。例えば、仕事のやり取りが正確に行えていないと、社内外で認識のズレが生じ、ミスが生じることが多くなります。
また、そもそも環境が原因で仕事がうまくいかないケースもあります。例えば、会社の業務プロセスが非効率で、そのしわ寄せが、自分に来るというケースです。
このように仕事がうまくいかない原因というのは、いろいろなところに存在していて、それが複雑に影響し合っています。そのため、仕事がうまくいかない原因を1つ1つ特定し、紐解いていく必要があります。
ということで、次章から具体的に何をすればいいのかを解説していきます。
仕事がうまくいかない人の原因と特徴37選<チェックリスト方式>
仕事がうまくいかない人の原因と特徴には、どのようなものがあるのでしょうか?本章では、具体的に紹介していきたいと思います。
この章はチェックリスト方式になっているので、仕事が上手くいかない時に自己診断シートとして活用できます。
「原因や特徴」と「解決策のヒント」をセットにして解説しているので、自分に当てはまっていそうな原因や特徴を見つけたら、解決策のヒントを参考にすぐに改善していきましょう。
それでは、1つずつ解説していきます。
【1】うまくいかない原因を分かっていない/考え方
仕事がうまくいかない人は、うまくいかない原因を分かっていないままのケースがあります。その状態のまま、頭の中で悩み続けても、精神的に苦しくなってしまうだけです。
なので、仕事がうまくいかない時は、その原因として考えられるものを紙に書き出してみましょう。書き出すことで、論理的な思考が活性化し、ネガティブ思考から抜け出すことができます。
これは非常に効果がありますので、必ずやって下さい。
【2】必死になんとかしようとする/考え方
仕事がうまくいかない人の特徴は、必死になんとかしようとしがちです。
この世界には、「コントロールできること」と「コントロールできないこと」があります。コントロールできないことを、コントロールしようとすると、うまくいかないのでストレスを抱えるだけでも、何も変わりません。
例えば、自分はコントロールできますが、他人や環境にはコントロールできない部分の方が多いでしょう。
なので、仕事がうまくいかない時には、コントロールできることと、コントロールできないことを見極めることです。そして、コントロールできることに集中し、コントロールできないことは諦めることです。
【3】楽をしようとする/考え方
仕事がうまくいかない人の特徴には、楽をしようとしていることが挙げられます。本人が自覚していないこともあります。ですが、どこか楽をしようとしている部分はありませんか?
もちろん、仕事では効率化することで、楽を目指すことは大切です。
ですが、効率化することと、手を抜く(サボる)ことは別物です。成果に繋がるかどうかが、効率化と手を抜くの違いです。成果に繋がるなら効率化と言えますが、成果に繋がらないなら手を抜いていることになります。
要するに、成果を出すためには手を抜いてはいけない部分があるのに、そこでただ単純に楽をしてしまうと、仕事がうまくいかない状況に陥るということです。
本当は成果を出すために大切なことなのに、手を抜いてしまっていることはありませんか?
手を抜いていいところとは効率化を考え、手を抜いてはいけないところは一生懸命に取り組みましょう。
【4】自分が得しようとする/考え方
仕事がうまくいかない人の特徴として、自分が得しようとすることが挙げられます。「先に自分が得したい」「より多く自分が得したい」、このような心理がある人は仕事がうまくいかないことが多くなります。
なぜなら、仕事は人間関係で成り立っているものなので、自分が得しようとすることで、チームメンバーやお客様から信頼が得られないからです。
その理由は、自分が相手の立場に立って考えれば容易に想像できることです。あなたも「自分が先に」「自分がより多く」という人は信頼できないのではないでしょうか。この人と協力してやっていきたいと思わないのではないでしょうか。
仕事は、信頼関係がないとうまくいきません。信頼が欠如した人の周りでは、ミスが生じたり、裏切りがあったり、関係を切られたり…。いろんなトラブルが起こりやすくなります。
なので、「自分が先に→相手を先に」「自分がより多く→相手により多く」と考えを変えてみて下さい。
【5】目的意識がない/考え方
仕事がうまくいかない人の特徴として、目的意識がないことが挙げられます。自分が仕事をする目的、その案件の目的、その作業の目的、お客様の目的など。目的を意識しているかが仕事の成果を左右します。
なぜなら、目的を理解しているかどうかが、仕事の取り組み方に影響するからです。
自分が仕事をする目的がないと、仕事を意欲的に取り組めません。
その案件の目的を理解していないと、重要なことと重要でないことが区別できません。
その作業の目的を理解していないと、ただの単純作業のように感じてしまいます。
お客様の目的を理解していないと、お客様が本当に求めていることを提供できません。
あらゆる事に対して、「その目的は?」と自分に問うようにしてみて下さい。そうするだけで、目的意識を持つことができるようになります。
【6】完璧主義/考え方
※今後、更新予定。お楽しみに!