
「仕事はつまらないものだ」。あなたはそう思っていませんか?ですが、もしあなたが仕事を楽しめるようになって、毎日を充実させたいと思っているのなら、この記事を最後まで読んでみて下さい。
なぜなら、この記事では、
- 仕事や人生のお悩み事の相談を受けているコーチ(著者)が
- 仕事がつまらないと感じている人に向けて
- 仕事を楽しめるようになるためのルールを
ご紹介しているからです。
この記事だからこそ学べることは、仕事を楽しくなる心理術の数々です。
実は、あとで詳しく説明しますが、仕事がつまらなく感じるか、楽しく感じるかは「心」で決まります。
なので、仕事を楽しくする術(すべ)を知っている人は、仕事や働き方をデザインし、毎日を楽しいものにできます。
一方、その術を持たない人は、ダラダラと働く、ストレスを抱える、転職を繰り返すといったことをしていつまでも人生を楽しめない可能性が高くなります。
ということで、仕事がつまらないと感じている人は、この記事を自己改善のチェックリストやマニュアルのように使って頂ければと思います。
これから順を追って解説していきますが、早く解決策が知りたいという方は、第4章『仕事がつまらない人の解決策』からご覧ください。
目次
仕事がつまらないはヤバい!その理由は…
仕事がつまらないと悩んでいる人は、あなただけではありません。多くの方がそのように悩んでいます。
ですが、仕事がつまらないという症状には、ただつまらないというだけではなくて、深刻なデメリットもあります。
そういった危険性を知っておけば、人生で失敗する可能性をグンと減らせます。
そこで、仕事がつまらないという症状によって及ぼされるデメリットを整理し、ご紹介したいと思います。
それが次の4つです。
- 毎日が楽しくなくなる。
- 市場価値(年収)が下がってしまう。
- 最悪は○○になってしまう。
- 社会的信用を失ってしまう。
1つずつ解説していきます。
デメリット1:毎日が楽しくなくなる。
仕事がつまらないと感じるデメリットで最初に感じるのが、毎日が楽しくないという感覚です。
働く人は、1日の3分の1以上の時間を仕事に費やしているわけなので、仕事がつまらないと人生もつまらなく感じてしまうのも無理はありません。
実際に、私のところに相談をしに来て下さる方の多くが仕事についてです。
仕事がつまらないというのは、意外と辛いですよね。ですが、気持ち的につまらないで済めばいいのですが、次のような深刻な問題を引き起こす可能性があるので要注意です。
デメリット2:市場価値(年収)が下がってしまう。
仕事がつまらないと感じるデメリットには、市場価値(年収)が下がってしまうことが挙げられます。
会社の評価によってはすぐに年収に現れる場合もありますが、多くのケースは将来的に年収が下がってしまう可能性があります。
その理由は、仕事がつまらないからといって、ダラダラと仕事をしてしまうからです。つまり、仕事での成長が遅くなる、あるいは止まってしまうというわけです。
その結果、自分の市場価値は上がらない一方で、仕事を意欲的にやってきた同年代の人達の市場価値は上がっていき、それが収入という形で見える化されてしまう時がやってくるというわけです。
デメリット3:最悪は○○になってしまう。
仕事がつまらないと感じるデメリットには、ストレスも挙げられます。最悪は、うつ病になってしまうケースもあります。
仕事がつまらないというのは、ストレスです。1日の3分の1以上の時間をつまらないことに仕事に拘束されると考えると、人によっては、それが物凄く強いストレスだと感じられるかもしれません。
その結果、最悪の場合はうつ病になってしまう可能性も考えられるわけです。
デメリット4:社会的信用を失ってしまう。
仕事がつまらないと感じるデメリットの4つ目が、社会的信用を失ってしまうということです。
仕事がつまらないからといって、すぐに転職をしてしまう人がいます。そして、酷いケースでは転職を繰り返してしまいます。
その結果、次の会社に転職しようとする際に、採用者側の方から「職を転々としているこの人には何か問題があるんじゃないか」「うちの会社に来てもすぐに止めてしまうんじゃないか」と社会的信用を失ってしまう可能性があります。
明確な定義はありませんが、20代であれば3回以上、30代以降は5回以上の転職経験がある人のことをジョブホッパーと呼ばれることがあります。もちろん、あまり意味で使われる言葉ではありません。
このように仕事がつまらないという症状は、軽く考えていると、将来的に深刻な問題を引き起こす可能性のある、実は非常に非常に重大な症状だということです。
仕事がつまらない7つの原因チェックリスト
なぜ、あなたは仕事がつまらないと感じているのでしょうか?その原因によって、効果的な解決策は違ってきます。
そこでこの章では、仕事がつまらない原因を正確に理解するためにチェックリストを用意しました。あなたはどの原因に該当するでしょうか?
- 仕事内容→仕事が合わない、面白くない
- 給料→給料が少ない
- 環境→自分で決められないことが多い
- 評価→評価されない、不公平な評価
- 人間関係→上司と合わない、職場に馴染めない
- 達成感→成果を感じられない、上手くいかない
- 業務量→残業が多い、ヒマ過ぎる
いかがでしょうか?あなたはいくつ当てはまっていましたか。
それでは1つずつ原因について詳しく解説していきたいと思います。該当するところを読んで頂ければと思います。
仕事がつまらない原因1:仕事内容
仕事がつまらない原因には、仕事が合わない、仕事が面白くないといった、仕事内容そのものが原因になっている人もいます。
ですが、あとで詳しく解説しますが、仕事自体に面白いも、つまらないもありません。同じ仕事でも面白いと感じる人もいれば、つまらないと感じる人もいます。
そのため、「仕事を変えればいい」という発想しか持っていないと、安易な転職を繰り返し、社会的信用を失ってしまうリスクがあります。
なので、仕事内容がつまらないと感じる原因である方は、転職を考える前に、ぜひこの記事で紹介している解決策に取り組んでみて下さい。
仕事がつまらない原因2:給料
仕事がつまらないと感じるのは給料が低いからだと考えている方もいるのではないでしょうか。
この原因は、お金に囚われている状態から抜け出すことができないと、いつまでも仕事が楽しく感じられない可能性が非常に高いです。
その理由は、お金という報酬によって、自分の内側からもたらされる「好きだ」「楽しい」といった主体的な感情がかき消されてしまうからです。
つまり、最強のモチベーションは「好きだから」「楽しいから」「面白いから」「興味があるから」といった自分の内側からもたらされる感情であるにもかかわらず、お金のことを考えることで「お金のために」といった自分の外側にモチベーションを求めようとしてしまうようになります。
その結果、仕事ではなく、仕事によって得られる報酬(≒数字)にばかり意識がいってしまうことで、仕事の面白さを感じにくくなってしまうので注意が必要です。(解決策は後述しますので安心して下さい。)
仕事がつまらない原因3:環境
仕事がつまらない原因として、自分で決められることが少ないといった、仕事環境や会社の制度が挙げられます。
実際、人間には自律性といって、自分で物事を決めたいという欲求があります。この自律性の欲求が満たされないと、ストレスを感じてしまうわけです。
なので、自分の裁量権が少ないことから、仕事もつまらないと感じている方も多いと思います。
この原因を解決するには、自由度の高い会社に就職するか、会社と交渉して自由度を高めてもうかです。あとは仕事の満足度を高める自由度以外の要因を高めていくことで、総合的に仕事の楽しさを生み出していくかです。
ということで、仕事を楽しくするための方法について後述していますので、そちらも参考にして下さい。
仕事がつまらない原因4:評価
※今後、更新予定。お楽しみに!