
生き方が分からないと悩んでいませんか?もし、あなたが生き方が分からないと悩んでいるのであれば、それはいいことです。なぜなら、自分の生き方について考えるいい機会になるからです。
そこで、この記事では、
- 仕事や人生の相談を受けているコーチ(著者)が
- 生き方が分からないと悩んでいる人のための
- 自分の生き方を明確にする方法
について解説します。
この記事だからこそ学べることは、生き方を具体的にするための方法です。
シンプルな方法なので誰でも簡単に取り組むことができますが、生き方を明確にするのに効果があります。
というわけで、まずは生き方が分からないのは良い事だというお話しをしたいと思います。早く生き方を明確にするための方法が知りたいという方は、第2章から読み進めてください。
目次
なぜ、生き方が分からないのは素晴らしいことなのか?
実は、生き方に悩むことはとても素晴らしいこと。むしろ生き方に悩まないことの方が問題かもしれません。
なぜなら、生き方に悩むということは自分について、自分の人生について考えるというとても素晴らしい行為だからです。
私たちがより良く生きるには、人生において目の前のことに集中することと、一方で未来について思いを馳せることの両立が大切です。どちらも必要で、どちらかが欠けていると良くありません。
その理由について解説します。
目の前のことだけに集中することの危険性
自分の生き方が分からないからと言って、目の前のことだけに集中するのは危険です。また生き方が分かっているからと言って、目の前のことだけに集中するのも危険です。
なぜなら、目の前のことばかりに集中していると、理想の将来に向けた行動ができなくなってしまうからです。
その結果、ある時、ふと「俺(私)の人生はこのままでいいのだろうか…」「もっとこんなことをしておけば良かった。あんなことをしておけば良かった。」と悩んでしまうといったことが起きます。
もしこうなっても気づいただけマシです。これから人生を変えていけばいいです。ですが、一番最悪なのは、死に際になって後悔し始めることです。
実際、死ぬ前に最も後悔することは、理想を追求しなかったことへの後悔だと言われています。つまり、やった後悔より、やらなかった後悔をするというわけです。
こうならないためには、目の前のことだけに集中するのではなく、自分の生き方について考え、未来を見据えた今を生きる必要があるということです。
大事なのは、理想の未来に繋がっていると思える今に集中することです。実際に、今が未来に繋がるかは未来のことなので分かりません。
ですが、未来に繋がっていると思える今を選択して生きることはできます。それが私たちにとって、意味のある今を生きることになり、毎日の充実感をもたらしてくれます。
理想ばかりを追い求める危険性
自分の生き方が分からない人は、自分の理想を追い求めている人に憧れを抱いているかもしれません。ですが、理想ばかりを追い求めるのも危険があります。
例えば、多くの人が、お金やキャリアを重視し、今我慢して成功を掴み取ることができたら、その先に幸せが待っていると思っています。
つまり、「今は我慢して成功を目指す。それは、幸せな未来のために。」と理想ばかりを追い求めてしまいます。
ですがこういった今を犠牲にする生き方は、かえって、成功も幸せも得られなくしてしまう可能性があります。
なぜなら、心理学的には、成功したから幸せになるのではなく、幸せだから成功するということが分かっているからです。
つまり、今幸せを感じられるからこそ、仕事にも人生にも意欲的に、創造的に生きられる。その結果、さらに成功しやすくなるというわけです。
なので、自分が生き方が分からないからと言って、その答えとして安易に、とりあえずお金やキャリアといった誰もが目指す目標を目指す必要はありません。
大事なのは、あなたが人生に望んでいることを明確にした上で、今楽しめる生き方を見つけることです。
この機会に、自分の望む将来に繋がっていると思えて、かつ今楽しくやれる道筋を見つけていきましょう。
生き方が分からない時にやりたいこと10選
では、いよいよ生き方が分からない時にやりたいことをご紹介していきます。どれもシンプルな方法ですが、効果があります。1つでも実践していってください。
そして可能であれば、複数のやり方を試してみて下さい。
なぜなら、様々な角度から生き方について考えることで、より違った視点でのヒントが得られるからです。
それでは1つずつご紹介していきます。
【1】生き方が分からない時は、自分年表を書く。
生き方が分からない時は、自分年表を書いてみましょう。自分の過去を振り返ることで、これからの教訓やヒントが得られます。
やり方は、まずは自分の年齢を書いていきます。例えば、今30歳だとしたら、「0歳、1歳、・・・19歳、20歳、・・・25歳、26歳、27歳、28歳、29歳、30歳」と縦に並べて書いていきます。
そして各年齢で、「どんなイベントがあったか?」「どんなことに取り組んでいたか?」「どんな年だったのか?」を思い出して書いてみましょう。
例えば、「23歳 大学卒業 新卒入社」という感じです。
そして、そこから体験したこと、学んだこと、教訓など気づいたことを書いてみましょう。
例えば、「23歳 大学卒業 新卒入社 → 仕事に着いていけず悩んだ。でも努力で仕事ができるようになった。」など。
こうやって自分の過去を振り返ることで、過去から学び、今後の人生の教訓を得ることで、自分の生き方が見えてきます。
これだけでも今後の人生の道筋が見えますので、ぜひやってみて下さい。
【2】生き方が分からない時は、自分の価値観を書く。
生き方が分からない時にやって欲しいことがあります。それは、自分の価値観を紙に書き出してみることです。
なぜなら、自分の価値観は、生き方の指針を示してくれるからです。価値観とは、自分が大切だと思うことです。
生き方が分からない人は、自分の価値観も分からないことが多いように思います。自分の価値観が分からなければ、自分が人生で大切にしたいことも分からないので、生き方も分からないままになります。
なので、生き方が分からないと思った時こそ、自分の価値観を言語化してみましょう。簡単です。「あなたが人生で大切にしたいことは何ですか?」という質問の答えを考えるだけです。
コツは難しいことは考えないことです。とにかく思いついたことはすぐに紙やスマホメモ帳に記録していくことです。
それだけでも、自分の生き方が見えてきますので、ぜひやってみて下さい。
【3】生き方が分からない時は、憧れの人を思い浮かべる。
生き方が分からない時には、憧れの人を思い浮かべるのも効果的です。この方法であれば、いつでも、どこでもできます。
なぜ、憧れの人を思い浮かべるのかというと、自分の欲求を知るためです。
憧れの気持ちは、あなたの欲求を教えてくれます。あなたが潜在的に望んでいることだからこそ、憧れを抱くわけです。つまり、憧れは潜在欲求の一部というわけです。
なので、憧れの人を思い浮かべてみましょう。できれば3人~10人の憧れの人を思い浮かべてみて下さい。その人達のどんなところに憧れているでしょうか?その人達に共通することは何でしょうか?その人達への憧れは、自分のどんな潜在欲求の現れでしょうか?
こういったことを考えてみて下さい。自分の欲求はそのまま生き方のヒントになります。
シンプルなことですが、自分の生き方が分からない時には十分に効果的なエクササイズと言えます。ぜひ、取り組んでみてください。
【4】生き方が分からない時は、嫉妬する人から学ぶ。
※今後、更新予定。お楽しみに!