
あなたがやりたいことが見つからないと悩んでいる就職活動中の方であれば、この記事を最後まで読んで下さい。
なぜなら、この記事には、
- 就職でやりたいことが見つからない原因
- やりたいことが見つからない人のための就職術
といった内容をお伝えしているからです。
やりたいことが見つからないから何をしていいのか分からないといった悩みは解消されます。何が原因で、何をすればいいのかを具体的に詳細に解説しているからです。
なので、やりたいことが見つからないと悩んでいるのであれば、この記事の内容を1つ1つ実践すれば、最終的には自分の思考が整理され、就職の方向性も見えてくるでしょう。
目次
やりたいことが見つからない人が就職では当たり前の理由
まず今、就職活動中でやりたいことが見つからないと悩んでいる方に知っておいて欲しいことがあります。
それが、やりたいことが見つからないのが就職では当たり前だということです。やりたいことが見つからないからと言って、焦る必要もないし、不安に思う必要もありません。普通のことだと思ってください。
実際に就職を終えて、社会人を何年も、何十年も経験してきた方でも、やりたいことが見つからないと悩んでいる人が多いものです。なので、まだ20歳前後のあなたがやりたいことが見つからないと悩んでいたとしても、何もおかしなことはないのです。
やりたいことが見つからないデメリットは気にしない!
世間では、就職ではやりたいことを見つけた方がいいという意見もあります。例えば、次のようなメリットがあるというわけです。
- 就職先を決めやすい。
- 志望動機が強くなる。
- 仕事のモチベーションが上がる。
- 早期退職しなくなる。
一方、やりたいことが見つからないと、次のようなデメリットがあると言われています。
- 就職先を決まらない。
- 志望動機が弱くなる。
- 仕事のモチベーションが下がる。
- 早期退職しやすくなる。
ですが、こういったデメリットをそれほど気にする必要はありません。
なぜなら、事前の準備で解決するからです。
例えば、就職先の決め方を学べば、就職先が決めやすくなります。志望動機も、事前にしっかりと準備すれば問題ありません。
たとえ、やりたいことが明確であったとしても、自分の勝手な思いだけが先行してしまい、志望動機としてズレた自己PRをしてしまうと、逆に面接に通らないケースだってあります。
また、やりたいことが見つからないことのデメリットを気にする必要がないもう1つの理由が、就職前と就職後はイコールではないからです。
例えば、就職前は「やりたい仕事はコレだ」と思って、モチベーションが高かったけど、実際に就職してみると「なんか違うな…」となって、モチベーションが下がっていくこともあります。逆もあります。
このように一般的には、やりたいことが見つからないことのデメリットとして紹介されていることで、実はそれほどデメリットではなかったりします。
やりたいことが見つからない人のための思考法
今、就職活動中でやりたいことが見つからないという方は、「やりたいことが見つからないと、就職先が決まらない」という考え方は捨てて下さい。
やりたいことが見つからないからといって、就職先が決まらないなんてことはありません。逆に、やりたいことを見つけたからといって、就職先が決まるなんてこともありません。
いくら自分の熱意が高かったとしても、採用するかどうかを決めるのは企業であり、その企業の面接官だからです。
そして、本当にやりたいことかどうかは、やってみないと分からないものです。なので、とりあえずのやりたいことで構わないので、とにかく決めて、やってみることです。
そうしないと、本当にやりたいことかどうかは分かりません。就職活動をきっかけとして、就職してから、やりたいことを見つけていけばいいという考え方で目の前の就職活動に取り組むようにして下さい。
とはいうものの、この記事では、やりたいことが見つからない人のための就職術をご紹介していきます。なので、この先を読み進めているうちに、やりたいことが見つかる可能性も十分にあります。
それでは次章では、やりたいことが見つからない原因について解説します。
やりたいことが見つからない就職希望者の3つの原因
では、ここからは、やりたいことが見つからない就職希望者の3つの原因について解説します。あなたはどの原因に当てはまっているでしょうか?
まずは、なぜ自分がやりたいことが見つからない原因についてチェックしてみてましょう。
主な原因は、次の3つです。
- 仕事を知らない
- 心理的抵抗を受けている
- 価値観が明確になっていない
やりたいことが見つからない就職活動の原因1:仕事を知らない
まずやりたいことが見つからない就職活動の原因の1つ目が、仕事を知らないことが挙げられます。
私たちは、知らないことに対して、興味は抱かないし、選ぶこともできません。私たちは知っていることの範囲内で、興味を抱き、選択します。
ということは、就職活動でも同じで、あなたが業界や職業、具体的な仕事をどれだけ知っているかが、あなたの興味・関心の幅と度合いを決めます。
なので、あなたが仕事を知らなければ、やりたいことが見つからない状態になってしまうのは当たり前です。
今、やりたいことが見つからない状態になっている方は、業界や職業、仕事内容を知ることから始める必要があります。
その方法については。後ほど、詳しく解説しますので、そちらもご参考下さい。
やりたいことが見つからない就職活動の原因2:心理的抵抗を受けている
やりたいことが見つからない就職活動の原因の2つ目が、心理的抵抗を受けているというものです。
あなたは、無意識に「できない」といって諦めていることはありませんか?本当はやってみたいことがあるのに、その仕事は自分には無理だと諦めてしまっていると、視野が狭くなってしまいます。
他には、業界や職業を悲観的に見てしまったりしていませんか?「この業界は斜陽産業だから…」「この職業は給料が安いから…」と考えていませんか?
このような心理的抵抗によって、視野が狭くなってしまい、やりたいことが見つからないという状態になっているケースも多いです。
その場合は、まずは、はじめから悲観的に考えて選択肢から外してしまうのではなくて、視野を広げて考えてみることです。
やりたいことが見つからない就職活動の原因3:価値観が明確になっていない
やりたいことが見つからない就職活動の原因の3つ目は、価値観が明確になっていないことがあります。
業界や職業、仕事について良く知っていて、心理的抵抗もない。それでも決まらないという場合は、自分が何を基準に選べばいいのかが分かっていないのが原因です。
選択肢がたくさん合っても、その選択肢の中から何を基準に取捨選択して絞っていけばいいのかが分からないと、最終的に就職先を決めることはできません。
そのため、自分の選択基準を知るためには、自分が何を大切にしたいのか、価値観を明確にする必要があります。
価値観を知る方法についても、この後で詳しく解説するので、そちらを参考にして欲しいと思います。
やりたいことが見つからない人の就職術11選
それでは、いよいよ具体的に何をすればいいのかを解説していきます。やりたいことが見つからない人の就職術ということで11個のアクションをご提案します。
これを1つ1つクリアしていくことで、何をすればいいのか悩むこともなくなりますし、クリアしていくごとに自分の思考が整理され、就職の方向性が決まっていくでしょう。
それでは、1つずつご紹介していきます。
やりたいことが見つからない人の就職術1:業界を知る
※今後、更新予定。お楽しみに!