
発想力を鍛える方法を知りたいと思っていませんか?実は、発想力を鍛えることは簡単にできます。なぜなら、発想のコツを知っているか知っていないかで、発想力は簡単に上がるからです。
そこで、この記事では、
- 人の能力を引き出す専門家である私(コーチングの専門家)が
- 誰でもすぐに発想力を高めることができる方法を解説することで
- 仕事や人生で創造性を発揮する方法を教えます。
発想力は非常に非常に重要なスキルです。なぜなら、現代では、IT技術の発展によってただの情報には価値がなくなってしまい、いかに創造性を発揮するかで価値を生み出す時代になっているからです。
なので、発想力のある人が評価され、収入が高くなっていきます。また、人生を生きていく上でも、発想力があれば副業や起業などの道も開けてきます。
つまり、あなたの人生は発想力次第で、大きく変わる可能性があるということです。
なので、この記事を最後まで読むことで、発想力の鍛え方をマスターして下さい。「知っているか、知っていないか」「やるか、やらないか」で発想力に差がつく、そんな発想力の技をご紹介していきます。
目次
発想力を鍛える17の方法
この章では、発想力を鍛える方法について1つ1つ解説していきます。今からご紹介する方法は、誰でもできて、すぐに効果があることです。
本当に、やった人は発想力が高まり、やらない人は発想力が低いままです。それほど、あっさりと差が出てしまう発想力の技です。
ぜひ、1つ1つ実践してみて下さい。目標は、発想法の習慣化です。自然にできるまで、何度もチェックリストとして活用し、読み返し、マスターして下さい。
それでは、解説していきます。
発想力を鍛える方法1:自分は発想力に優れていると思う
まず発想力を鍛える上でやるべきことがあります。それが、自分は発想力に優れていると思うことです。
なぜなら、人間の発想力は「自分は発想力が優れている」と思うだけで向上することが分かっているからです。
その理由は、自分が発想力に優れていると思うことで、「これは本当に、独創的か?」「これは本当に、面白いアイデアか?」と自問自答するようになるからです。これは物凄く簡単で速効性のある発想力の鍛え方の1つです。
つまり、自分が発想力に優れていると思うことで、誰もが考え付くような平凡なアイデアを排除できるようになり、独創的なアイデアを選べるようになるということです。
ということで、この瞬間から「自分は発想力が優れている」と思いましょう。
発想力を鍛える方法2:「有」から新しいアイデアを生み出すこと
発想法を鍛える上で知っておきたいことが、新しいアイデアの作り方です。そもそも新しいアイデアとは、どうやってできるのかを知っておくことで、やるべきことが見えてきます。
新しいアイデアの作り方はこうです。
新しいアイデアは、既存のアイデアを組み合わせることで生み出すことができます。
実は、まったく新しいアイデアを考えることはかなり難しいと言われています。なぜなら、現代では、すでにアイデアが出し尽くされているからです。
「これは凄いアイデアだ!」と思っても、すでに世界のどこかの人がすでに考えているアイデアであることがほとんどだということです。
なので、一見、まったく新しいアイデアのように見えても、実は既存のアイデアの組み合わせであることがほとんどです。
つまり、「無」から「有」は生み出せないということです。「有」から「新しい有」を生み出すことが、新しいアイデアを生み出すということです。
発想力を鍛える方法3:自分だったらどうするか考える
会議でアイデアを求められた時に、なかなかアイデアが出てこないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?会議以外にも、上司や友人からアイデアを求められても、アイデアが出てこないと悩んでしまっている人もいるでしょう。
そんな方にやって欲しいのは、「自分だったらどうするか考えること」です。
どうして他人にアイデアを求められた時に出てこないかというと、自分事化できていないからです。自分事化できないと、その状況をリアルにイメージできないため、アイデアも出にくくなります。
ですが、「自分だったらどうするか…」と考え始めると、アイデアを出すために、自然と状況の理解を深めようとし、考えるようになります。
なので、発想力を鍛える上で、常に「自分だったらどうするか」を考えるようにしましょう。
発想力を鍛える方法4:とにかく素材を集める
発想力は、素材の多さで決まります。先ほど、「無から有は生み出せない。有から新しい優なら生み出せる。」と書きました。つまり、無の状態から素材を集めることで有を作りださないと、その先の新しいアイデアは生まれないということです。
そのため、発想力を高めたいのであれば、とにかく素材を集めることです。
アイデアを作るのに必要だと思われるあらゆる情報を集めましょう。この準備がどれだけしっかりできるかで、発想力が違ってきます。
発想力を鍛える方法5:事例を真似る
発想力を鍛えるなら、事例を真似ることから始めるのも非常に有効です。新しいアイデアは、既存のアイデアをベースにして生み出されます。
ということは、「既存のアイデア=事例」を調べて、真似ることで、新しいアイデアを生み出せる可能性が高くなります。
ビジネスの世界には、TTPという言葉があります。これは、「徹底的にパクる」という意味で使われます。もちろん、法的な侵害は許されませんが、法に触れない程度であれば、真似た方がいいというわけです。
このTTPの考え方は、まさに人間が新しいアイデアを生み出すプロセスを理解しているからこその考え方と言えます。人は、真似ることで、学び、結果として、新しいアイデアを生み出します。
なので、事例をたくさん調べてみましょう。真似できそうなところは真似してみましょう。
発想力を鍛える方法6:意識してノイズを加える
発想力を鍛えるなら、意識してノイズを加えることです。ノイズを加えるとは、まったく違う分野や業界、業種、事例からヒントを得るということです。
これまで、新しいアイデアを生み出す基本は、既存のアイデアの組み合わせだと書いてきました。ということは、何と何を組み合わせるかによって、アイデアが変わってきます。
より独創的の高いアイデアを出そうと思うのであれば、異質を取り入れる必要があります。つまり、同じ分野から情報を集めるだけではなく、全く違う分野からも情報を集める必要があるということです。
「同質×同質」は平凡なアイデアになりやすいですが、「異質×異質」は独創的なアイデアを生み出す可能性が高くなります。
発想力を鍛える方法7:抽象化と具体化で発想する
発想力を鍛えるなら、抽象化と具体化で発想しましょう。先ほど、意識的に別の分野からヒントを得るようにしましょうと書きました。ですが、それって具体的にどうするの?という方も多いんじゃないかなと思います。
よくある言い訳が「それはうちの業界では使えない」というものです。
この言い訳は禁句です。はじめから使おうとしていないだけです。それが発想力の低さと言えます。
では、どうすればいいのか?
他分野からアイデアのヒントを得るためには、抽象化と具体化で発想することです。
抽象化とは、「どうしてこれが上手くいっているのだろう?」と本質的要因を考えることです。そして、具体化とは、「それを応用してうちにも使えないだろうか?」と自分に活かすための具体的なアイデアに落とし込むことです。
例えば、カフェの集客がテーマだとしたら。「どうして遊園地に人が集まるのだろう?」と抽象化して考えると、「楽しいからだ」という答えが出たとします。であれば、「ただ食べるだけではなく、楽しい体験を提供できないか?」と具体化して考えてみます。
そうすると、「忍者カフェ」「プラネタリウムカフェ」「ゲームカフェ」「ミシンカフェ」といったアイデアが出てきそうです。(※実際にこういったカフェは存在しています。)
このように他分野の事例を抽象化・具体化して考えることで、独創性の高いアイデアを生み出しやすくなります。なので、発想力を高めたい方は、意識的に他分野の事例を抽象化・具体化して発想してみましょう。
発想力を鍛える方法8:常識を疑う質問をする
※今後、更新予定。お楽しみに!