結果を出すためには、どのような目標設定を行うかが重要です。目標設定の仕方によって、パフォーマンスが異なることは様々な研究で報告されています。そこで、ここでは、目標設定の理論について、ご紹介します。

私が紹介する理論は、心理学や脳科学の知見をベースとして構築された目標達成メソッドであるコーチングの理論です。なので、人間のマインド(脳と心)の仕組みに基づいた再現性のある方法であり、なおかつ、学問的理論よりも、実践で結果の出せるように構築された実践的理論です。

コーチングとは、という疑問はこちらを参考にして下さい。

なので、あなたが、これからご紹介する目標設定の理論を学び、取り入れることで、大きな結果を出せるようになります。そして、人生全体がより良くなっていきます。

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目標設定の、一般人は知らない4つの原則

これから紹介する目標設定の4つの原則は、一般の方は知らないことです。あるいは、知っていても実践できていないことです。なので、多くの人が、これから紹介する原則と違ったことをしていたりします。その結果、思うように自分を動かすことができずにいます。

目標設定の前にゴール設定が必要!

目標設定を行う前に、ゴールを設定する必要があります。ゴールは、最終的に望む状態のことです。目標は、現状から最終地点までの過程の状態のことです。

ゴールと目標の関係は次のような図で表現できます。

多くの人が、ゴールという望ましい状態を明らかにせずに、いきなり目標を設定しがちです。その結果、その目標を「達成したい!」という気持ちが湧かず、目標に向かっていけないという状況に陥ります。

なので、まずはゴールを設定する必要があります。そして、どのようなゴールを設定するのかが、私たちのパフォーマンスを左右し、目標達成のスピードと達成率を左右してしまいます。

そこで、この記事では、ゴール設定についてかなり詳しく解説していきたいと思います。

目標設定までの具体的な手順は、以下の記事を参考にして下さい。

原則1:やりたいと思うことをゴールとして設定する

ゴール設定の1つ目の原則は、「やりたいと思うことをゴールとして設定する」です。多くの人が、本音ではやりたくない目標を設定し、その達成を目指してしまっています。やりたいと思うことをゴールとして設定する理由について、2つ紹介します。

理由①:パフォーマンスを高めるため

やりたいと思うことをゴールとして設定する理由は、パフォーマンスを向上させるためです。人間は、やりたいことをすることで、最もパフォーマンスが高くなります。反対に、やりたくないことをすると、パフォーマンスが著しく低下してしまいます。

ここで言う"パフォーマンス"とは、やる気、行動力、創造力、問題解決能力、意思決定能力、学習能力、感情コントロールといったマインド(脳と心)によって生み出される能力のことです。

実際、多くの人がやりたくないことを目標として設定してしまっているため、「やる気が出ない」「行動できない」「続かない」といって悩んでいます。その根本的な原因は、実は、やりたくないことをしているからなのです。

やりたくないことをしている時点で、ブレーキがかかってしまっています。それを無理くり、パフォーマンスを上げようと思っても、ブレーキとアクセルを同時に踏むようなもので、無理があるのです。

理由②:幸せになるため

やりたいと思うことをゴールとして設定するもう1つの理由は、幸せになるためです。実は、コーチングは、目標を達成するためだけでなく、個人がより幸せになっていけるように理論が構築されています。

結局、私たちが、いくら目標を達成しようとも、その本人の人生がより良くなっていかず、幸せを感じることができなければ意味がありません

なぜ私たちが「目標を達成しよう!したい!」と思うのか、それを考えてみれば、それは私たちが幸せになりたいからです。ですが、実際は、自分の幸せと関係性の低い目標を設定してしまい、その目標の達成を目指すことで、生き苦しさを感じてしまっている人がいます。

なので、自分の幸せに繋がるようなゴールを設定することから始める必要があるのです。あなたが、本当に自分の幸せにつながるゴールが設定することができれば、「やる気が出ない」「行動できない」「続かない」といったことで悩むことはなくなるでしょう。

原則2:現状の外にゴールを設定する

ゴール設定の2つ目の原則は、「現状の外にゴールを設定すること」です。現状の外にゴールを設定するとは、「今の自分では到底達成できないような高いゴール」「現時点では、達成方法がまったく分からないような高いゴール」を設定するということです。

現状の外にゴールを設定する理由を、3つ紹介します。

理由①:パフォーマンスを高めるため

現状の外にゴールを設定する理由は、パフォーマンスを高めるためです。人間は、現状と理想のギャップが大きくなればなるほど、高いパフォーマンスを発揮します。

例えば、お腹が空いたとします。

そして、「お腹が空いているという現状」と「お腹を満たしたいという理想の状態」とのギャップが、[食べ物が目の前にある場合食べ物が目の前にない場合食べ物が遠いところにある場合食べ物が川の向こうにある場合]の順に大きくなっていく、つまり、食べ物を手に入れることが難しくなっていきます。

そして、そのギャップの大きさが、大きければ大きいほど、人は、パフォーマンスを発揮するようになります。(※上図が、「ギャップの大きさ」と「人のパフォーマンス」の関係をまとめた図。)

なので、ゴールを現状の外に設定することで、学習能力、行動力、創造力といったパフォーマンスが高くなり、ゴール達成や目標達成が有利になります。

理由②:先にゴールに必要な物事を認識できるようにするため

現状の外にゴールを設定する2つ目の理由は、先にゴールに必要な物事を認識できるようにするためです。

私たちの脳にある脳幹という部位には、RAS(Reticular Activating System、網様体賦活系)があります。このRASは、外部からの情報に対してフィルターの役割を果たしています。私たちは、このRASによって、外部から大量に流れ込んでくる情報を処理し、自分にとって「重要」な情報だけを認識できるようになっています。

そして、ゴールを設定するということは、そのゴールを達成したいと思うわけですから、当然、自分の中での"ゴール"の重要度が高くなります。その結果、RASによって、そのゴールに関わる物事(=情報)を認識できるようになるというわけです。

ここで重要なことは「どんなゴールを設定するかで、自分が認識できる物事が違ってくる」ということです。

例えば、年収1000万円というゴールを設定した人は、年収1000万円になるために必要な物事について認識するようになります。ですが、言い方を換えると、年収1000万円になるために必要な物事しか認識できないということです。

なので、お金持ちになりたいという人は、"始めから"年収1億円(もちろん、年収10億円でも、年収100億円でも可!)を稼ぐことをゴールとして設定しておく必要があるということです。これは企業におけるビジネスのゴールも同じです。

孫正義、本田圭佑、イチロー、スティーブ・ジョブズ、ウォルト・ディズニーといった成功者は、まだ成果を出していない無名時代から、現状の外にゴールを設定していた人達です。彼らは、始めから、現状の外にゴールを設定していたからこそ、そのゴールを達成するために必要な物事を認識することができ、結果として大きなことを成し遂げることができたと言えるでしょう。

理由③:イノベーションを起こすため

現状の外にゴールを設定する3つ目の理由は、イノベーションを起こすためです。

私たちには、現状を維持しようする性質があります。それは、私たちが動物として、自分の身を守るために生まれながらに備わっている性質です。そのため、無意識に、これまで通りを維持しようとしてしまいます。新しいことに挑戦したり、新しい習慣を身に着けるのが難しいのは、この現状維持が働いてしまっているからです。

そして、新しいことに挑戦したり、新しい習慣を身に着けていく必要のある、目標達成においては、この現状維持が障害となります。

そこで、この現状維持を克服する方法の1つが、現状の外にゴールを設定するということなのです。

現状の外にゴールを設定すると、そのゴールを達成するために、根本的に変えなければいけない部分が出てきます。

例えば、年収1000万円の働き方と、年収1億円の働き方は違っていることでしょう。働き方だけでなく、考え方、行動、習慣、人間関係、ライフスタイルも違っているはずです。それなのに、これまで通りの働き方をしていては、どうしても年収1億円には到達しないでしょう。どこかで、退職して起業するか、副業を始める必要が出てきます。

(すでに起業している経営者も同様です。目標とする額に応じて、働き方、考え方、行動、習慣、人間関係、ライフスタイルなど、あらゆる部分が違ってくるでしょう。)

ですが、多くの人が、「去年はいくらの収入を得たから、今年はいくらアップを目指そう!」というように、現状の延長線上にゴールを設定してしまっているため、現状を維持する性質が働き、これまで通りの働き方をしてしまい、大きな収入アップには繋がらないのです。

それが、現状の外にゴールを設定すると、RASの働きによって、これまで通りの働き方では無理があることに気づくようになります。その結果、退職して起業するか、副業を始めるといった、これまでと違った働き方を選択するようになります。

このように、現状に大きな変化を起こし、まったく新しい道を選択することを、イノベーション(変革)と言うのです。イノベーションは、大きな結果をもたらします。

コーチングには心理学や脳科学に基づいた知見を活用することで、"確かに"人生の可能性を押し広げ、豊かで幸せな人生を生きられるような仕掛けが施されています。その仕掛けの1つが、イノベーションを起こすために、現状の外にゴールを設定することなのです。

原則3:様々な分野にゴールを設定する

ゴール設定の3つ目の原則は、「様々な分野にゴールを設定する」ことです。仕事やお金の目標だけを設定しがちです。ですが、仕事やお金は、私たちの人生の一部にしか過ぎません

様々な分野にゴールを設定するとは、仕事やお金はもちろん、趣味、人間関係、家族関係、社会貢献、健康、ライフスタイル、生涯学習といった、あらゆる分野においてゴールを設定するということです。

様々な分野にゴールを設定する理由について、2つ紹介します。

理由①:人生を幸せに生きるため

様々な分野にゴールを設定する1つ目の理由は、人生を幸せに生きるためです。コーチングでは、目標を達成するだけでなく、その人が人生をより幸せに生きられるように理論が構築されています。その1つが、様々な分野にゴールを設定するということです。

仕事やお金は、あくまでも人生の一部でしかありません。それなのに、仕事やお金のゴールしか持たずに生きていくと、人生全体を見たときに、果たして、それで本当に幸せな人生だったと言えるのだろうか、という生き方をしてしまうリスクが高くなります

例えば、仕事を頑張って、お金はたくさん持っているけど、ストレスだらけの毎日を過ごしている、家族との仲が悪い、自分が本当に好きなことが出来ていない、周囲の人から嫌われている、といったことが起こる可能性が高くなるということです。

なので、人生全体を見て、様々な分野にゴールを設定する必要があるのです。

理由②:視野を広げ、相乗効果を生み出すため

様々な分野にゴールを設定する2つ目の理由は、視野を広げ、相乗効果を生み出すためです。

例えば、ビジネスが上手くいっていない経営者がいるとします。その方の問題は、ビジネスにあると思われがちですが、意外と、人間関係に問題があったりします。

その経営者が家族を大切にしていなかったり、社員を大切にしていなかったりと、周囲の人達を大切にしていないからこそ、その経営者のリーダーシップが発揮されず、周囲の人のパフォーマンスが低下してしまっている。だから、どれだけその経営者が頑張ったとしても、周囲の人達の協力が得られずに、上手くいかないということが起こっている場合があります。

(どこかの組織で働いたことがある人なら、上記のような状況を目の当たりにしたことがあるのではないでしょうか。)

そこで、経営者が人間関係についてのゴールを立てたとします。すると、その経営者の人に対する接し方が変わり始めます。その結果、家族に支えられ、社員の士気も高まり、ビジネスも上手く行くようになっていきます。

このように一見して関係がないと思われる分野にゴールを設定することで、他のゴールにも影響が及ぼされるのです

もう1つ例を挙げましょう。

例えば、「お金が欲しい! お金が欲しい!」と思いながらも、稼ぐための行動を起こせていない人がいるとします。(よくある例なので、このような人について、自分や周囲の人に心当たりがあるかもしれませんね。)

実は、そのような人の原因は、心の底から「お金の必要性」を感じていないからなのです。人間は、自分にとって本当に必要性の高いことに、考えを巡らせ、行動を起こします。

そこで、知っておきたいことは、「お金は手段であり、目的ではない」ということです。お金を得ることで、「安心感が欲しい!」「モテたい!」「大きな家に住みたい!」「親孝行がしたい!」「オシャレをしたい!」「子供の夢をかなえてあげたい!」といった目的を達成したいがために、私たちはお金を欲するのです。

なので、お金という手段を考える前に、自分は何を望んでいるのか、という目的から考えることが大切なのです。お金から考える発想は、「どんな家を建てたいか?」という目的を考える前に、「釘がいくら必要だろうか?」という手段を考えているのと同じです。「どんな家を建てたいか?」という目的があって、必要な釘(=お金)の数が決まるのです。

それが、他の分野についてもゴールを設定するということです。他の分野にゴールを設定することによって、お金の必要性も出てきます。

例えば、「高級ゴルフクラブを買ってプレーする(趣味のゴール)」「親に海外旅行を毎年プレゼントする(人間関係のゴール)」「歯の健康のために家族全員、自費診療を受けるようにする(健康のゴール)」「今よりも大きな家に住む(ライフスタイルのゴール)」「学習塾に通えない子供たちのために、無償で教材や勉強場所を提供してあげる(社会貢献のゴール)」といったゴールを設定すると、どうしてもお金の必要性が出てきます。その結果、お金を得ようとする意欲が湧き、行動に繋がっていくようになります。

原則4:達成する前に、さらに高いゴールに更新する

ゴール設定の4つ目の原則は、「達成する前に、さらに高いゴールに更新する」ことです。

「このゴールは、このまま行けば達成できそう!」と思った瞬間、そのゴールは現状の中に入ろうとしている、あるいは、すでに現状の中にあるゴールになってしまっています。そのため、改めて、現状の外にゴールを設定し直す必要があるということです。

理由①:高いパフォーマンスを維持するため

達成する前に、さらに高いゴールに更新する理由は、高いパフォーマンスを維持するためです。

燃え尽き症候群という言葉がありますが、これは、努力したにも関わらず、期待していた以上の結果が得らなかった時、意欲をなくてしまう症状です。実は、意欲をなくすのは、燃え尽き症候群と逆の場合もあります。つまり、ゴールを達成してしまって満足してしまって、意欲がなくなってしまうという心理現象があります。

(もしかすると、すでに経験した方もいるかもしれませんね。)

ゴールを達成して意欲をなくすのは、現状と理想のギャップが解消されてしまったために起こります

先ほど、現状と理想のギャップが、その人のパフォーマンスを左右する、ということを解説しました。まさに、ギャップがなくなってしまったために、意欲が低下したのです。

なので、高いパフォーマンスを維持するためにも、常に現状の外にゴールを設定しておく必要があるのです。

理由②:さらに先の理想を実現するため

達成する前に、さらに高いゴールに更新する理由は、さらに先の理想を実現するためです。

今のゴールが最終地点だと思っている方もいるかと思いますが、そのゴールのさらに先があります。あなたの今のゴールよりも、さらに先の理想が実現されたなら、あなたの人生はもっとより良くなるのではないでしょうか?

人間は、学び、成長する生き物です。人間は、創造力を持っています。なので、「過去がどうだった」「今がどうだから」と言って、未来も、過去や現在と同じだとは限りません。あなたは、学習能力や創造力を発揮し、成長していくことができます

過去や現在とは違った未来を創ることができるのです。そのためにも、達成する前に、さらに高いゴールに更新し、さらに先の理想に向かっていけるようにする必要があるのです。

まとめ ~大きな成果を出す人は皆、ゴールを持っている!~

大きな成果を出す人、例えば、孫正義、スティーブ・ジョブズ、イチロー、本田圭佑といった人達は、みんなゴールを持っていました。しかも、現状の外にある大きな大きなゴールです。そして、彼らが、その大きな大きなゴールを持っていたのは、まだ世の中に名が知れ渡る前からです。

(彼らのエピソードから、彼らが始めから現状の外にゴールを設定していたことが分かります。ご存じない方は、一度、調べてみると、自分のゴール設定のヒントになりますよ。)

彼らのゴールの設定の仕方は、心理学や脳科学をベースとしたコーチングから見ても正しいゴール設定だったと言えます。それは、この記事を読んで下さった方なら納得して頂けることでしょう。

あなたも早速、4つの原則に従って、ゴールを設定してみて下さい。ゴール設定が、あなたの人生が変わり始めるキッカケとなるでしょう。

  • 原則1:やりたいと思うことをゴールとして設定する
  • 原則2:現状の外にゴールを設定する
  • 原則3:様々な分野にゴールを設定する
  • 原則4:達成する前に、さらに高いゴールに更新する

最後に、目標設定シートを用意しているので、そちらも使ってみて下さい!スムーズに目標の設定ができると思います。
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