1日の計画を立てていますか?「面倒だからやってない…」、そんな人もいるのではないでしょうか?
そこで、たった3分でデキる計画術をご紹介します。ダイエットや筋トレ、副業など必要な行動の実行力が高まる方法です。
1日を計画することで、偶然に身を任せて過ごすのではなく、意識的に有意義な1日を過ごせるように、ぜひ取り入れてみて下さい。
3分でデキる1日の計画術
やり方は、私が提唱しているセルフコーチング・モデル「IORDAモデル」を使います。
3分でデキることは限られています。なので3分でやることは、「今日、何をするのかたった1つの小さな行動を決めること」です。
用意するのは、紙とペン、もしくはスマホのメモ帳です。そして、以下のステップに従って、質問の答えを考えていきます。
慣れてくれば3分という制限時間を設けて、集中して直感的にサクサクと終わらせてしまうのがコツです。
ステップ1:想う(Image)
まずステップ1「想う(Image)」です。この段階では、目標を明確にします。
「どうなりたいんだっけ?」
普段、このような質問を自分に問うことがない人がほとんどだと思います。目標を忘れている状態は、現状が基準になっていて、なんとなくその日の流れに流されて1日を過ごしてしまうことになります。
ですが、目標を再確認することで、目標を基準にして1日の時間の使い方を意思決定することができるようになります。
なので毎日、自分に「どうなりたい?」と問うことで目標を忘れずに行ってみて下さい。
ステップ2:観る(Observe)
ステップ2は、「観る(Observe)」です。現状に目を向けてみましょう。
「今、目標の実現度は何%でしょうか?」
目標を明確にした後で、現状を認識すると「ヤバい!」「あともうちょっと!」「意外と進んでる!」など人によって反応が違うと思います。ですが、共通することは「心が反応する」ということです。
理想をイメージした後に、現状に目を向ける。この方法は、心理学ではメンタル・コントラストと呼ばれる手法です。
「理想→現実」「ポジティブ→ネガティブ」を対比させることで、ギャップ(=ストレス)を感じるようになり、行動変容が促されます。
ステップ3:気づく(Realize)
ステップ3は、「気づく(Realize)」です。
「何が障害?」
目標を妨げている障害は何でしょうか?
ここで取り組むべき課題が明確をします。
ステップ4:決める(Decide)
ステップ4は、「決める(Decide)」です。
「どんな選択肢がある?」
ステップ3で明確になった課題を解決するために、どのような選択肢があるでしょうか?
ここでは戦略や戦術といった大まかな方向性を決定します。
ステップ5:動く(Act)
ステップ5は、「動く(Act)」です。
「今日、いつ、何をする?」
今日、何をするのか具体的に計画を立てます。
ポイントは、その日の予定に合わせて、小さな行動を計画することです。
計画倒れする時は、壮大な計画を立てた時です。私たちは普段、仕事や家事、子育てなどやるべきことがたくさんあります。
なので、小さな行動で構いません。まずちょっとした一歩を踏み出すための行動を計画することです。
ちょっとした一歩を踏み出すことができれば、その日はOKです。
そして、時間に余裕があるなら、ちょっとした一歩に「+α」の行動をすればいいです。
まとめ
文章で読むと時間がかかりそうだと思った方もいるかもしれません。
ですが、たった5つの質問を自分に投げかけるだけです。そして、小さな行動を計画することです。それなら3分でデキそうではないですか?
①どうなりたいんだっけ?
②実現度は何%?
③何が障害?
④どんな選択肢がある?
⑤今日、いつ何をする?
まずは1日だけお試しでやってみて下さい。ダイエットや筋トレ、副業など必要な行動の実行力が高まるはずです。