
プロフィールの書き方によって、あなたが選ばれるかどうか決まります。サラリーマンであればプレゼンで評価されるかどうか、起業家や士業、フリーランスであれば自分を高く売れるかどうかが決まってしまいます。
実は、上手に使えば、それほどインパクトがあるのがプロフィールです。
なので、もしあなたが今よりもビジネスで成果を出したいのであれば、この記事を最後まで読んで下さい。
なぜなら、この記事では、
- コピーライターである著者(私)が
- 人を動かすためのコピーライティングの技術と、心理技術を使った
- 自分を高く売るためのプロフィールの書き方を
解説しているからです。
この記事の特徴は、コピーライターだからこそ教えられる、読ませて、動かすための心理術を使ったプロフィールの書き方を学べることです。
なので、こんな人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
- プロフィールって読まれないから意味ないんじゃないの?
- 説得力のあるプロフィールを書きたい!
- プロフィールで自分の価値を高めたい!
- ブログやSNS、チラシなど集客のためにプロフィールを作りたい!
目次
なぜ、プロフィールの書き方が重要なのか?
プロフィールの書き方は、非常に非常に重要です。その理由は3つあります。
重要性1:説得力を上げるため。
プロフィールの書き方が重要な理由は、説得力が上がるかどうかが決まるからです。
プロフィールは、講演会や研修、セミナー、コンサル、プレゼンなどのあらゆるシーンで、あなたの発言の説得力を左右します。
また、ブログやホームページ、Youtube、SNSなどのネット上におけるコンテンツの説得力も左右してしまいます。
なぜなら、情報の価値は、内容だけで決まるのではなく、「誰が言っているのか」という信用性も重要になるからです。
特に、情報が溢れている現代においては、「誰が(信用性)」「何を(有益性)」言っているのかで、情報の価値が決まります。
つまり、ビジネスのあらゆる活動において、プロフィールの書き方を工夫することで、発信者の信用性を高め、コンテンツ(発信内容や商品・サービスなど)の説得力を高めることが求められているということです。
重要性2:ファンを増やすため。
プロフィールの書き方が重要な2つ目の理由は、ファンを増やすことができるからです。自分を高く売るには、信用してもらい、ファンになってもらう必要があります。
なぜなら、商品・サービスが溢れている現代では、消費者は「何を買うか」よりも「誰から買うか」の方を重要視するようになっているからです。
また、事業者側にとっても、商品・サービス自体での差別化には限界があるため、いかに人(=自分)で選ばれるようになるかが重要になっています。
そういった背景があることから、最近ではYoutubeやSNS、メディアなどに、社長自らが露出することが多くなっています。
つまり、「あなたから買いたい」と選ばれるようにならないことには、自分を高くは売れないということです。だからこそ、「人」を売り出す方法として、プロフィールの書き方が重要になるというわけです。
重要性3:売上を上げるため。
プロフィールの書き方が重要な3つ目の理由は、売上を上げることができるからです。先ほど、商品・サービスが溢れている現代では、「誰から買うか」が重要になっていると書きました。
だからこそ、信用性を高めるためにプロフィールの書き方が重要になります。
ですが、それだけではなく、プロフィールの書き方によっては、商品・サービスの説得力も高めることができます。
そのため、より売れやすくなるというわけです。
例えば、ただ「恋愛カウンセラー」という肩書きを出すだけではなくて、「15年以上もパートナーができずに悩み続けた末に、自分の内向的な性格を活かした恋愛術を編み出した、恋愛カウンセラー」といった方が説得力が上がります。
ほんの少し文章を加えただけですが、この文章の中には「自分事化」「ストーリー」「類似性の法則」といった複数の心理技術が含まれています。
このようにプロフィールの書き方を変えるだけで、選ばれる可能性がグンと上がるというわけです。
プロフィールが役に立たない3つの理由
ところで、あなたは「プロフィールは役に立たないんじゃない?」と、どこか半信半疑な部分もありませんか。
実は、私にも「プロフィールは意味がない」と思っていた時期があります。ですが、プロフィールが役に立たないのには理由があります。
言い方を変えれば、ほとんどの人が、“ある理由”のせいで役に立たないプロフィールを使っていると言えます。
その“ある理由”とは、次の3つの理由です。
- 読まない
- 信じない
- 行動しない
この3つの理由は、文章を作る上で「乗り越えなければいけない壁(読者の態度)」として、コピーライティングの分野で言われていることです。
1つずつ解説していきます。
理由1:そももそ読まれていない
プロフィールが役に立たない理由は、そもそも読まれていないからです。情報が溢れている現代において、読者は文章を読んでくれません。もちろん、プロフィールも。
そのため、いかに読ませるかが、最初の壁になります。
つまり、読まれないプロフィールは、当然、次にも繋がらないので、役に立たないプロフィールになってしまうというわけです。
あなたのプロフィールは読まれているでしょうか?
理由2:信じてもらえていない
プロフィールが役に立たない2つ目の理由は、信じてもらえていないからです。言い方を変えると、ファンになってもらえていないということです。
読者は信じてくれません。なので、きちんと信じてもらうための情報を出す必要があります。「誰が(発信者)」「何を(情報)」「どのように(書き方)」書くかによって、信用度が違ってきます。
ですが、多くの人は、名前と肩書、年齢、経歴といった情報のみのプロフィールを書きがちです。
本当に今のプロフィールで信用してもらえているでしょうか?
理由3:行動してくれない
プロフィールが役に立たない3つ目の理由は、行動してくれないからです。
読者は行動してくれません。だからこそ、行動してもらえるように、きちんと導線を作らないといけません。
例えば、名前や肩書、経歴だけが書かれたプロフィールだと、次に繋がりません。
ビジネスにおいては、プロフィールも販促ツールの1つです。きちんと戦略を持って、プロフィールを設計していく必要があります。
あなたのプロフィールは次に繋げる戦略はあるでしょうか?
いかがでしょうか?「読まない」「信じない」「行動しない」といった読者の視点に立って考えてみると、今の自分のプロフィールが良いのか悪いのかが分かるのではないでしょうか。
このように役に立つプロフィールと、役に立たないプロフィールには違いがあるというわけです。
知らないとヤバいプロフィールの4つの目的
具体的なプロフィールの書き方を学ぶ前に、プロフィールの目的を理解しておく必要があります。
なぜなら、プロフィールの目的を理解していないと、プロフィールで何をすべきなのか、その本質が分からないからです。
プロフィールの目的は次の4つです。
- もっと興味を持ってもらう。
- 記憶してもらう。
- 信用してもらう。
- 次の行動をしてもらう。
これらを1つずつ解説してきます。
目的1:もっと興味を持ってもらう。
プロフィールの1つ目の目的は、自分にもっと興味を持ってもらうことです。なぜなら、自分に興味を持ってもらうことで、別のコンテンツを見てもらったり、最終的にはファンになってもらえるからです。
逆に言うと、興味を持ってもらえないと次に繋がらないということです。
あなたにも次のような経験はありませんか?
1.ブログやSNSでコンテンツを見る
↓※発信者への興味が湧く
2.誰が書いているのかプロフィールを見る
↓※発信者への興味が深まる
3.別のコンテンツも見たくなる/サービスを知りたくなる
このようなプロセスにおいて、「2」のプロフィールの段階で興味を深めてもらえないと、読者は「3」のような次の行動は起こさないということです。
だからこそ、もっと興味を持ってもらうためのプロフィールの書き方をする必要があるということです。
目的2:記憶してもらう。
プロフィールの2つ目の目的は、記憶してもらうためです。情報が溢れている現代において、いかに自分を覚えてもらうかは重大な課題です。
覚えてもらえないことには、それっきりで終わってしまうこともあります。特に、ブログやSNS、Youtubeといったネット上のコンテンツでは、1回みてそれっきりというケースも多いです。
ですが、覚えてもらえれば、いろいろと検索して見つけてもらえます。
ということで、情報が溢れている中で、いかに覚えてもらうのか?
そのためのツールが、プロフィールというわけです。なので、覚えてもらうためのプロフィールの書き方をする必要があるということです。
目的3:信用してもらう。
プロフィールの3つ目の目的は、信用してもらうことです。つまり、ファンになってもらうことです。
「何を買うか」よりも「誰から買うか」の時代においては、いかに信用してくれるファンを増やすかが重要です。
そして、より信用してもらうためには、自分を知ってもらうことです。そのためのツールが、プロフィールです。
そのため、信用してもらうためのプロフィールの書き方が必要になってきます。
目的4:次の行動をしてもらう。
プロフィールの4つ目の目的は、次の行動を起こしてもらうことです。プロフィールもビジネスツールの1つです。そのため、次に繋がるようなプロフィールでないと、勿体無いと言えます。
例えば、プロフィールを読んでもらった後に、ホームページやブログのおすすめ記事、サービスページなど、自分がみて欲しい情報に繋げていくべきです。
そうやってプロフィールを使って、読者の購買活動のフェーズを次へと進めるのが理想です。
そのためには、このプロフィールを読んだ人にどんな行動を取って欲しいのか?、ビジネスの戦略を考えた上でのプロフィールの書き方が重要になってきます。
絶対覚えておきたい!読まれるプロフィールの型
※今後、更新予定。お楽しみに!