
あなたは、覚悟とは何のかを理解していますか?もし、あなたが覚悟を決めるとはどういうことなのかを理解することができれば、あなたは人生を大きく変えるきっかけを得ることができ、成功を加速させることができるようになります。
覚悟は、勉強でも、仕事でも、人生でも、どんなことであっても、あなたの可能性を最大化するカギとなることは間違いありません。それが覚悟について考えてきた、私の結論です。
私は、人の能力を引き出す専門家として、覚悟について研究してきました。私自身、覚悟についてこう思っていました。恐らく、あなたも同じことを思っているのではないでしょうか?
覚悟を決めることの重要性はなんとなく感じているけれど、覚悟を決めるといっても具体的に何をすることなのか分からない。
結局、覚悟したような、覚悟できていないような、なんとなくの「やるぞ!」とその一瞬の気持ちで終わってしまう。
覚悟って何なんだ?どうすれば覚悟を決められるんだろう?
もし、あなたも同じ疑問を感じているのであれば、この記事は非常に参考になるのではないかと思います。
覚悟は一時的な気持ちの盛り上がりだけで終わってしまう原因は、ハッキリしています。その原因は、覚悟を決めるとは、どういうことなのかを具体的に理解していないからです。
そして、覚悟を決めるとはどういうことのかが分かれば、覚悟ができるようになる。私はそう考えたのです。
そして、あなたがこの記事で紹介する覚悟の決め方を実践すれば、
- 行動力が上がる
- 目標達成率が上がる
- 収入が増える
- 人生を大きく変えるきっかけが得られる
といった変化を得られる可能性が高くなります。
それでは、覚悟について一緒に学んでいきましょう!
目次
そもそも覚悟とは?
そもそも覚悟とは何でしょうか?ここから理解しておかないと、覚悟を決めるとはどういう事なのかが理解できません。
そこで、まずは覚悟とは何なのかということについて解説したいと思います。
覚悟とは、国語辞典の意味は…
まず国語の辞書的には、覚悟とは、次のように説明されています。
覚悟とは、危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。
(上記の定義は、「goo辞書」引用。)
つまり、覚悟を決めるとは、危険なこと、不利なこと、困難なことを受け入れることを決めるということになります。
ですが、このままでは覚悟を決めるとは、具体的に何をする事なのかがイメージできないのではないでしょうか?
そこで私はこう考えました。
覚悟とは、私の場合は…
私は覚悟とは、こう考えています。覚悟とは、「不」を受け入れること。
これをもう少し噛み砕いて説明すると、覚悟とは、不快、不便、不都合、不利益、不確実といった「不」を受け入れること、という意味になります。
私たちは覚悟を決めること、つまり、不快、不便、不都合、不利益、不確実といった「不」を受け入れることによって、成功を引き寄せることができるようになるということです。
では、なぜ覚悟を決めると、成功を引き寄せることができるのでしょうか?そのことについて次章で詳しく解説したいと思います。
なぜ、覚悟が成功を引き寄せるのか?
覚悟を決めることによって、「不」を受け入れることができれば、成功を引き寄せられると言いました。では、なぜ覚悟を決めると成功を引き寄せられるのでしょうか?
その理由は、「不」の中に、成長やチャンスがあるからです。これはどういうことなのでしょうか?
覚悟がなくて成功できない人の特徴
まず、何をやっても上手くいない人、つまり、成功しない人は、「不」を選ばないという特徴があります。
不とは、不快、不便、不都合、不利益、不確実のことです。そして、「不」の反対は、具体的に言えば、快、便利、好都合、利益、確実になります。
そして、成功しない人は、快、便利、好都合、利益、確実を求めます。例えば、楽して儲かることがあれば、その方が良いと思うわけです。
ですが、快、便利、好都合、利益、確実の中には、成功を妨げる要素も多分に含まれています。というよりも、快、便利、好都合、利益、確実の中には、成功がないと言えるでしょう。例えば、楽して儲かることがあればいいけど、実際にはそんなことをないわけです。
つまり、楽をすれば成功できないし、自分の利益だけを追求していると周囲の人間が離れていってしまうし、確実なことを求めていても現状維持をし続けるだけということです。
これは不を選ばないと、成功はないということです。少なくとも、快、便利、好都合、利益、確実の中には、成長やチャンスはないということです。
ですが、成功しない人は、快、便利、好都合、利益、確実を選ぼうとしがちです。つまり、「不」を受け入れることができてしない。それは、覚悟を決めることができていないということです。
覚悟して成功する人の特徴
そして一方、成功する人は、「不」を選ぶという特徴があります。不快、不便、不都合、不利益、不確実なことに挑戦するということです。その結果、成長やチャンスを得ることができ、成功する可能性が高くなります。
これは、勉強でも、仕事でも、人生でも同じことが言えます。成功しない人は「快、便利、好都合、利益、確実」を選び続け、成功する人は「不快、不便、不都合、不利益、不確実」を選びます。それが、覚悟ができているかの違いです。
それでは、もっと具体的に覚悟を決めるとは、どういうことなのかを実践レベルで説明していきたいと思います。
覚悟を決める方法
では、覚悟を決めるとはどういうことなのかを実践レベルで解説していきます。覚悟を決めるとは、不快、不便、不都合、不利益、不確実を受け入れることです。では、不快、不便、不都合、不利益、不確実とはどのようなことなのでしょうか?
それを知れば、覚悟を決める方法が分かります。
覚悟を決める方法1:不安や恐怖を感じることに挑戦する
覚悟を決める方法の1つ目が、不快を受け入れるということです。不快を受け入れるとは、不安や恐怖を感じることに挑戦するということです。
不安や恐怖を感じないことをやっていても、それは現状維持をしているだけです。現状維持するということは、目標達成もできないし、収入も増えないし、人生は変えられないということです。
自分にはできないかもしれない、そんな不安や恐怖を感じることに挑戦することが、成長やチャンスを得る事に繋がります。
それが覚悟を決めるということです。
覚悟を決める方法2:大変なこと、非効率なことをやり抜く
覚悟を決める方法の2つ目が、不便を受け入れるということです。不便を受け入れるということは、大変なこと、非効率なことをやり抜くということです。
楽なことをしていても成功はできません。効率だけを求めて、泥臭いことを避けていては成功できません。勉強でも、仕事でも、地道な継続が欠かせません。
成功している人は、成功する前から大変なこと、非効率なことを泥臭く続けていることがほとんどです。
大変なこと、非効率なことをやり抜きましょう。それが覚悟を決めるということです。
覚悟を決める方法3:新しい環境に飛び込む
覚悟を決める方法の3つ目は、不都合を受け入れることです。不都合を受け入れるということは、新しい環境に飛び込むということです。
今の環境のままでいるのは、都合がいいです。ですが、新しい環境に飛び込まないと、新しい出会いやチャンスが得られません。
必ずしも、今の環境を捨てる必要はありません。意識が高い人達が集まるコミュニティや、自分とは違った職業の人達が集まるコミュニティなど、新しい環境に飛び込んでみましょう。
都合の良い環境だけに居続けるのではなく、新しい環境に飛び込む。それが覚悟を決めるということです。
覚悟を決める方法4:自分が損するようにする
覚悟を決める方法の4つ目は、不利益を受け入れることです。不利益を受け入れるということは、自分が損するようにするということです。
一番最初に自分が得しようとする。自分だけが得しようとする。そうすると大抵上手くいきません。上手くいったとしても、ずっとは上手くいきません。
なぜなら、周りの人はそういう人に着いていこう、協力しよう、勝たせてあげようとは思わないからです。その結果、チャンスもやってきませんし、成功確率も下がります。
なので、不利益を受け入れ、自分が損するようにしておくことです。つまり、相手が得するようにしておくことです。
覚悟を決める方法5:リスクのあることをする
覚悟を決める方法の5つ目は、不確実を受け入れることです。不確実を受け入れるということは、リスクのあることをするということです。
現状を変えようと思ったら、これまでとは違うことをしなければいけません。これまでと同じことをしていたら、これまでと同じ結果が続くだけです。
そして、これまでとは違うことをするということは、不確実なこと、つまりリスクのあることにチャレンジするということでもあります。
現状を変えたい、今上手くいっていない、そんな時にはこれまでにやっていないことはないか考えてみましょう。そして実際に、やってみましょう。
覚悟の決め方〈心理技術〉
覚悟を決めるといっても、恐怖心で覚悟を決めきれないというケースも多いと思います。そんな時には心理技術を使うことです。
ここでは4つ紹介します。
精神的安心を確保する
覚悟を決めて、背水の陣で取り組むことが推奨されることがあります。ですが、背水の陣は、精神的負荷つまりストレスが大きくなるのでおすすめしません。
ストレスは、思考力や感情コントロール力などの脳機能を低下させます。その結果、物事が上手くいきにくくなります。
なので、覚悟を決めるためにも、まずは精神的安心を確保しておくことです。「失敗しても大丈夫」という安心要素があることで、目の前のことに集中できるようになります。
小さなことをやってみる
覚悟がなかなか決められないのは、いきなり大きなことをしようとするからです。行動のハードルを下げることで、心理的負担を減らすことができます。
なので、実行できない時には、行動のハードルが大きいのではないかと疑ってみて下さい。そして、自分が実行に移せるような小さな行動から始めてみましょう。
慣れるまでやり続ける
恐怖心で覚悟が決められないという場合は、慣れるまでやり続けることです。もちろん、安心を確保し、小さな行動から始めて下さい。
そうやって、徐々に行動のハードルを上げていくのです。そうすれば、できることも増えて行きます。
習慣化する
覚悟を決めたものの、なかなか行動ができないというケースもあるでしょう。そういう場合は、習慣化を徹底することです。
毎日の歯磨きのように、何も考えずに自動で行えるようにすることです。
習慣化については、以下の記事を参考にして下さい。