
パーソナルブランディングで、自分を売れるようにしたいと思いませんか?もし、あなたがデザイナーやライター、占い師、カウンセラー、パーソナルトレーナー、セミナー講師といった個人で副業や起業をして、ビジネスをしていきたい、あるいはすでにビジネスをしているなら、この記事を最後まで読んで下さい。
この記事の特徴は、
- コピーライターであり、人の能力を引き出すコーチである私が
- 超実践的なパーソナルブランディング理論と具体的なやり方までを一気にお伝えすることで
- いかにお金も知名度もない個人がゼロからビジネスを加速させていくか
を解説している点です。
副業や起業で、個人ブランドを確立するのは、何といっても売れるためです。とにかく副業であれ、起業であれ、個人がビジネスを行っていく上で、売上を上げることが大切です。
なので、一般的なパーソナルブランディングよりも、「なぜ?」「なにを?」すべきなのかという実践的なパーソナルブランディングを学んだ方が売上に繋がります。
ということで、いかにセルフブランディングを行っていくか、ブランドの基本を解説していきたいと思います。
(注)手っ取り早くノウハウを知りたいという方は、「超実践的なパーソナルブランディング理論を解説します!」か「パーソナルブランディングで売れる12の方法」から読み進めてください。
目次
なぜ、パーソナルブランディングが必須なのか?
そもそも、なぜパーソナルブランディングが必要なのかを理解していますか?実は、これから副業や起業をしようとする人にとっては、パーソナルブランディングが必須です。
なぜなら、現代は「何を買うか」よりも「誰から買うか」の時代と言われていて、自分ブランドを確立して選ばれるようにしないと売れにくくなっているからです。
今は、商品・サービスが溢れています。なので、商品が優れていることは当たり前になっていて、あとは誰から買うかで、売れるか売れないかが決まる時代になっているということです。
そのため、パーソナルブランディングができていないと、お客様にとっては「あなたじゃなくてもいい」ということになり、「売れない」「安売りしかできない」といった状況に陥ってしまいます。
反対に、パーソナルブランディングに成功すると、「楽に売れる」「高く売れる」といった状態を作ることができます。
「楽に売れる」というのは、無理やりに売り込みをしなくても売れるということです。無理な売り込みをしなくても、高く売れる。これは個人でビジネスをやる上で、理想的な状態であり、目指すべき状態です。
なぜなら、売り込みをしないと売れなくて、しかも安くしか売れないとなると、とても自分一人ではビジネスが成り立たないからです。安いものをたくさん売るには、それに伴う人手とお金が必要になります。これを用意できるのは大企業だけです。
なので、人手とお金、時間などのあらゆるリソースが限られている一個人がビジネスをやっていくのなら、少しでも効率的に、少しでも高く売ることを考えなくてはいけません。
そのため方法論が、パーソナルブランディングというわけです。そして、パーソナルブランディングの具体的なやり方をこの記事で解説していきます。
ブランドとは?【知らないと失敗します】
ところで、あなたはブランドとは何なのかを知っていますか?ブランドとは何なのかを知っておかないと、間違ったことをしていまい上手くいかない可能性があります。
なので、ここでブランドについて説明させて下さい。
ブランドという意味は、昔、自分の飼っている家畜かどうかを見分けるために行っていた「焼印」から来ていると言われています。自分の家畜に焼印をすることで、所有者を“識別”していたのです。
つまり、ブランドとは、識別するための印であると言えます。
現代のビジネスにおいても、一般的には、ブランドというと、他社との違いを識別させるための印を意味しています。具体的には、ロゴやネーミング、デザインなどの印、そして、それらの印から連想されるイメージを含めてブランドです。
つまり、いかに「印」と「印に関連するイメージ」を作り上げていくかがブランディングというわけです。
そのことを様々な人が、様々な定義で説明しているわけです。
ここでブランディングについては、大企業と個人の違いを理解しておく必要があります。その違いを理解していないと、上手くいきません。
大企業と個人のブランディングの違いとは?
大企業と個人のブランディングの大きな違いは、認知度があることを前提したブランディングかどうかということです。この違いを理解して、個人向けの、まさに「パーソナルブランディング」を学び、実践しないと失敗してしまいます。
一般的に書籍などで語られているブランディングは、すでに認知度が高い大企業向けのブランディング手法です。
この手法を、認知度がほぼない個人が真似しても上手くいきません。
なぜなら、個人ブランドを作る場合は、まったくのゼロからいかに認知度を増やしていくのか。そこから、セルフブランディングをやっていく必要があるからです。
ですが、すでに認知度のある大企業はそんなところからやる必要はありません。だからこそ、いかに良いイメージを持ってもらうか、そのイメージ作りの部分だけが語れることが多いです。
なので、この記事で、私はパーソナルブランディングを独自に噛み砕いて説明していきます。他の方とは説明が異なっているかもしれませんが、すぐに実践で使えるようにあえてそうしています。
では、私のパーソナルブランディング論はどのようなものなのでしょうか?それを次章で解説していきます。
超実践的なパーソナルブランディングを解説します!
ここから私なりのパーソナルブランディング論を解説させて頂きます。私のパーソナルブランディング論は、無名でお金も信用もない個人が売れるようになるためにはどうすればいいかを起点として考えられたものです。
その基本的な考え方を、これからご紹介させて頂きます。
パーソナルブランディングの目的
パーソナルブランディングの目的は、売上の最大化です。自分ブランドを確立し、選ばれやすくすることによって、売上を上げる。これがパーソナルブランディングの目的です。
大企業向けのブランディングのように「いかに良いイメージを持ってもらうか」といったぼんやりとしたものではありません。
そして、売上を上げるためにパーソナルブランディングでは、次の3つのことが重要になってきます。
パーソナルブランディングのフレームワーク
私なりにパーソナルブランディングを説明すると、パーソナルブランディングとは、「価格<商品」による営業コスト削減と、売上の最大化を実現するために、「認知度(awareness)」「魅力(Value)」「信用(Trsut)」を高めていくことです。
図で表現すると、以下のようになります。
まず、「価格<商品」という式が成り立たないと、人は買ってくれません。モノが溢れている現代では、価格以下の商品は売れません。
そして、「価格<商品」を成立させることができれば、無理な売り込みをしなくてもいいので営業コストが削減されますし、また選ばれやすくなるので売上も増やすことができます。
(上図で言えば、「価格>商品」のグレーゾーンを超えないと売れないということです。)
そのためには、「認知度(awareness)」「魅力(Value)」「信用(Trsut)」を高めていく必要があるということです。
- 認知度=いかに知ってもらうか?
- 魅力=いかにこれが欲しいと思ってもらうか?
- 信用=いかにあなたから買いたいと思ってもらうか?
つまり、たくさんの人に知ってもらえばもらうほど、そして「これが欲しい」「あなたから買いたい」と思ってもらえば思うほど、売れるようになるということです。
そして、これらの英語の頭文字をそれぞれ取って、パーソナルブランディングのフレームワークとして「AVT」と覚えておいて下さい。
パーソナルブランディングでやるべき3つの事
あなたがパーソナルブランディングでやることは、次の3つです。
- 認知度を高める
- 魅力を高める
- 信用を高める
まずは知ってもらわないことには何も始まりませんので、まずは認知度を増やすことです。
そして、認知度を増やす活動の中で、お客様とコミュニケーションをとり、商品開発に力をいれ、魅力を高めていきます。目指すは、「これが欲しい」と言われる状態です。
ですが、魅力があるだけでは、まだ不完全です。なぜなら、類似の商品・サービスが溢れている現代なので、お客様は別の人を選ぶことだってできるからです。
だからこそ、信用を高めていきます。目指すは、「あなたから買いたい」と言われる状態です。
このように、「認知度→魅力→信用」のプロセスで、ゼロから売れるようにしていくのがパーソナルブランディングです。
そしてパーソナルブランディングが効果を発揮し始めると、あなたのブランド力はどんどん上がっていきます。なぜなら、信用が増えれば増えるほど、さらに認知度が増えるからです。
具体的には、「業界内で目立つ」「口コミ」「取材」「他社とのコラボ」といったことで、認知度が増えて行きます。これは信用があるからこそできることです。
なので、パーソナルブランディングは、「認知度→魅力→信用」のサイクルを回し続けるのがポイントです。実際、世の中で成功した人が、次も上手く行く理由は、このようなサイクルが生まれているからだと言えます。
では、パーソナルブランディングと言っても、具体的に何をすればいいのでしょうか?そのことについて次章で解説していきます。
パーソナルブランディングで売れる12の方法
※今後、更新予定。お楽しみに!