
あなたは就職で自分の強みが分からないと悩んでいませんか?また、自分の強みの伝え方について悩んでいませんか?
もしそうなのであれば、この記事を最後まで読んで下さい。
なぜなら、この記事を読むことで、就職や転職などの面接において評価される自分の強みの見つけ方と伝え方が分かるからです。
そして、この記事で伝えるエッセンスの特徴は、私が提唱している才能マーケティングの一部を就職や転職で使えるようにアレンジしている点です。
才能マーケティングとは、あなたの持っている才能を発掘し、育て、お金に変えるための考え方と方法を体系化したスキルです。
このスキルは、就職はもちろん、転職あるいは副業や起業においても必須となるスキルであることは間違いありません。
なぜなら、社会では、自分の強みを価値として提供することで、より評価されるようになるからです。自分の強みが、就職であれば年収という形で、副業や起業であれば売上という形で、評価が可視化されるということです。
つまり、この記事で、自分の強みを知り、伝え方を学ぶことは、一生もののスキルになるということです。とはいうものの、難しくはありません。できるだけ簡単にお伝えしていきます。
目次
面接で評価される自分の強みとは
では、最初に面接で評価される自分の強みとはどういうものなのか、について理解しておきましょう。そこの理解が間違っていると、結局、自分の強みだと思っていたことは、相手からするとまったく強みではなかったということも起こり得ます。
まず、自分の強みとは、自分が他人よりも優れている事、あるいは自分のなかで優れている点のことです。
理想を言えば、他人よりも優れている事があることですが、そういった自分の強みがないことの方が普通だと思います。そうなると、自分のなかで優れている点を探すことになるでしょう。
では、面接で評価される自分の強みとはどのようなものでしょうか?
それは、自分の強みと、面接官(企業)が求めている事が一致する強みです。
評価するのは面接官(企業)です。ということは、面接官(企業)が求めている事である必要があります。「これが自分の強みです」と自己PRしても、相手が求めていなければ評価されないということです。
面接対策として自己PRを考える時、自分のことばかり必死になってしまい、このような他者視点が欠けてしまうことがありますので注意が必要です。
自分の強みが評価されるには?
そして、自分の強みが評価されるために重要なことがあります。それは、自分の強みを見つけただけでは評価されないということです。
自分の強みを見つけて、それを評価されるように伝えないといけません。つまり、強みの見つけ方と、伝え方が両方揃わないと、評価されないということです。
なので、この記事では、自分の強みの見つけ方から、伝え方まで解説します。
その前に、なぜ自分の強みが分からないのかについて知っておく必要があります。自分の強みが分からない原因を知ることができれば、自分の強みを知るために何をすればいいのかが分かってきます。
なぜ、自分の強みが分からないのか?
就職活動中で自己分析しようと思った時に、自分の強みが分からないということで悩んでしまう人がいます。なぜ、自分の強みが分からないのでしょうか?その原因について解説します。
自分の強みが分からない理由。それは、自分のことを自分で理解していない部分があるからです。
心理学では「ジョハリの窓」という考え方があります。
自分が知っている | 自分が知らない | |
他人が知っている | 開放の窓 | 盲点の窓 |
他人が知らない | 秘密の窓 | 未知の窓 |
- 自分も他人も知っている部分を「開放の窓」
- 自分は知っているけど、他人は知らない部分を「秘密の窓」
- 自分は知らないけれど、他人は知っている部分を「盲点の窓」
- 自分も他人も知らない部分を「未知の窓」
と呼びます。
このジョハリの窓が表していることは、自分のことを、自分では気づいていない部分があるということです。
つまり、自分の強みを見つけようと思ったら、自分一人で考えていても、なかなか自分の強みが見えてこないということです。
自分では気づけていない以上、他人から気づかせてもらう必要があるというわけです。
例えば、よくある自己分析の方法として、質問集を使ったり、才能診断ツールなんかを使って、自分の強みを探します。
ですが、そういった質問集や才能診断ツールだけで見つかる自分の強みは限られているということです。
実際に、普段からあなたと接している人達から気づかせてもらうことによって、自分が知らない自分の強みを教えてもらう必要があります。
この記事でも、自分の強みを見つける方法として、質問や才能診断ツールについてもご紹介します。特に、質問は他とは違った切り口もあると思いますので、しっかりと取り組んでみて下さい。
それでは、次章から、自分の強みの見つけ方について具体的なやり方を解説していきます。
自分の強みの見つけ方14選
この章では、自分の強みの見つけ方についてご紹介していきます。できれば、すべてやってみて下さい。自分の強みを見つけるには、様々な角度や方法で探っていった方が見つかりやすいです。
自分の強みの見つけ方1:自己分析ツールを使ってみる。
自分の強みを見つける方法の1つ目は、自己分析ツールを使うことです。すでに使っている人もいると思うので、一番最初にご紹介しました。なので、すでに使っているという方は、自分の強みの見つけ方2からご覧ください。
自己分析ツールは、その結果が絶対的に正しいというわけではなく、あくまで参考やヒントに過ぎないかもしれませんが、自分に気づきを与えてくれるという意味では活用するメリットはあると思います。
自己分析ツールも様々なものがありますので、いろいろ試してみて、いろんな角度からヒントを得るといいでしょう。
それでは具体的なツールを、無料で簡単に使えるものからご紹介していきます。
自分の強みを見つける自己分析ツール1:リクナビ診断
リクナビ診断は、リクナビが提供している診断ツールです。SPI開発部が監修しており、簡単に5分で本格診断ができます。
自分の強みを見つける自己分析ツール2:適職診断MATCH
「CAB」「GAB」「玉手箱」などの採用テストを作成している日本エス・エイチ・エルという会社が監修している自己分析ツールです。仕事に関して個人の行動傾向を測定することができ、自分の強みや適職が客観的に診断できます。
自分の強みを見つける自己分析ツール3:SKIT
質問数が多く取り組むのに65分くらいの時間がかかりますが、課題発見能力、想像力、基本的思考力等が得点で分かったり、自分のタイプを特性別で診断してくれます。時間がかかる分、フィードバックの量も多いので、多くのヒントを得られるかもしれません。
自分の強みを見つける自己分析ツール4:ストレングス・ファインダー
こちらはお金が掛かってしまう方法です。
ストレングス・ファインダーは、米国の組織コンサルティングのギャラップ社が提供している、非常に有名な自己分析ツールです。診断結果は、34の資質のうちどの資質が優れているのか、上位5つを教えてくれます。
新品の書籍を購入すると、付属しているアクセスコードを使って、診断を受けることができます。※中古品の書籍を購入してもアクセスコードは無効になっていますので新品である必要があります。
自分の強みの見つけ方2:逆境を乗り越えた経験を振り返る。
自分の強みを見つける方法の2つ目は、逆境を乗り越えた経験を振り返ることです。あなたの人生の中で、辛かった事やピンチを乗り越えた経験はありませんか?
そういった経験を振り返ることで、自分の強みを見つけるヒントが得られることがあります。
あなたは辛かった事やピンチをどうやって乗り越えましたか?
その当時を振り返って、自分にはどのような資質(性格)や能力があると思いますか?
自分の強みの見つけ方3:成功体験を振り返る。
※今後、更新予定。お楽しみに!