
好きなことを仕事にすることについて、「本当に可能なのか?」「どうすればいいのか?」といった疑問を持っていませんか?私も過去に同じようなことで悩んだ経験があります。
そこで、私がこれまでの学びと経験から、好きなことを仕事にするための考え方と、具体的な7つの手順についてご紹介します。
この記事は、あなたが好きなことを仕事にできるように、新しい視点とたくさんのヒントを与え、自分の理想の未来に向かって、何か新しい行動を起こしてもらうために書きました。参考にして頂ければ幸いです。
そして、副業・起業を行う上ではビジネススキルは必須です。そこで、好きなことを仕事にするために必要なマーケティングスキルを学べる動画をご用意しましたので、この記事と合わせてご覧ください。
目次
好きなことを仕事にすることは可能か、不可能か?
好きなことを仕事にすることについて、いろいろと意見があります。「好きなことを仕事にすると、生きていけない」「好きなことを仕事にすると、稼げない」など。
ですが、それらの意見は、絶対的なものではありません。好きなことを仕事にして、幸せにお金を稼いでいる人達もいるからです。
まず大切なことは、他人や世間の意見よりも「あなたはどうしたいのか? どうするのか?」という“あなたの思いと選択”です。
あなたの人生は、あなたのモノです。なので、あなたが自分の人生をより良くしていくための選択をすることができます。
もし好きなことを仕事にしたいと思ったのなら、他人の意見だけを聞いて諦めるのではなく、まずは小さな挑戦から始めてみることをおすすめします。
この記事から、好きなことを仕事にするためのヒントを掴み取って下さい。
次章では、好きなことを仕事にするための思考法についてご紹介します。この思考法ができるかどうかで、好きなことを仕事することが可能か、不可能かに分かれてしまいます。
ちなみにもし、そもそもやりたいことが分からないという方は、以下の記事もご参考下さい。
好きなことを仕事にする人の思考法
好きなことを仕事にする人は、どのような考え方を持っているのでしょうか?ここからは思考法についてご紹介します。
「思考が変われば、行動が変わる。行動が変われば、結果が変わる。」と言われるように、好きなことを仕事にする上で、これからご紹介する思考法は非常に重要です。
1.好きな仕事か、お金かの2択で考えない
好きなことを仕事にするなら、好きな仕事か、お金かの2択で考えないことです。
好きなことを仕事にするということを考えた場合、多くの人が、「好きなことで食べていけるのかどうか」という発想になってしまっています。これは、「仕事=お金」と1つのこととして考えているからです。
そうなると、好きな仕事をすることができなくなります。
なぜなら、好きな仕事をするか、お金かの2択でいつも考えてしまうので、生活のためにお金を選んでしまうからです。
好きな仕事をする人は、こう考えます。
お金を手に入れつつ、好きなことを仕事にする。
好きなことを仕事にするなら、このように2択で考えるのではなく、視野を広げて考えるべきです。
2.複業で好きなことを仕事にする
「お金を手に入れつつ、好きなことを仕事にする」と言っても、どうすればいいのか?
その答えが、複業です。好きなことを仕事にするなら、複業をすることです。
「1つの仕事しかしてはいけない」と視野が狭くなっていると、好きな仕事かお金かの選択を迫られます。
ですが「仕事は複数あってもいい」と考えると、好きなことを仕事にするための選択肢が広がります。
実際、今では副業(複業)が当たり前になってきています。
複数の仕事を行うことによって、お金を手に入れつつ、好きなことを仕事にするが可能になります。
3.今すぐにゆる~く、好きなことを仕事にする
好きなことを仕事にするなら、今すぐにゆる~く始めることです。
好きなことを仕事にする人は、早いうちに好きなことを仕事にすることに挑戦します。
なので、知識やスキル、経験、人脈がどんどん蓄積されていきます。そして、誰よりも早く始めているということは、打席に立っている数が多いということなので、それだけチャンスも多くなります。
一方、好きなことを仕事にできない人は、いつか準備が整ってから挑戦しようと考えています。
なので、いつまでも知識やスキル、経験、人脈が蓄積されません。当然、チャンスもありません。
仮に、いざ挑戦したとしても上手くいかないことが多いです。なぜなら、初めてやったスポーツやゲームをやっても勝てないのと同じで、“初めての挑戦”だからです。
そして現実は、いつまでも好きなことを仕事にできない人は、「いつか」始めようと思って、結局は何もしないまま時間だけが過ぎていきます。
なので、好きなことを仕事にするなら、“いつか”ではなく“今すぐに”行動を起こすことです。
趣味を始めるような軽い気持ちで、ゆる~く始めてみることです。
4.“お金以外”を稼いで好きなことを仕事にする
好きなことを仕事にするといっても、最初から十分なお金を頂けることは稀です。それが普通です。
なので、好きなことを仕事にするにあたって、最初はお金以外の報酬を得ることです。
お金以外の報酬とは、「経験」「実績」「信用」です。これらは、資産となります。
経験はお金に変わります。なぜなら、経験によってスキルアップすれば、より大きな価値を提供できるようになるからです。当然、その価値に応じてお金を頂けるようになります。
そして、実績もお金に変わります。例えば、実績がゼロだと、お客様からすると信用できない商品・サービスなので購入できません。
そこで、最初の1人目には無料で商品・サービスを提供し、実績(事例)として使わせてもらうとします。そうすると、2人名以降のお客様は安心してお金を払ってくれやすくなります。もちろん実績(事例)が多いほど、お客様が集まってくるようになります。
そして、信用もお金に変わります。例えば、商品・サービスを無料で提供してあげたら、相手も自分の得意なことで手伝ってくれるかもしません。また、応援してくれるかもしれません。
お金ではなく、人の信用を得ることで仲間や協力者を得ることは、ビジネスの成功率を高めてくれます。
このように好きなことを仕事にする上で、報酬は必ずしも「お金」である必要はありません。
好きなことを仕事にするのが上手くいかないのは、最初からお金を得ようとするからです。もっと視野を広げて長期的に考えて、「経験」「実績」「信用」を得ることを考えた方が上手くいく可能性が高くなります。
むしろそちらの方が近道だったりします。
ということで、お金以外の報酬で好きなことを仕事にすることから始めてはいかがでしょうか。
5.“好きなことを仕事にする”を楽しむ
好きなことを仕事にするなら、とにかく長く続けることです。
自分のことや、商品・サービスについて知ってもらうためには、時間がかかります。なので、コツコツと長く続けていくことで、少しずつ知ってもらえるようになります。
そのことを知らずに「上手くいかない」とすぐに諦めてしまうのは勿体無いことです。「上手くいかない」のではなくて「知ってもらうのに時間がかかっているだけ」なのです。
ですが、それが分からずにすぐに諦めてしまう人が多いのが現実です。
好きなことを仕事にするなら、長く続ける覚悟をすることです。
そして長く続けるためにも、好きなことを仕事にするプロセスを楽しむことです。“お金が稼げないから止める”ではなく、“経験や実績、信用を稼ぐことを楽しみながら”好きなことで仕事するのです。
感謝されたり、人との繋がりが広がっていくのを楽しむのです。
そういう人が結果的には、好きなことを仕事にするを実現していきます。なぜなら、楽しむことで長く続けられ、経験、実績、信用(仲間、協力者)が増えていくからです。
ここでご紹介した5つの思考ルールは、好きなことを仕事にする上で大切な考え方です。ぜひ、この記事を何度も読み返すことで、頭に“新しい思考”を擦り込んでいって欲しいと思います。
好きなことを仕事にする仕事の選び方・働き方
好きなことを仕事にするには、どのような仕事の選び方と働き方をするといいのでしょうか?
その答えは人それぞれ異なります。人によっては独身であったり、子供がいたりするでしょう。お勤めの業界や職種、会社も違います。
なので、唯一の答えはありません。
そこでどのような仕事を選ぶべきか、働き方をするべきかについてヒントとなるような視点をご紹介します。
好きなことを仕事にする2つの働き方
まずは、働き方の方からヒントとなる視点をご紹介させて頂きます。
働き方には大きく分けて2通りあります。それが「組織に勤めて好きなことを仕事にする」か「個人で好きなことを仕事にする」かです。(ここは基本的なことなので分かっている方は、読み飛ばしてください。)
組織に勤めて好きなことを仕事にする場合
好きなことを仕事にする働き方の1つが、組織に勤めるスタイルです。正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトなど雇用形態にも種類があります。
好きなことを仕事にすると言えば、副業や起業を連想しがちですが、当然のことながら、副業や起業することだけが好きなことを仕事にする方法ではないということです。
この働き方の場合は、個人で仕事をするスタイルと比べると、好きなことを仕事にするのが簡単です。
自分が好きなことができる会社を選ぶことができるし、スキルがないなら新しいスキルを身に着けてから転職することも可能です。
ですが注意が必要なのは、必ず好きなことができるとは限らないということも考えておく必要があります。
例えば、「ゲームが好きだから、ゲームを作りたい!」と思って、ゲーム会社に入社しても、営業職に就かなければいけないこともあり得ます。
もしそのような状況になってしまった場合は、「1.希望部署に配属してもらえるように働きかける」「2. 転職する」など、好きなことを仕事にするための新しい選択が必要になってきます。
個人で好きなことを仕事にする場合
もう1つの働き方が「個人で好きなことを仕事にする」という働き方です。この働き方は、自分の力で「好きなこと」を「お金」に変えることが求められるため難易度が上がります。
また、市場(=あなたの好きなことに対して、お金を払ってでも求めてくれる人がいるかどうか)があるかどうかも重要になってきます。
あなたが好きなことを、世の中ですでにお金に変えている先人や企業が見つかれば、市場があるということが分かります。それは、あなたの好きなことはお金に変わる可能性があるということです。
ですがもし、あなたの好きなことをお金に変えている先人や企業が見つからない場合、つまり、市場がない場合は、別の市場を選ぶか、自分で市場を作る必要がでてきます。
もちろん自分で市場を作るのは非常に難しいです。
ですが、あなたが第一人者として、新しい市場を作る、つまり、あなたの好きなことに対してお金を払ってでも求めてくれる人を増やしていくことができれば、ライバルがいないのであなたが独占してお金を得られるようになる可能性があります。
(※もちろん、後からライバルが参入してくる可能性はあります。)
いずれにしても個人で稼いでいくためにはビジネススキルが欠かせません。そこで好きなことを仕事にするために必要なマーケティングスキルを学べる動画をご用意しましたので、この記事と合わせてご覧ください。
好きなことを仕事にする“ハイブリッドな働き方”
ここまで「組織に勤めて好きなことを仕事にする場合」と「個人で好きなことを仕事にする場合」について整理してきました。
今の時代、好きなことを仕事にするなら、この両方の働き方を組み合わせた「ハイブリッドな働き方」が現実ではないでしょうか。
なぜなら、組織に勤めても必ずしも好きなことを仕事にできるわけではありませんし、また個人で好きなことを仕事にするにしても最初は十分な収入が得られないことが多いからです。
このハイブリッドな働き方の場合は、多くのケースが「組織に勤めることで収入を確保しつつ、個人で好きなことを仕事にする」といったスタイルになるでしょう。
ですが最近では、「個人で好きなことを仕事をして十分な収入があるにもかかわらず、組織にも勤めて働く」というスタイルを実践している方も登場しています。この働き方は、やはり前者の働き方の延長線上にあるものです。
なので、まずは前者の働き方を実現する必要があります。では、その時にどのような仕事を選べばよいのでしょうか?
仕事を選ぶ4つの基準
ハイブリッドな働き方をする上で、どこの会社でどんな仕事をするかが重要になってきます。そこで会社や仕事を選ぶ時には、次の4つの視点が参考になります。
- 収入
- 適応
- 時間
- 仕入
「収入」と「適応」は当たり前のことですが、意外と「時間」と「仕入」は見落とされがちな視点なのでこの機会に知っておいて下さい。
収入
好きなことを仕事にする上で、生活の基盤となる収入源は大切です。なので、どれくらいの収入を得られるかが1つの判断基準となります。
適応
自分の生活スタイルに合った働き方ができるかどうかも当然ながら大切です。例えば、子供がいる場合は、正社員として働きにくいかもしれません。そんな場合は、柔軟な働き方ができる会社を選ぶことになるでしょう。
時間
自分の時間をどれくらい確保できるかは非常に重要です。主に、通勤時間と残業時間に注意が必要です。
最悪なケースは、通勤時間も残業時間も長い場合です。例えば、朝に出勤して、帰宅するのは23時以降。土日はぐったり。このような働き方では、自分の時間を十分に確保できません。
なので、「新しいスキルを身に着けて転職する」「副業を始める」といったことはずっと出来ないままです。
このケースから抜け出すには、「会社の近くに引っ越す」「収入は下がっても時間を確保できる会社に転職する」などの選択が必要になってきます。
仕入
知識やスキル、経験、人脈を得られるかどうかも重要な判断基準です。一番効率が良いのは、勤めている会社の仕事で身に着けた知識やスキル、経験を個人の仕事に生かすことです。
最近では、そのような働き方をしている人も増えてきているようです。
なので、知識やスキル、経験の仕入れ先を選ぶように、仕事や会社を選ぶのも1つの方法です。
これらの4つの基準は、もちろんそれぞれの理想や状況に応じて優先する割合が異なります。なので、「どうなりたいのか(理想)」「今どういう現状なのか(状況)」を明確にし、それに合わせた判断をすることです。
好きなことを仕事にするための一歩目の踏み出し方
好きなことを仕事にするための選択肢はたくさんあることを理解して頂けたと思います。ですが、好きなことを仕事にするためには、具体的な行動を起こしていく必要があります。
そんな時、不安や恐怖で一歩が踏み出せないという方も出てくるのではないでしょうか?
そこで、一歩を踏み出すために必要な発想として「勉強としてやってみる」という発想を提供します。
人は、「結果重視」か「学び重視」かで思考と行動が変わります。
結果を重視すれば、「成功できるか否か」という考えを生み、失敗に対する不安や恐れを感じさせ、行動にブレーキをかける可能性が高まります。
一方、学びを重視すれば、「どんなことを学び、成長することができるのだろうか?」あるいは「失敗も学びだ」といった考えを生み、失敗を過度に恐れず、前向きに行動できるようになります。
なので、好きなことを仕事にしたいという方は学びを重視することです。成功するためではなく、学ぶために行動する。その学ぶための行動の積み重ねが、結果をもたらしていきます。
というわけで、なんでも学びだと思ってトライしてみて下さい。必ずあなたにとってプラスに働きます。仮に、失敗したとしても、次に生かすことができます。
好きなことを仕事にする7つの手順
では、好きなことを仕事にするためには、具体的にどんな行動を起こしていけばいいのでしょうか?そのヒントとなる行動と手順をご紹介します。
1. ゴールを設定しよう!
好きなことを仕事にする第一歩は、「好きなことを仕事にする」ということをゴールとして設定することです。
一番最初に、ゴールを設定する理由は、好きなことを仕事にするために”必要な物事”を認識できるようにするためです。
人間は、注目する対象を与えられたときに、その注目対象に関わる情報を認識できるようになります。
例えば、「今、あなたが部屋の中に"赤色のもの(注目対象)"はいくつありますか?」と尋ねられた瞬間、自然とあなたの目は、部屋を見渡し、赤色のものを探し始めます。そして、”意外と”赤色のものがたくさんあったことに”気づき”ます。
これは願望実現でも同じです。「自分が何を目指すのか?」という注目対象を与えることで、それを実現するのに必要な情報が認識できるようになっていくのです。
なので、あなたが「自分は好きなことを仕事にするんだ!」というゴールを設定しない限り、そのために必要な情報が入ってこないということになります。
実際、「好きなことを仕事にするための方法が分からない」と言って、好きなことを仕事にするための行動を起こせていないという状態に陥っている人は多くいるはずです。
なので「好きなことを仕事にする」というゴールを設定して、そのゴールの達成を目指してください。
そうすると、あなたは、ゴールを達成するために必要な物事を認識するようになり、必要な情報を自ら調べ、学習し、行動するようになっていきます。
2. 事例を調べてみよう!
好きなことを仕事にして、すでにお金に変えている人の事例を調べてみましょう。機会があれば、その人達から話を聞きましょう。
そうすることで、好きなことを仕事にするために必要な物事がより明確に分かるようになってきます。そして好きなことを仕事にするとはどういうことかイメージしやすくなります。
今は、ネットや書籍を通じて、簡単に事例を調べることができます。
そして、自分が好きなことを仕事にするためには「何が必要なのか?」「どんな行動が必要なのか?」を考えてみましょう。
3. 好きなことで人の役に立とう!
自分の家族でも、友達でも、自分の好きなことで役に立ってみるという経験をたくさんしましょう。
米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた、片づけコンサルタントの、「こんまり」こと、近藤麻理恵さんをご存じの方も多いのではないでしょうか?
彼女も、はじめは片づけが好きで、家族や友達などの部屋を"片付けさせてもらっていた"そうです。その積み重ねがキッカケで、ある時、お金を頂いて片づけをするようになったそうです。
とにかく人の役に立っていると、「経験」「実績」「信用」が蓄積されていきます。それがやがてお金に変わっていきます。
また人の役に立つことで、「こんなこともできませんか?」とご要望をいただく機会もあります。そうやって仕事の幅も広がっていくことがあります。
4. お役に立てることをアピールしよう!
好きなことで人の役に立つには、周りの人に、お役に立てることを公言しておくことも大切です。
「~が得意だよ。」「~が得意だから、困っている人がいたらお手伝いさせて。」というように、周囲の人に伝えておくのです。
「○○さん」ではなくて、「△△が得意な○○さん」というように、周囲の人に「自分が、どんなことでお役に立てるのか?」を認識してもらうことで、チャンスは広がります。
いつまで経っても、「○○さん」という認識をされていては、他人からお願いされることはありません。
自分がお役に立てることを、どれだけ多くの人に知ってもらうかが大切です。知ってくれている人が増えれば増えるほど、あなたは好きなことを仕事にするためのチャンスが得られます。
人に会ったら、最初と最後に「~で困っている人がいたら、ぜひお手伝いさせて下さい」と言うことをルールにしてみてはいかがでしょうか。
5. 好きなことをメディアで発信しよう!
ブログやYoutube、SNS、自作の本や冊子など、自分の好きなことを世の中に発信してみましょう。これは、自分がお役に立てることを、多くの人に知ってもらうための活動です。
最も伝達効率が良いのは、ネットを使った情報発信です。お金をかけなくても発信することができます。
一方、自作の本や冊子などは、コストがある程度高くなる傾向があり、伝達範囲にも限りがあります。ですが、価値を感じてもらいやすいです。
例えば、ネットの記事を教えてもらうよりも、小冊子をもらった方が価値を感じる人が多いのではないでしょうか。
どのような情報発信を行うのかは、あなたの選択です。また上記の方法以外にも、世の中の人に知ってもらう方法はあるはずです。
情報発信のコツは、自分の今日あった出来事など日記を書くのではなくて、「自分がどんなことで、あなたのお役に立てるのか」を伝えることです。
その方法の1つが、自分の持っている知識を使って問題を抱えている人達の解決策を教えてあげることです。
6. 好きなことをお金に変えよう!
好きなことを仕事するなら、1円でもいいから「好き」を「お金」に変えてみることです。
1円を舐めてはいけません!!
1円でも「好き」を「お金」に変えることできたというのは、素晴らしいことです。
自分の好きなことを1円でもお金に変えることができれば、「自分の好きなことに対してお金を払ってでも求めてくれる人がいる」ということが分かります。
好きなことを仕事にする大きな一歩を踏み出せたことになります。
でも、実際は「いくらにすると良いのでしょうか?」と料金設定について疑問に思われる方もいるかもしれません。
その答えは、自分が気持ちよく頂ける金額からスタートしてみることをおすすめします。
例えば、安すぎるとしんどくなるし、高過ぎると遠慮や不安な気持ちが生じるのではないでしょうか。
なので、気持ちよく頂ける金額からスタートして、どこまで料金を上げていけるかゲームのように試していくのです。それも学びの1つだと思って、恐れずに提案してみることです。
7. 好きなことをビジネス化しよう!
ここまでくると、あとは商品・サービスをカタチにして、どれだけお客様を獲得するかです。本格的に好きなことを仕事にするには、「商品・サービス」と「お客様」が欠かせません。
売上は「商品単価」と「お客様の数」の掛け算なので、お客様が増えると売上も上がっていきます。
お客様を獲得するには「営業」か「集客」です。
営業は、メールを送ったり、直接訪問したりと自分から行く方法です。集客は、ブログやYoutube、SNS、広告などを使って相手から来てもらう方法です。
お客様が紹介でやってくるのは理想的かもしれませんが、自分でコントロールすることが難しく、安定しません。なので、紹介に頼るのは危険です。
このように本格的に好きなことを仕事にするには、ビジネス的に考えていく必要があります。
例えば、
- どのような商品・サービスを売ればいいのか?
- 価格はいくらにすればいいのか?
- どうやって集客すればいいのか?
- どんな売り方をすればいいのか?
など、考える事や、やるべき事がたくさん出てきます。
ですが、いきなりあれもこれもしようとせずに、1つ1つ学びながら進んで行くことです。
そこで好きなことを仕事にするために必要なマーケティングスキルを学べる動画をご用意しましたので、この記事と合わせてご覧ください。
好きなことを仕事にするためのメンタル術
自分の好きなことを仕事にするには、行動を起こして、試してみて、学んで、諦めずに続けることです。そのためにはメンタルマネジメントが非常に重要です。
例えば、受験勉強と同じです。長期的な目標達成においては、メンタルマネジメントがカギを握ります。
そこで覚えておいて欲しいことが、人は、学び、成長する生き物だということです。なので、あなたが「自分には無理だ!」と思っても、それは“今”の話であって“未来”は変えていくことができます。
あなたが、好きなことを仕事にするということを目指し続けていれば、必要な情報を調べ、学び、考え、行動していくことで、望む働き方に近づけていくことができるはずです。
ですが、諦めてしまっては、好きなことを仕事にするということは実現できません。
すぐに挫折する人と、やり抜く人の違い
そこで、重要になってくるのが、エフィカシーです。
エフィカシーとは、「自分が目標を達成できる能力があるとどれだけ思っているか」を意味するコーチング用語です。ここでは簡単に、「できる度」と表現します。
エフィカシー(できる度)は、私たちの思考と行動に影響を与えます。
できる度が高いと行動を起こすようになっていきます。ですが、できる度が低いと、「自分にはできない」と思っているわけですから人は行動を起こそうとしません。
そして、エフィカシー(できる度)が著しく低下してしまった場合には、「もう自分にはそのゴールを達成することはできない」と諦めてしまいます。
なので、私たちが諦めずに挑戦し続けようと思ったら、エフィカシー(=できる度)を維持する必要があるということです。
好きなことを仕事にするための“言葉”
そしてエフィカシー(できる度)を維持するためのシンプルな方法が、言葉をマネジメントすることです。これは実際に、メンタルの状態を保つ方法として、私がコーチングで教えている方法です。
言葉は、信念に影響を与えます。
「自分はできないヤツだ!」という言葉を使い続けていると、自分自身に"自分はできないヤツ"だというレッテルを貼り、そのように自分自身を認識するようになっていきます。このレッテルを貼ってしまってできた自己認識が、いわゆる"エフィカシー(できる度)"です。
なので、私たちが諦めずに挑戦し続けられる自分を作ろうと思ったら、「自分ならデキる!」という言葉によって、自己認識を維持する必要があるということです。
私たちは日常の会話において「自信をなくした」と表現することがありますが、まさにその状態は「自分にはできない」という言葉を使って、そのように自己認識を形成したことを意味にしています。
そして「自信がない!」と普段から口にしている方は、「自信がない」と言い続けることで自分自身に「自信がないヤツだ」というレッテルを貼り、そのように自己認識を強化しているのです。だから、いつまで経っても、自信がないままなのです。
好きなことを仕事にしたい方は、心の中でも、声に出す場合でも、常に、自分が使っている言葉を観察し、言葉をマネジメントするよう努めましょう。これが、ゴールの達成を諦めずに、挑戦し続けるためのコツです。
自分で言葉のマネジメントが難しい場合は、ぜひコーチングを受けてみて下さい。コーチの仕事の1つが、クライアントの言葉をマネジメントしてあげることです。そうやってメンタルの状態を維持し、成果を出せる心の状態を作っていきます。
まとめ ~いつ、好きなことを仕事にするのか?~
この記事では、好きなことを仕事にするためのたくさんのヒントを書いてきました。本当に好きなことを仕事にしたい方は、是非、この記事を何度も読み返し、今後のあなたの人生を決めるヒントとして下さい。
そして、最後に考えておきたいことは、「いつ、あなたは好きなことを仕事にするのか?」ということです。
戦略的先延ばしは必要かもしれませんが、ただの先延ばしはあなたを理想の人生から遠ざけます。この機会に、いつ好きなことを仕事にするのか、考えてみましょう!
この記事が、あなたが、新しい行動を起こすのに繋がれば幸いです。