経営に対して、まったく不安を感じていない経営者はいないのではないでしょうか?

 

ですが、不安でストレスを感じている経営者もいれば、不安を感じているとは思えないくらい伸び伸びとした経営者もおられます。その違いは、不安を上手にコントロールしているかどうかです。

 

そこで、不安をコントロールする3つの方法を紹介します。これから紹介する方法を実践することで、不安に負けず伸び伸びと経営のできる経営者になることができるでしょう。

不安の正体とは・・・

まずは不安の正体を知っておく必要があります。不安の正体を知っておけば、おのずと対処法が見えてきます。

 

では、不安の正体とは何なのでしょうか?

 

不安の正体は、妄想です。

 

私たちは、実際には起こっていないけど、起こって欲しくない事を想像したとき、不安という感情が生まれてします。

 

着目すべきは「実際には起こっていない」ということです。つまり、妄想にすぎないと言うことです。

私たちは、起こってもいないことを、リアルに妄想し、不安を作り出しているのです。

経営者のための不安をコントロールする3つの方法

人間が不安を感じているとき、脳の中では、感情を司る偏桃体という部位が優位になっています。不安をコントロールするには、偏桃体優位の状態から脱却する必要があります。

 

その方法が、論理的な思考を行うことで、論理を司る前頭前野を優位にすることです。偏桃体優位から前頭前野優位になれば、妄想によって作りだされた不安を低減させることができます。

 

そこで、論理的思考を促し、不安をコントロールするための3つの方法を紹介します。

不安をコントロールする方法1:対処法を考える!

不安をコントロールする方法の1つ目が、対処法を考えるということです。

 

自分が強い不安を感じていることに気づいたら、「不安は妄想だ。」ということを思い返してください。それだけで、不安が低減されます。

 

そして、自分が不安に思っていることを、対処すべき問題として捉え、次の質問を自分に投げかけて下さい。

 

  • 「どのような対処法があるのか?(可能な限りの複数の対処法を考える。)」
  • 「今からできる準備はなんだろう?」

 

上記の質問を使って、自問自答を繰り返す内に、論理的な思考が働き、偏桃体優位から前頭前野優位なります。結果、不安が解消されていきます。

不安をコントロールする方法2:反論する!

不安をコントロールする方法の2つ目が、反論するということです。この方法は、私がこれまで使ってきた感情コントロールのテクニックの中でも、かなり強力です。

 

その具体的なやり方は、自分が抱く不安に対して、自分で反論を挙げていくというものです。

 

例えば、「このまま赤字が続いたらどうしよう・・・」という不安を感じていたとします。

それに対して、以下のような反論をします。

 

  • 赤字が続くとは限らない。それは経営者である自分次第!自分に何ができるか?
  • 赤字になっている原因は分かってる?分かってるなら、その原因を解決すればいいだけでしょ!分からないなら、原因を探して解決すればいいだけのこと!
  • 倒産するという選択肢を選ばない以上、黒字にするしかない!だったら、どうやって黒字にするかだけを考えるべき!
  • 赤字が続いた場合の対処法を考えておけば、悩まなくていい。あとは黒字にするために全力を尽くすのみ!
  • 一人で悩まずに、経営者仲間に相談しに行けばいい。仲間がいないならプロに相談すれば良い!

 

上記のように、できるだけたくさんの反論を挙げていって下さい。反論を考えていく作業が、論理的思考を促しています。その結果、偏桃体優位から前頭前野優位へと変化し、不安が解消されていきます。

 

反論するときのポイントは、厳密な論理は気にしないことと、あたかも他人の不安にコメントするよう

に反論していくことです。

 

あくまでも不安をコントロールすることが目的なので、厳密な論理にこだわる必要はありません。自分の不安がコントロールできればOKです。また他人の不安にコメントするように反論することで、自分を客観視することができるようになります。

 

この反論法を実践するだけで、不安がコントロールできるだけでなく、具体的な対処が見えてきたり、価値のある気づきが得られます。

不安をコントロールする方法3:ロックオンする対象を変える!

不安をコントロールする方法の3つ目が、ロックオンする対象を変えるというものです。

 

人間には、ある対象にロックオンすると、その対象以外はロックアウトされてしまうという性質があります。

 

マジシャンは、この人間の性質を利用して、観客をある対象にロックオンさせておいて、その間に、観客にとってはロックアウトされた場所(=見えない所)でコインを隠します。なので、観客はコインを隠したことに気づくことができません。

 

このロックオン・ロックアウトの原理を利用して、不安のコントロールができます。

 

経営者が不安を感じる場合は、経営に対するネガティブな部分にロックオンしています。そのため、自分の経営で上手くいっている部分や、これから良い結果が出そうな兆し、ビジネスチャンスといったポジティブな部分がロックアウトされてしまい、見えなくなってしまっています。

 

なので、不安を感じたら、次のようなことを考えてみて下さい。そうすれば、自然とポジティブな部分にロックオンすることができます。

 

  • 自分の経営で上手くいっている部分はどこだろう?
  • これまで上手くいったことはどんな事だっただろう?
  • 自分のビジネスがどうなったら嬉しいだろう?

 

上記のような質問に対して、自問自答を行うことで、ポジティブな部分にロックオンし、ネガティブな部分をロックアウトすることができます。結果、不安をコントロールすることができるようになります。

 

特に、「自分のビジネスがどうなったら嬉しいだろう?」という望む結果を考えることは大切です。望む結果が明確になっていないと、具体的に何をしていけばいいのか、行動が定まりません。なので、不安を感じたときは、望む結果を考えるようにして下さい。

まとめ

これまで不安をコントロールする方法を紹介してきました。

 

経営者は、不安を感じやすい立場にいます。ですが、企業のトップである経営者が不安に負けてストレスを抱えていては、その企業の成長は難しくなります。なので、経営者はしっかりと不安をコントロールをする術を身に着けておく必要があります。

 

ここで紹介した方法をまとめておくと、

  • 不安をコントロールする方法1:対処法を考える!
  • 不安をコントロールする方法2:反論する!
  • 不安をコントロールする方法3:ロックオンする対象を変える!
です。

 

使ってみると分かりますが、どの方法も不安をコントロールするのに効果を発揮します。これらの方法は社員の不安をコントロールするのにも使えます。是非、日々の経営にご活用下さい。

 

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