
副業や起業に挑戦したいけど、アイデアが決まらずに前に進めない…。起業アイデアの見つけ方を知りたい!そんなふうに思っていませんか?
この記事では、起業アイデアの見つけ方と、参考アイデアをご紹介します。
この記事では、次のようなことが学べます。
- 普通の人でもできる、起業アイデアの見つけ方は?
- 失敗しないで起業するコツは?
- 起業アイデアを成功に導くプロセスは?
目次
0円でもできる?凡人が起業してビジネスで成功する方法
- 失敗しない起業のやり方
- 人生における起業戦略
普通の人でも起業はできるのでしょうか?その答えは、できます。今は、いろいろな仕事や働き方をしている人がいます。
「簡単」とは言えませんが、①スキルアップ、②収入アップに繋がる可能性といったことを考えれば、人生の中で挑戦する意味はあるのではないでしょうか?
ですが、普通の人が起業アイデアを考え、それを事業化するにあたっては、失敗しないために理解しておくべき事があります。これから紹介する3つのことを意識しておくことで、無駄な失敗を防ぐことができます。
起業アイデアの成功には失敗しないことが最重要
起業アイデアを成功へと導くためには、失敗しないことが重要です。ここでいう失敗とは、「再起不能(お金がなくなり挑戦できなくなる状況)」に陥るということです。起業というものは、成功するかどうかは様々な要因によって決まります。なので、100%成功する保証はありません。
起業アイデアを思いついて、それが事業として成り立つまでは失敗の連続かもしれません。そのため起業家は、成功するまでチャレンジし続けることが求められます。
そのため、成功するかどうかも分からないアイデアに、持ち金をすべて突っ込むというようなことをしてはいけません。当たり前のようですが、起業においては、アイデアを思い着いたことで「これは絶対に上手くいく!」と錯覚(心理学では、確証バイアスという)してしまい、そのような思い切った行動をしてしまうケースがあるので注意しておく必要があります。
起業アイデアを成功させるために起業家が集めるべき〇〇とは?
起業アイデアを事業化するにあたって、失敗(=再起不能)しないことが大切ですが、どうすれば失敗を防げるのでしょうか?
その答えは、起業を科学的に行うことです。科学は、①仮説を立て、②実験し、③事実を集め、④真理を探求していきます。起業を科学的に行うというのは、①企画し、②試し、③事実を集めて、④勝ち筋を探求していくということです。
意識して欲しいのは、事実を集めるということです。
起業アイデアを考える時、「きっと、こういうことで悩んでいる人達がいるから、こういう商品を作れば売れるんじゃないか?」と考えます。ですが、この段階では、思い込みや仮説が多く含まれており、それだけリスク(不確実性)が高い状態と言えます。
だからこそ、「本当に世の中の人は、そういった悩みを抱えているのか?お金を払ってでも解決したいと思っているのか?」「本当に、こういった解決策を求めているのか?」と疑い、事実を集め、可能な限り思い込みや仮説を減らしていくことで、失敗するリスクを減らしていくことが大切です。
もちろん起業というのは、時に、新しいアイデアを世の中に出すわけなので、100%事実で固めることはできません。最終的には、売ってみないと分からないでしょう。ですが、起業アイデアを思いついたことで舞い上がってしまい、そのアイデアの良し悪しを疑うことなく、試すことなく、突っ走ってしまうケースがあります。そうならないためにも、科学者になったつもりで、テストやヒアリングなどを通じて、事実を集めることを意識してみて下さい。
※詳しいやり方は、下記で解説します。
起業アイデアよりも大事な凡人のビジネス戦略
そして、起業アイデアも重要ですが、そもそも人生においてどういう戦略で起業していくのかがより重要です。それによって、起業アイデアの内容も違ってきます。
多くの人が、最初から多額の出資を集めて、大きなビジネスを企てたいと思っているわけではないと思います。また、起業や経営における知識と経験が十分にあるわけでもないと思います。貯金もたくさんあるわけでもないし、借金を覚悟してやるほどの強靭なメンタルもないと思います。それが普通です。
ですが最近では、ネットやビジネスツールの進歩によって、お金をかけなくてもビジネスができる時代になっています。なので、普通の人でも勝負できる時代になっていると言えます。
そこで、おすすめは、わらしべ長者戦略で起業することです。
ステップ1:経済的基盤作り
まずは、本業をしながら、あるいは2、3年は働かなくてもいいくらいの貯金を作り、経済的基盤を作っておきます。
これは起業アイデアの成功率を上げるために重要です。
お金に関する研究では、お金に対するストレスによって、視野狭窄に陥ることが報告されています。アイデアの質はもちろん、その実現に、経済的にも精神的にも支障が出るということです。
そういった経済的あるいは精神的な要因による失敗リスクを予め減らしておくために、お金のストレスを少しでも感じなくていいようにしておくことが必要だということです。
人によっては、今の仕事や職場が嫌だからと言って、安易に起業に逃げてしまうと、返って、自分の首を絞めることになるということです。
ステップ2:副業や身の丈に合った起業から始める
経済的基盤がある状態で、まずは身の丈にあった事業から始める。そこから、経験や資金を膨らませて、新規事業や事業拡張などを行っていきます。
大抵の人は、起業アイデアを事業化するにあたって、経験も資金も十分にありません。そんな状態で、壮大な起業アイデアを考え、事業化しようとしても失敗する可能性が高いです。
であれば、0円でもいいからできることから始めて、経験と資金を膨らませて行き、自分のできることを膨らませていくのが現実的なやり方と言えます。
まとめ
以上をまとめると、
- 成功するかどうかも分からないアイデアに、お金を突っ込まない。
- 不確実性(思い込みや仮説の間違いによる失敗リスク)を減らすために、テストやヒアリングを通じて事実を集める。
- 経済的あるいは精神的な要因による失敗リスクを減らすために、経済的基盤を固めた上で、身の丈に合った起業をする。
この3つを意識して守るだけで、かなりの失敗リスクを減らせます。
これを踏まえた上で、いよいよ起業アイデアの見つけ方について解説して行きます。
起業アイデアの見つけ方の手順
- 起業アイデアを見つける手順
- 起業アイデアは企画よりも選定が大事という話
それでは起業アイデアの見つけ方について解説していきます。
失敗を防ぐために起業アイデアは次の流れで事業化していきます。
- 企画
- 選定
- 検証
- 事業化
ポイントは選定です。
多くの人は、起業アイデアにこだわります。ですが、次のような調査報告があります。
ある分析調査によると、200人以上の被験者が1000件以上の新しい企画や製品のアイデアを考えたところ、うち87パーセントはほかに類を見ない独特なものだった。
つまり、多くの人がオリジナルなアイデアを出すことが出来ているということです。
では、どこで失敗しているのか?
著書では、「斬新なアイデアのなかから、適切なものを上手く選び出せる人がいないことが問題」と指摘されています。
つまり、企画より選定が重要だということです。
実際の起業でよくある例で言えば、「ニーズがある」と思って起業したけど、蓋を開けてみると、「顧客がお金を払ってでも解決したいと思うニーズではなかった」というケースがあります。
このケースは、始めから儲からないニーズに着目してしまったわけですが、それは選定の段階でミスしていたことになります。
起業アイデアの企画、より期待できる起業アイデアの選定、本当にいけそうか検証、手応えがあれば事業化。この流れが失敗リスクを減らせますし、あれもこれも手を出して時間と資金を無駄にするような非効率な起業を避けられます。
起業アイデアの見つけ方①:企画
- 具体的な起業アイデアの見つけ方
- 売れるコンセプトの作り方
- シンプルなビジネスモデルの作り方
それでは、起業アイデアの企画について解説していきます。
まず、起業アイデアを考える際、難しく考えてはいけません。ビジネスは悩みと解決策のマッチングです。まずはこのくらい簡略化したイメージを持ってください。
そうすると、①悩みを見つけて、②解決策を作ればいいということが分かります。
悩みと解決策の骨格が決まれば、あと肉付けとして、コンセプト化したり、ビジネスモデル化していけばいいです。
起業アイデアは「○○」から考えよう!
起業アイデアの骨格の1つは、悩みです。悩みというのは、「不」のことです。「不」というのは、不満、不快、不便、不安、不利益といったことです。この「不」を解消してあげる解決策が商品・サービスになるということです。
起業アイデアの着眼点はココ!
「不」は次のようなところに着眼することで見つけられます。
- 世の中
- 既存の商品・サービス
- 自分と知人
起業アイデアを考える際、まず目を向けるべきは上記のような①〜③の「不」です。
①から③には特徴があります。
メリット | デメリット | |
世の中 | 世の中にある不は、大きな課題(規模)であることが多いです。そのため有益な商品・サービスを作ることができれば大きなリターンが期待できます。 | 大きな課題である場合、大企業の参入(資本力の勝負)、有益な商品・サービスの開発困難などの障害があります。 |
既存の商品・サービス | 既存の解決策のダメなところを改善すればいいので、起業アイデアを考えやすいです。またすでに市場があるので、既存の商品・サービスよりも有益な商品・サービスであれば収益化できる可能性があります。 | 既存の商品・サービスとの差別化ができていることはもちろん、きちんと既存の解決策との違いを伝えられないと選ばれません。 |
自分と知人 | 自分の身近にある「不」から考えるので、「不」に対する深い理解ができ、結果として良い商品・サービスが生まれる可能性があります。 また自分ごと化された課題から生まれた商品・サービスは共感されやすくなります。 | 自分目線に偏ってしまい、顧客のニーズとズレてしまった結果、売れない商品・サービスが出来てしまうリスクがあります。 |
起業アイデアを見つけやすいのは、②既存の商品・サービス から見つける方法ではないでしょうか。既存の商品・サービスの弱点や改善点を考えれば、それが起業アイデアになるからです。
ですが、私たちの気持ちが「やりたい」と思えないと、動けないのが現実です。そう考えると、③の自分と知人(身の回りの人)の「不」を見つる方法が良いでしょう。
①の世の中から見つける方法は、新聞やニュース、ネットなどから社会問題を元に発想していく方法になりますが、自分ごと化しにくいので、アイデアも思いつきにくく、モチベーションも湧かないケースが多いでしょう。
それぞれの見つけ方には、自分との相性があると思いますので、①②③を一通り考えてみるのがおすすめです。起業アイデアを発想するトレーニングにもなりますし、それぞれの起業アイデアが結び付いて、より良い起業アイデアを生み出すことが出来る可能性もあります。
起業アイデアのネタを探す情報収集術
では、どこから起業アイデアのネタとなる情報を集めればいいでしょうか?
それは、
- 自分の身の回り
- ヒアリング
- 口コミ
- Q&Aサイト
- SNS
- 広告
といったところです。
まず、自分の身の回りで、自分が不便、不安、不快、不利益を感じたことが起業アイデアのネタになる可能性があります。なので、ネタ帳に「不」を書き出す習慣を身に付けましょう。
そしてヒアリングは、家族や友人にあったら、「最近、イラッとしたことなかった?」「最近、面倒に思ったことなかった?」などを聞き、「不」を集めていきます。これも習慣的に行う癖を付けておくといいでしょう。
さらにネットを使うのであれば、口コミが参考になります。例えば、Amazonの口コミ。これを見て、その商品の悪い評価が書かれていれば、それが「不」であり起業アイデアのネタになる可能性があります。
Q&Aサイトも利用できます。例えば、ヤフー知恵袋。ここに書かれている質問から、「不」が読み取れます。
最近では、SNSも利用できます。例えば、TwitterやInstagram。見るべきは投稿ではなく、投稿に着いている「いいね!」や、コメントです。いいね数が多いということは、その投稿内容に共感している人達がいるということです。それによって世間の「不」を読み取れます。またコメントによってはユーザーの「不」を読み取ることもできます。
実は、広告も起業アイデアのネタになります。なぜなら、広告を出しているということは、それについて悩んでいる人がいて、広告を出してでもビジネスが成り立っているもいうことだからです。なのでお金になる「不」が広告を見れば分かるということです。例えば、ネット広告、つり革広告、新聞広告、雑誌広告など、広告を見る習慣を身に付けましょう。
起業アイデアを磨くのに必要な「○○」をリストアップしよう!
起業アイデアのネタの見つけ方として、自分を起点に考える方法もあります。
- できること
- 経験してきたこと
- 今までにお金あるいは時間を使ってきたこと
- 興味のあること
こういったことから起業アイデアを見つける方法です。
また上記の項目を考えておくことは、あなたの強みを知る上でも役立ちます。やはりビジネスでは、強みを発揮できるところで勝負した方が勝ちやすいです。起業アイデアに、あなたの強みを加えることで、より起業アイデアが磨かれます。
「できること」や「経験してきたこと」はそのままあなたの強みになる可能性があます。そして「今までにお金あるいは時間を使ってきたこと」はあなたの知識や経験を炙り出す項目になります。お金や時間を費やしてきたということは、それに応じた知識や経験があるはずだからです。
どうしても自分のできそうなことがないという方は、興味のあることを書き出してみましょう。これから必死になって学びながらやっていけばいいです。
売れるコンセプトを作る方法
起業アイデアのネタを見つけたら、それをコンセプト化します。
コンセプトは、そのビジネスがどんなビジネスなのか、ビジネスの骨格を言語化したものです。
このコンセプトが売れる内容になっていなければ、実際に商品・サービスを開発し、販売しても売れない可能性が高くなります。
では、コンセプトの要素(ビジネスの骨格)にはどういったものがあるのでしょうか?
それは、
- ターゲット(「不」)
- ベネフィット(結果)
- 特徴
- 解決策
です。
まず、ターゲットはどんな「不」を抱えた人なのかです。ベネフィットは、どんな変化、改善、結果が得られるのかです。ターゲットとベネフィットの関係は、ビフォーアフターの関係になっています。「ターゲット(ビフォー)が、ベネフィット(アフター)になる」という構造です。
そして、特徴は、他との違いです。解決策は、商品・サービスのジャンルや形態です。
売れるコンセプトには、
- ターゲットの明確さ
- ビフォーアフターの明確さ
- 他との違いの明確さ
といった3つの明確さがあります。
まず、誰向けのなのか、ターゲットが明確でなければ、人は注目しません。スルーされるということです。なので、ターゲットを明確にし、自分ごと化してもらうことで、注目してもらう必要があります。
そして、ビフォーアフターが明確でなければ、人は興味を持ちません。人は自分にとってメリットがあることに興味を示すからです。
そして、他との違いが明確でなければ、その商品・サービスを選んでくれません。お客さんにとっては、どこにでもある商品・サービスであれば、あなたの商品・サービスでなくてもいいからです。
この3つの明確さを意識しながら、起業アイデアをコンセプト化してみて下さい。
コンセプト化は、要素を1つの文章にして表現することです。「①ターゲット(ビフォー)が、②ベネフィット(アフター)になれる、③特徴(他との違い)を持った、④解決策(商品・サービスのジャンル)です。」となります。
例えば、この記事をコンセプト化すると、「①起業アイデアが見つからずに悩んでいる人が、②起業アイデアを見つけて前に進めるようになれる、③ただ起業アイデアを見つけるのではなくて、失敗リスクを減らす起業アイデアの見つけ方を解説した、④起業アイデア発見マニュアルです。」という感じになります。
※文章を綺麗にまとめようとこだわる必要はありません。要素が明確である事の方が重要です。
※もちろん内容に合わせて文章パーツの前後の入れ替えや表現の調整を行ってください。
売れない商品・サービスというのは、まずこのコンセプトの要素が明確になっていません。なので、起業アイデアのネタを見つけたら、まずはコンセプト化をしてみましょう。
この段階で、自分が「このコンセプトはよく分からないなぁ」「このコンセプトは興味が湧かないなぁ」と感じたのであれば、コンセプトの改善の必要があるということです。自分がよく分からないのであれば、他人もよく分からないだろうし、興味が湧かない可能性が高いからです。
あなたにもできるシンプルなビジネスモデルの作り方
コンセプト化したら、次はビジネスモデルを作ってみましょう。ビジネスモデルとは、事業のビジネスの仕組みのことです。
このビジネスモデルを設計することで、
シンプルなビジネスモデルの作り方を紹介します。次の7つの要素を決めていきます。
- 見込み客(誰を?)
- 集客(どうやって?)
- 商品(何を?)
- 顧客(誰に?)
- 価格(いくらで?)
- 販売(どれくらい?)
- 提供(どのように?)
これを1つの文章にすると、「①誰を(見込み客)、②どうやって集めて(集客)、③何を(商品)、④誰に(顧客)、⑤いくらで(価格)、⑥どれくらい(販売)、買ってもらうか?それを、⑦どのように提供するか?」となります。
例えば、子供向け学習教材の場合。「①子供の成績を伸ばしたい親を、②ブログやYoutube、SNSで集めて、③学習教材を、④親に、⑤5000円で、⑥毎月買ってもらう。⑦教材は郵送で毎月届ける。」となります。
ポイント①:集客についても考えておく。
ビジネスの生命線は集客です。集客ができないと、いかなるビジネスも成り立ちません。なので、どうやって集客するかも含めて考えておくべきです。集客方法がイメージできないのであれば、その起業アイデアが良くても成功させるのは難しくなってしまいます。
ポイント②:顧客は誰か見極める。
ここで言う顧客は、お金を支払ってくれる人です。この顧客を見誤るケースがあります。例えば、子供向け商品。学習教材などは、子供向けである必要がありますが、お金を支払うのは親です。また最近のネット広告ビジネス場合、例えばYouTuberであれば、お金を支払ってくれるのはYouTube(Google)です。
参考にしたいビジネスモデル5選
起業アイデアを思いついて、コンセプト化したら、次の5つのビジネスモデルを参考にしてみて下さい。
ものすごくシンプルなビジネスモデルを紹介します。これが分かると、お金の生み出し方がイメーシしやすくなります。
①売る
最も基本のパターンです。商品を作って売る、それで収益を発生させるモデルです。
②マッチング
何かをマッチングさせることで収益を頂くモデルです。例えば、Amazon、出会い系アプリ、婚活パーティー、ぐるなび、じゃらん、トリバゴ など。
③代行
何かを代わりにやってあげることで収益を頂くモデルです。例えば、家事代行、秘書代行、制作代行、営業代行、集客代行、アフィリエイトなど。自分の商品・サービスではなく、他人の商品・サービスで商売ができるのが特徴です。
④レンタル
何かを貸し出すことで収益を頂くモデルです。例えば、本、家、部屋、家電、車、服、カバン、靴、トランクルーム、洗濯機(コインランドリー)、彼氏・彼女、レンタルサーバー、何かのツールやソフトウェアなど。様々なレンタルサービスがあります。
⑤まとめる
何かをまとめることで価値を生み出し、収益を頂くモデルです。例えば、ポータルサイト、まとめサイト、ニュースサイト、旅行代理店(様々な観光スポットやお店などをパッケージ化して旅行プランを販売)など。先ほどマッチングで紹介した、ぐるまびや食べログも、このモデルと言えます。
※事業によっては、当てはまるモデルが複数ということもあります。
要するに、①売るか、②繋げてあげるか、③代わりにやってあげるか、④貸してあげるか、⑤まとめてあげるかで、お金を生み出せるということです。
このビジネスの基本の型を知っていれば、お金の生み出し方をイメージしやすくなるので、この5つは頭に入れておきましょう。
起業アイデアの見つけ方②:選定
- 勝てる起業アイデアの選び方
それでは、起業アイデアの企画について解説していきます。
起業アイデアをいくつか企画できたら、次は選定します。
先ほどもお伝えしましたが、起業アイデアは企画よりも選定の段階が重要です。なぜなら、起業アイデアを選ぶ段階で間違ってしまうと、どう頑張っても事業化するのが難しくなるからです。
実際によくあるケースで言えば、「実は世の中の人はお金を出してまで解決したいとは思っていなかった」ということがあります。なので、成功率を少しでも上げるために選定をしっかりと行う必要があります。
それでは、選定ポイントをご紹介します。
勝てる起業アイデアか判断する7個のチェックポイント
これから成功率を高めるために、起業アイデアのチェックポイントをご紹介します。
すべてパーフェクトに満たすことは現実的に難しいと思いますので、すべて当てはまらないとその起業アイデアは失敗するということではありませんのでご安心ください。
もし当てはまらないところがあれば、起業アイデアをブラッシュアップするための参考として活用してみてください。
項目①:その悩みを解決するためにお金を出している人はどれくらいいるか?
起業は科学的に行おう。そのために事実を集めようと言いました。
まず確認したいのは、実際にそのお悩み解決にお金を出している人がいるのかという事実です。お金を払っている人がいるのであれば、あなたの起業アイデアはニーズを外していないことが分かるので、成功率が上がります。
加えて、どんな商品・サービスにいくら支払っているのかも調べておきましょう。市場の値ごろ感が分かります。
項目②:自分かもしくは身の回りの人でいくら出して買う人がいるだろうか?
私の起業アイデアは今までにないものだから、実際にお金を支払っている人なんて確かめられない。そういう方もいるでしょう。であれば、その場合は、自分や周りの人がお金を出してでも欲しいかどうかを考えてみてください。
「こういうことで悩んでない?もし悩んでるなら、その悩みを解決するサービス・商品があるみたいなんだけど、いくらくらいまでならお金を出してもいいと思う?」と聞いてみしょう。
自分や身の回りの人がお金を出してまで欲しいと思わないものは、ニーズを外す確率が高くなります。
項目③:その悩みの深さ、あるいは欲求の強さはいくらのお金を出して解決したいか?
一般的に、悩みが深ければ深いほど、欲求が強ければ強いほど、顧客が解決したいと思うので、売れやすくなります。
起業アイデアが解決する悩みや欲求が弱いと感じたなら、ターゲットを絞り混んでみましょう。ターゲットを絞り込むことで、悩みや欲求が細分化され、その度合いも明確になります。
例えば、婚活。年齢によって悩みや欲求が違うことが想像できると思います。異性との出会いが少ない職種があるということを考えると、職種によっても悩みや欲求が異なることが分かると思います。
項目④:小資本から始められるか?
その起業アイデアは小資本から始められるかどうかも大切です。はじめから大金がいるとなると、現実的に始められないだろうし、リスクの高いビジネスと言えます。
もちろん、お金を集められる勝算があり、リスクを許容できるのであれば挑戦しても良いと思います。
項目⑤:利益が十分に得られるか?
利益が残らないとビジネスをする旨みがありません。継続も困難です。
高単価か低単価で考えると、高単価の起業アイデアを選んだ方が成功率が高くなります。
なぜなら、低単価の方が事業化が難しいからです。1万円の商品・サービスであれば、30人に買ってもらえれば、30万円になります。ですが、1000円の商品・サービスであれば、300人に買ってもらう必要があります。30人より300人を集める方が難しくないでしょうか?
実際、新規顧客を獲得するのに既存客の6倍のコストがかかると言われています。そう考えると、同じように頑張るのであれば、高単価の方が利益が高くなるのでいいのではないでしょうか。
もちろん商品・サービスによって、値ごろ感があるので、何でもバカ高く売ろうということではありません。「安さ」を売りにして戦わないようにしようということです。安売り勝負ができるのは、多大なコストを投下できる大企業だけです。
項目⑥:購買頻度は高いか?
マーケティングには、ライフタイムバリュー(LTV)という考え方があります。簡単に言うと、1人のお客さんがどれくらい買ってくれるかということです。
新規顧客の獲得コストが高いということは、リピーターになってもらった方が費用対効果が良いということです。
一度しか利用されない商品・サービスであれば、常に新規顧客を獲得しなければいけないので、非常に大変なビジネスになります。
項目⑦:他の商品・サービスを売れるか?
商品・サービスには寿命があります。いつまでも売れ続けるわけではありません。競合が参入してきますし、時代によって顧客ニーズも変わります。
そう考えると、他の商品・サービスの購入に繋げられないかも考えておくべきです。そうすることで、キャッシュポイント(お金を生む機会)が増え、売上アップや、売上の安定に繋がります。
例えば、料理教室。料理を教えるだけではなくて、料理教材、調理場の貸し出し、調理器具、健康食品、健康関連(パーソナルトレーニングなど)といった商品・サービスにも繋げられないかを考えてみましょう。あるいは、ブログやSNS、YouTubeでも広告収入も得られないか考えてみましょう。そうすると、キャッシュポイントが増えます。
ポイントは、必ずしも自分の商品・サービスでなくてもいいということです。
起業アイデアの見つけ方③:検証
- 起業アイデアの成否を確かめる方法
起業アイデアを企画し、選定したら、次は検証です。
検証段階では、「本当に事業として成り立つアイデアなのか?」を確かるのが目的です。
起業アイデアの成否を確かめる3つの方法
自分の起業アイデアで本当に成功できるんだろうか…と考えてしまって、自信が持てなくて動けなくなってしまう人もいるでしょう。
もうこの段階になると、上手くいくかどうかやってみないと分からないからこそ、検証するんです。
ということで、検証の方法をご紹介します。
検証法①:試作品を作って、試す。
検証方法として、試作品を作って試す方法があります。ここでのポイントは、①時間とコストをかけないこと、②最低限の機能だけを準備することです。
まず、時間とコストがかかるのであれば、それがウケなかった時のリスクが大きくなります。なので、時間とコストを可能な限りかけないで試作品を作りましょう。
そして試作品は、最低限の機能だけを準備しましょう。「あれもあったらいいよね。これもあったらいいよね。」と増やしてしまうと、結局、時間とコストがかかってしまいます。また、あれこれ盛り込むと、他との違いが明確でなくなり、それであれば既存の商品やサービスを使えばいいよね…ということにもなってしまいます。
なので理想的には、他との違いが明確なコアな機能だけを備えた試作品を作りましょう。
検証法②:ヒアリングする。
試作品づくりに時間とコストが掛かるのであれば、まずはヒアリングをする方法もあります。
「こんな商品・サービスがあるみたいなんだけど、どう思う?」と聞いてみます。あくまでも他人が考えた商品・サービスとして聞きます。その理由は、回答者が本音を答えやすくするためです。
試作品を出す検証法でも、ヒアリングでの検証法でも、注意点があります。それは回答の選別をしなければいけないということです。例えば、否定的な意見があった場合。その商品・サービスの見込み客なのかどうかが重要です。見込み客じゃない人は意見はあまり参考になりません。逆に肯定的な意見であっても同じです。
誰の意見を優先して参考にするのか、優先順位をつけておくといいでしょう。一般的には、お金を支払ってくれた顧客>見込み客>それ以外、という優先順位になるでしょう。
検証法③:テスト販売をする。
もし可能であれば、テスト販売をしてみましょう。完璧な商品・サービスである必要はありません。現段階で、顧客のお悩み解決ができるのであれば、お金を頂いて商品・サービスを提供してみて下さい。1円でも10円でも100円でも1000円でもいいです。とにかく値段をつけて、提案してみましょう。
このテスト販売でとても重要なことが分かります。それは、「実際にお金を出して、自分の商品・サービスを買ってくる人がいるのか?」ということです。自分の起業アイデアに金を支払う顧客がいるという“事実”が分かるということです。
それが分かれば、どんどんブラッシュアップして商品・サービスの質を高めていきます。
検証相手を探す方法
最後に検証相手を探す方法について解説します。基本的には、地道に探すしかありません。魔法はありません。これを踏まえた上で、次のような方法をご紹介します。
- 友人や知人など身の周りの人に声をかけてみる。
- 友人や知人などの身の周りに協力してくれそうな人を紹介してもらう。
- TwitterやFacebookなどで募集してみる。
- TwitterやFacebookなどで直接DMを送ってお誘いする。
- 見込み客が集まりそうなセミナーや勉強会、イベントに参加して、参加者に協力してもらう。
こういった方法があります。
起業アイデアの見つけ方④:拡大
- 起業アイデアの事業化を成功させる方法
起業アイデアを企画した。選定した。検証した。この起業アイデアでイケそう!そう感じたら、あとは拡大の段階に入ります。
正直、検証と拡大にはハッキリとした境界線のようなものがあるわけではありません。
テストしてウケなかったら、改善して、またテストする。この繰り返しだからです。そのサイクルの中で、「こういった悩みを解決するために、やっぱり人はお金を払わないんじゃないか」「どうしても、この商品・サービスでは売れないじゃないか」ということが分かってきたら、起業アイデアの検証、選定、企画といった段階に戻ってやり直す必要が出てきます。
ですが、これでイケそうと思ったら、どんどん進めていきます。
そこで、何を意識して起業アイデアの事業化を進めていけばいいか、解説します。
起業アイデアを事業化する時に意識したい4つの事
起業アイデアを事業化するにあたって、意識したい4つのことを解説します。これから解説することがしっかりできるかどうかで、起業アイデアを成功させられるかどうかが決まってしまいますので、ぜひ知っておいて下さい。
起業アイデアの成功は起業家の○○で決まる!
起業アイデアを事業化する時に、まず意識したいことは、とにかく知ってもらうことです。
起業アイデアが事業化できるかどうかは、起業家が集客できるかどうかがすべて、と言ってもいいくらい集客は必要です。起業家の腕に掛かっています。
認知度を増やしていかないと、知らないものは買えないので、当然、売れないからです。
そして集客は、「集客=お金×努力」で決まります。
集客に魔法はありません。お金を掛けて、具体的には広告を出す、人にチラシを配ってもらうか、人にブログを書いてもらうかなど、お金を使って情報発信する。あるいは、自分でブログやYouTube、SNS、チラシなどを使って情報発信する。このお金と努力の掛け算が基本になります。
もちろん、最初は、お金がないと思いますので、努力で勝負するしかないということです。
集客できないと困っている方は、大抵、お金×努力の総量が小さいです。一方、ビジネスが上手く行っている人は、総量が大きいです。実際に著名なビジネスパーソンであっても、ほぼ毎日、何年間にも渡って、ブログを書いたり、YouTubeを投稿してますよね。
あなたもお金×努力の総量をいかに大きくするかを考えてみてください。
自分の○○を使って起業アイデアを成功させる方法
先ほど、集客はお金と努力の総量で決まるとお伝えしました。ですが、お金はないし、努力し続けるのはしんどい。そういう方もいるでしょう。
特に、サロンビジネスやパーソナルトレーニングビジネス、士業など、サービス業の多くは、集客活動も大切ですが、お客様が増えてくると、サービス提供に割く時間が増えていきます。
ですが、集客活動を疎かにすると、次第に先細りしていきます。すべてお客様が一生、お客様でいてくれることはないからです。
じゃあ、どうすればいいのかというと、頭を使うしかありません。頭を使って、仕組みを作るんです。
つまり、集客=お金×努力×仕組み にすることで、お金と努力の量が小さくても良いようにするんです。
例えば、招待券発行、紹介制度導入、イベント開催、コミュニティ運営など。人が人を呼びたくなる仕掛けを作るということです。
起業アイデアの成功には少ないお客様でもいい!
起業アイデアの成功には、最初は少ないお客様だけでも大丈夫です。
先ほども説明しましたが、単価(低)×集客数(多)でいくか、単価(高)×集客数(少)でいくかです。後者であれば、少ないお客様でも十分成り立ちます。
実は集客の方程式は、集客=認知度×信頼度 という考え方もあります。この式が表すのは、どれだけ認知されていても、信頼されていなければ、集客つまり売上に繋がらないということてます。反対に、少なくてもファンがいれば、それだけ売上になるということです。
いずれにせよ、ファンの獲得は必要です。どれだけアクセスがあるかという数だけを意識するのではなく、どれだけファンになってもらえているか信頼にも意識を向けるようにしましょう。
起業家は○○を磨くことが必要!
起業家は、商品・サービスの魅力を伝えるための言葉を磨く必要があります。
内容は良くても、プレゼンで上手く伝わらないと、評価してもらえないのと同じです。
なので、起業家はその起業アイデアを分かりやすく伝える必要があるし、商品・サービスを魅力的に伝える必要があります。
具体的には、コピーライティングという売るための言葉の技術があります。これを学んでみることをおすすめします。
どのように伝えたら欲しいと思ってもらえるのか、言葉を常に考えて磨いていくことが必要だということを頭に入れておきましょう。
起業家の成功を妨げる考え方
- 副業・起業で行動を妨げたり、失敗する原因を学ぶことができます。
では、ここから起業家の成功を妨げる考え方についてお伝えしていきます。これまでは、起業アイデアについて解説してきました。ですが、いくら起業アイデアの作り方について知っていても、なかなか具体的なアクションに結びつかないままの人もいます。
なぜ、成功を妨げられてしまっているのでしょうか?その原因は、考え方にあります。
起業家の成功を妨げる原因①:ユニークに固執する
起業家の成功を妨げる原因として、起業アイデアのユニークさ(独自性)に固執してしまうことが挙げられます。
もちろん、起業アイデアにはユニークさは大切です。ですが、はじめから起業アイデアでユニークさを求めるのには現実的に無理があります。
なぜなら、ユニークさを生み出すためには、ユニークさを生み出すための強みがいるからです。つまり、強みがない状態では、生み出せるユニークさにも限界があるということです。
普通の人が副業や起業をするのであれば、ユニークさに固執するよりも、まずは行動に移すことの方が重要です。行動に移して、周囲の反応を見ながら、軌道修正していく方が、早く前に進むことができます。
実際、世の中のほとんどの事業がはじめからユニークだったかと言えば、そうではないでしょう。あなたの周りにあるビジネスを考えても、これまでにはなかった画期的な商品を売っているビジネスの方が少ないのではないでしょうか。
『アイデアは、既存のアイデアの組み合わせでできている』と言われています。なので、ユニークさに固執するのは辞めて、行動してみることが大切です。
起業家の成功を妨げる原因②:差別化にこだわる
起業家の成功を妨げる原因の2つ目が、差別化にこだわることが挙げられます。もちろん、ビジネスにおいて差別化は重要です。「ポジショニングが大事」なんてことがよく言われていますよね。実際、商品・サービスが溢れている現代において、差別化ができないと選ばれにくくなってしまうでしょう。
ですが、起業初期の場合は、話が違ってきます。差別化にこだわって前に進めない人がいます。起業アイデアの差別化にこだわって前に進めないのであれば、差別化を忘れて、行動に移すべきです。
なぜなら、差別化も、強みがないと、できる差別化に限界があるからです。
材料がないのに、カレーを作れと言われても、無理なものは無理ですよね。それと同じで、差別化をするためには、強みを磨き、お客様からのフィードバックを蓄積していくことによって、差別化を生み出すための材料を集めていく必要があります。
起業アイデアを練る段階で、いくら差別化を考えても、それほど優れた差別化ができないのは普通のことです。
ということで、起業アイデアの差別化を考えるのはほどほどにして、行動に移しましょう。お客様とのコミュニケーションによって、お客様の声を集めていきましょう。その先に、差別化が実現できます。
起業家の成功を妨げる原因③:完璧にこだわる
起業家の成功を妨げる原因の3つ目は、完璧にこだわることが挙げられます。起業アイデアを完璧なものにしようと考えていませんか?あるいは、起業アイデアを完璧な商品にしようと思っていませんか?
もしそう思っているなら、完璧を諦めて下さい。
なぜなら、完璧を求めることは、リスクがあるからです。どんなリスクかというと、完璧を実現するために費やしたお金と時間を無駄にすることです。
実は、失敗する起業のやり方というのが分かっています。それが完璧な起業アイデア、完璧な商品を求める起業のやり方です。なぜ、このやり方が失敗するのかと言えば、せっかくお金と時間をかけても、お客様が買ってくれなければ、お金と時間を無駄にするからです。
一度、ムダにしたお金と時間は戻ってきません。そうして起業が失敗に終わり、その起業家はサラリーマンに戻るか、自己破産を余儀なくされるということです。
そうなるくらいなら、不完全で起業アイデアを商品化する。そして不完全な商品でも、まずはお客様に売ってしまう。そうやって、お客様の反応を見て、改善していった方が、売れる起業アイデアに辿り着くことができ、売れる商品を作れるようになるということです。
(この起業の考え方を「リーン・スタートアップ」と呼びます。)
なので、完璧を求めるのはやめましょう。それよりも「この起業アイデアは本当に売れるのか?」「この商品は本当に売れるのか?」を確かめるために、一刻も早く、売りに出してみましょう。
起業家の成功を妨げる原因④:見栄えにこだわる
起業家の成功を妨げる原因の4つ目は、見栄えにこだわることが挙げられます。オフィスに、ホームページなど、見栄えにこだわってしまうケースがあります。
ですが、見栄えにこだわるのは危険です。
なぜなら、本当に見栄えが必要なケースは少ないからです。ほとんどの場合、見栄えにこだわるよりも重要なことがあります。それが、顧客の獲得です。つまり、売上を上げることです。
起業初期の段階で、誰がオフィスに来るでしょうか?近くのカフェではダメなのでしょうか?レンタルスペースやコワーキングスペースはダメなのでしょうか?
一度、オフィスを借りると、毎月の固定費が発生してしまいます。その固定費を支払い続けることで、顧客は増えるでしょうか?売上は伸びるでしょうか?ほとんどの場合は、NO(ノー)という答えが出るのではないでしょうか。
ホームページも同じです。見栄えをカッコよくすることで、顧客は増えるでしょうか?売上は伸びるでしょうか?こちらも、ほとんどの場合は、NO(ノー)という答えが出るのではないでしょうか。
なぜなら、ホームページを作っても、誰も見てくれないからです。検索エンジンの仕組み上、ホームページを作ったからといって、検索に引っかからないので誰も見てくれないんです。
このように、オフィスやホームページの見栄えを良くするためにお金を使っても、ほとんどの場合が、売上アップに貢献しません。むしろ、お金を無駄にして、自分の首を締めるだけです。
お金を使うことを投資と思っているのであれば、見栄えにお金を使っても、リターンが期待できない以上、投資には成り得ません。投資としてお金を使うなら、もっと別のところに使うべきです。
では、どこにお金を使うできなのでしょうか?それが、先ほども書いた「顧客の獲得」つまり「売上が上がること」です。具体的に言えば、営業マンや広告にお金を使うべきです。
そうやって、まずは顧客を獲得し、売上を上げていく。そして毎月の売上が安定してから、見栄えにお金を使っていくのが基本です。
ということで、はじめから見栄えにこだわらないように注意しましょう。
起業家の成功を妨げる原因⑤:自分の起業アイデアにこだわる
起業家の成功を妨げる原因の5つ目が、自分の起業アイデアにこだわることが挙げられます。もしあなたが、自分の起業アイデアが思い浮かばないことで悩んでいるのであれば、自分の起業アイデアにこだわる必要はありません。
なぜなら、起業は、自分の起業アイデアでなければいけないというルールはどこにもないからです。
起業アイデアが思い浮かなければ、世の中にあるビジネスを真似ることからスタートしてもいいですし、誰かから起業アイデアを教えてもらうのも1つの方法です。
さらに言えば、他人の商品・サービスを売ることからビジネスをスタートさせてもいいわけです。
実際、あなたの周りにも他人の商品・サービスを販売しているビジネスは多いと思います。スーパーや家電量販店、何かの代理店などは、他人の商品・サービスを売っていますよね。それも立派なビジネスです。
なのでもし、あなたが自分の起業アイデアが思いつかないと悩んでいるのではれば、他人から起業アイデアを教えてもらったり、他人の商品やサービスを売ることを考えてみましょう。
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