アファメーションとは、脳や心の仕組みを活用した自己変革の技術です。

アファメーションを使えるようになると、仕事、お金、ビジネス、恋愛、趣味、健康、人間関係など、様々な分野において願望を実現することができるようになります。かなり効果の高い自己変革技術です。

そこでこの記事では、コーチングの技術である「アファメーション」についてご紹介します。

他のネット記事や書籍を読む必要がないというくらい、アファメーションに関して徹底的に解説しています。この1記事をあなたの“アファメーションバイブル”として何度も読み返し、とにかく実践してみて下さい。

コーチングとは、脳科学や心理学の知見に基づいた目標達成のメソッドです。なので、このアファメーションの技術も再現性のある方法であり、あなたに成功と幸せをもたらします。)

目次

アファメーションとは?その意味は…

アファメーションとは、言葉を使った自己変革の技術です。

アファメーションの意味は、英単語で「肯定(affirmation)」を表します。

自己変革の技術としてのアファメーションは、「私はこれが真実だと信じています」ということを自分に肯定することを、アファメーションと呼んでいます。または、肯定する内容を表現した肯定文のことをアファメーションと呼ぶこともあります。

アファメーションの実際は、ルールに従って肯定文を作成し、それを自分で読み上げ、自分自身に言い聞かせます。その時、肯定文から想起されるイメージを思い描きます。

ゴールの達成にアファメーションが必要である理由

アファメーションを使う目的は、ゴールを達成するための、新しいセルフイメージを作り上げるために用いられます。

私たち人間は、マインドの中で、「自分とはこういう人間だ。」「自分にはこういうのが相応しい。」「自分はこういうことができる人間だ。」などという自分自身に対するイメージを持っています。この自分自身に対するイメージを、セルフイメージと呼びます。

そして私たち人間は、マインドの中のセルフイメージに合致するように、現実世界で選択し、行動します。そうすることで、私たちはセルフイメージに見合った、現実世界を生きています。

例えば、自分に相応しいと思う洋服を選び、自分に相応しいと思う人達と付き合います。ゴール達成においては、自分に相応しい思うレベルの願望を抱き、自分が「できる」と思える範囲内で行動します。

人間は、「セルフイメージ」と「自分の身のまわりの現実世界」を、常に合致するように均衡を保っているのです。

このことは、セルフイメージの限界が、あなたの限界そのものであるということを意味しています。セルフイメージによって、その人の人生が決まるとも言えるでしょう。

ということは、成功しようと思ったら、あるいは、より幸せな人生を生きようと思ったら、今までの古いセルフイメージを壊し、"レベルアップした、新しいセルフイメージ"を持つ必要があるということなのです。セルフイメージが変われば、それに合わせて、現実世界が変わるのです。

そしてゴール達成のために、セルフイメージを変えることができる技術が、アファメーションなのです。

続けた人だけが経験できるアファメーションの究極の効果とは

アファメーションの究極の効果は、「アファメーションに書いた内容が実現する」ことです。これは、アファメーションを続けた人だけが経験できることです。

本当にそんなことが起こるのか?と思われる方もいるかもしれません。ですが、これは本当に起こります。私自身も経験していますし、他のアファメーション実践者も経験しています。

ですが、強調しておきたいことがあります。それはアファメーションは魔法ではないということです。

アファメーションに書いた内容が実現するのには、理由があります。そして、書いた内容によって、それが実現するまでには、それ相応の時間がかかります。

なのでアファメーションで効果を出すためには、「地道に続ける」という事が大切になってきます。アファメーションは魔法ではないのです。これは何事においても言えることではないでしょうか?

ではアファメーションには具体的にどんな効果があるのでしょうか?そのことについて紹介したいと思います。

アファメーションの5つの効果

新しいセルフイメージを作り上げるためのアファメーションですが、その使い方によって、様々な効果が期待できます。その代表的な効果を5つ紹介します。

効果①:自然とゴールに向かっていく自分になれる!

アファメーションによって、「ゴールを達成している自分(=新しいセルフイメージ)」を肯定し続けると、ゴールとセルフイメージが脳に擦り込まれていきます。すると人間は、自然と、ゴールに向かっていくようになります。

「アファメーションによって肯定した内容」と「現実」とのギャップを埋めるように脳が働きだすからです。

これは認知的不協和と呼ばれる心理現象で説明することができます。

認知的不協和とは、人間の脳内で「A」と「B」という相反する矛盾した認知が生じたとき、その矛盾を解消しようと、どちらかの認知を採択するように心が働く現象です。

つまり、アファメーションを繰り返し行っていると、「ゴールを達成している、マインドの中の自分(=セルフイメージ)」と「まだゴールを達成できていない、現実の自分」との矛盾を解消しようと、脳がゴールの達成に向けて働くようになるというわけです。

効果②:ゴールの達成方法が見えてくる!

アファメーションを行うと、ゴールの達成方法が見えてきます。ゴールの達成のために、あなたが本来持っている創造性を発揮できるようになるのです。

なので、始めから、ゴールの達成方法を分かっている必要はありません。「正しいゴール設定」をしていれば、始めはゴールの達成方法が分からなくて当然です。

アファメーションによって、「私はそうなっている」とゴールを達成している自分を肯定すればするほど、ゴールを達成するために必要な情報を認識できるようになっていきます。

その理由は、2つの人間の仕組みによるものです。

1つ目の仕組みは、人間は、自分にとって重要度の高い物事に関する情報を認識するようになっているということです。

アファメーションとして肯定する内容は、望ましいゴールの達成に関することです。つまり、アファメーションの内容は、「自分が望ましいと思うこと = 重要度の高いこと」なのです。なのでゴールを設定した時点で、必要な情報を認識できるようになります。

そして、2つ目の仕組みは、人間は、脳に、何度も同じ情報を入力されると、その情報が重要だと認識するようになるということです。

なので、アファメーションを繰り返し行っていると、脳にゴールが擦り込まれていき、ゴールを達成することに対する重要度が、どんどん高くなっていきます。

その結果、ゴールを達成するための情報が、自然と認識できるようになっていくというわけです。

効果③:心理的なブレーキを外すことができる!

ゴールを達成したり、なりたい自分になるには、心理的なブレーキを外し、「できない」を「できる(できた)」に変えていく必要があります。

アファメーションを使うと、心理的なブレーキを外すことができます。

アファメーションによって、「心理的なブレーキを外して、ゴールの達成に向かっている自分」を肯定します。

その肯定がマインドの中でリアルになればなるほど、心理的なブレーキが外れ、ゴールに向かって新しい行動を起こすことができるようになっていきます。

効果④:行動力を上げることができる!

ゴールの達成には、行動することが欠かせません。

アファメーションによって、「ゴールを達成するために行動を起こしている自分」を肯定します。

その肯定がマインドの中でリアルになればなるほど、「行動を起こしている、マインドの中の自分」と「行動を起こせていない、現実世界の自分」とのギャップを埋めようと、行動を起こすようになっていきます。

効果⑤:習慣化することができる!

ゴールを達成したり、なりたい自分になるには、習慣が大切です。

成功を阻む行動を止め、成功するのに必要な行動を習慣化できれば、あなたは成功に近づいていきます。

アファメーションによって、「習慣化したい行動を行っている自分」を肯定します。

その肯定がマインドの中でリアルになればなるほど、その行動を起こせていない現実を変えようと、習慣的に行動を起こすことができるようになっていきます。

アファメーションに書いたことが実現するメカニズム

では、どうしてアファメーションに書いた内容が実現するのでしょうか?その理由は、次のような「マインドの働き」によって「目的的行動と創造性」が発揮されるからです。

  1. 望みを常に意識する。
  2. 目的的行動を起こす。
  3. セルフイメージが変わる。
  4. 認知的不協和が起こる。
  5. より目的的行動と創造性を発揮する。
  6. 現実が変わっていく。

図:アファメーションに書いたことが実現するメカニズム

1.望みを常に意識する。

望みを実現するには、「自分が望んでいることに意識を向け続けること」が必要です。日々の忙しさに追われて、望ましいことを忘れてしまっていては、いつまで経っても望みは実現しません。

なぜなら、望ましいことに意識を向けていなければ、実現するための行動を起こし続けることができないからです。

アファメーションを続けることによって、常に望んでいることに意識を向けられるようになります。そして、次項で紹介する「目的的行動(望ましいことを実現するための行動)」を起こせるようになります。

2.目的的行動を起こす。

アファメーションを繰り返し行うことで、望むことをマインドの中に擦り込んでいきます。そうすると、目的意識が芽生えます。そして目的意識を持てるようになると、目的的行動を起こせるようになります。

日々の学業や仕事などの忙しさに追われて、自分が望むことを意識できなければ、目的的行動は起こせません。

つまり望ましいことを実現するための行動をしないまま、今まで通りの行動をする毎日を過ごしてしまいます。これでは望ましいことは、いつまで経っても実現できません。

特に、仕事に追われる社会人が、このパターンに陥りがちです。

望ましいことを実現したいなら、常にそれに意識を向け、目的的行動を起こす必要があります。アファメーションを行うことは、望ましいことに意識を向ける行為そのものであり、目的的行動を促す行為でもあります。

3.セルフイメージが変わる。

アファメーションを繰り返し行うと、「今、自分はこうなっていて当然だ」「こういう自分が相応しい」という新しいセルフイメージが強化されていきます。セルフイメージとは、その人が自分自身に対して抱いているイメージです。自己認識と考えてもいいでしょう。

ゴールや目標の達成においては、セルフイメージが重要なカギを握ります。なぜなら人は、セルフイメージに合致した選択と行動をするからです。

例えば、「自分は年収350万円しか稼げない。」というセルフイメージを持っている人は、年収3000万円を稼ごうという選択をしません。また仮に稼ごうと思っても、本心では「自分には無理だ」という信念があるため、なかなか行動を起こせなかったりします。

恋愛についても同様です。「自分はモテない」と思っている人は、異性に対してアプローチをするという選択と行動をしません。その結果、なかなか恋愛が発展しません。

人生のあらゆる場面における選択と行動は、その人のセルフイメージから影響を受けています。これらのことから、あえて過度な言い方をすると「セルフイメージの限界が、あなたの限界である」とも言えます。

なのでゴールや目標を達成するためにセルフイメージを意図的に変えていく作業を行う、つまりアファメーションを行うことによって、今の自分の限界を超え、結果を出せる自分作りを行う必要があるのです。

そうやって、アファメーションに書いた内容を実現するに相応しいセルフイメージができあがれば、マインドの中で「認知的不協和」が起こります。

4.認知的不協和が起こる。

認知的不協和とは、人の心の中で「A」と「B」という相反する認知が生じた時に、葛藤が生じ、その葛藤を解消しようとする心の働きのことです。認知的不協和が生じると、葛藤を解消しようとするエネルギーが生じます。

このエネルギーによって、人は、行動へと駆り立てられ、創造性を発揮させられます。

5.より目的的行動と創造性を発揮する。

アファメーションによって「今、自分はこうなっていて当然だ」「こういう自分が相応しい」という新しいセルフイメージが強化されればされるほど、認知的不協和が強く生じます。

つまり、「現状の自分」と「新しいセルフイメージ」のギャップに葛藤を抱き、それを解消するために目的的行動や創造性が発揮されます。

それも、葛藤が大きければ大きいほど、解消するために目的的行動や創造性が発揮されていきます。

6.現実が変わっていく。

このようにアファメーションを継続することで、マインドに変化が起き、望ましいことを実現するための行動とアイデアが促されることによって、現実は変わっていきます。

 

ここまでの説明で、アファメーションは「魔法」ではなく、「きちんとしたプロセスと理由がある、現実を変えていくためのツール」であるということを分かって頂けたのではないでしょうか?

アファメーションで新しいセルフイメージが作られるメカニズム

ここで、アファメーションによって、どのように新しいセルフイメージが作られるのか、そのメカニズムについて、さらに詳しく解説したいと思います。

セルフイメージは○○によって作られる!

セルフイメージは「記憶」によって作られます。つまり、どのような記憶を持っているかが、その人のセルフイメージに影響を与えるということです。

例えば、今のあなたの記憶を、誰かとすっぽりと入れ替えたとします。ビジネスで成功したい人なら、有名な経営者の記憶と入れ替えます。スポーツで成功したい人なら、有名なスポーツ選手の記憶と入れ替えます。恋愛を成就させたい人なら、イケメン俳優や美人女優の記憶と入れ替えます。

すると、どうなるでしょうか?

記憶を入れ替えると、あなたのセルフイメージが変わってしまうことが想像できるのではないでしょうか?

有名な経営者の記憶と入れ替えた人の頭の中には、これまでに逆境を乗り越え、ビジネスで成功してきた記憶が入っています。すると、「自分はビジネスにおける成功者だ!」「自分は起業して成功できる!」と思うようになるでしょう。

有名なスポーツ選手の記憶と入れ替えた人の頭の中は、これまでに練習を繰り返し行い、数々の大会で勝ち上がってきた記憶が入っています。すると、「自分はスーパープレーヤーだ!」「自分なら次の大会でも、優勝できる!」と思うようになるでしょう。

イケメン俳優や美人女優の記憶と入れ替えた人の頭の中には、これまでに異性からアプローチされ、モテてきた記憶が入っています。すると、「私(俺)は、モテる!」と思うようになるでしょう。

そして上記のように、高いセルフイメージに変わったなら、あなたはどのような行動をとるでしょうか?

おそらく、起業に挑戦したり、大きな大会に向けて本気で練習に取り組むようになったり、気になる異性にアプローチしたりと、行動が変わるのではないでしょうか?

このように記憶によって、セルフイメージが変わり、行動が変わるのです。

セルフイメージを構成する「言葉」「イメージ」「感情」

セルフイメージを作る記憶を、さらに分解すると、「言葉」「イメージ」「感情」に分けられます。

あなたの失敗経験や、成功経験の記憶を思い出してみて下さい。

その記憶を思い出したとき、その時に見た「イメージ」が思い出されるはずです。そして、その時に思った事、つまり「言葉」も思い出されるはずです。そして、その時の「感情」も思い出されるはずです。

人間は、「言葉」「イメージ」「感情」を記憶し、それらからセルフイメージを作り出します。

例えば、異性に告白してフラれた経験のある人は、フレた時の光景(=イメージ)、「自分はモテないんだ」など思った事(=言葉)、落ち込んだ気持ち(=感情)を記憶し、その記憶から「自分はモテない」というセルフイメージを作り出します。

もし思い出せなかったとしても、私たち人間は、その時の「言葉」「イメージ」「感情」を記憶し、勝手にセルフイメージに影響を受けています。

アファメーションは、記憶を書き換える!

アファメーションは、記憶を書き換えることができます。アファメーションによって、新しい記憶を強化することで、ゴールを達成するために、高いセルフイメージを作ることができるのです。

なぜなら、アファメーションは「言葉」「イメージ」「感情」を生み出すからです。

まず、アファメーションの肯定文そのものが「言葉」です。そして、言葉を読むことで、「イメージ」が想起されます。そして「感情」が喚起されます。

つまりアファメーションには、言葉・イメージ・感情の要素が含まれており、自分が望むセルフイメージを作ることができるというわけです。

さらにアファメーションを繰り返すことで、その言葉・イメージ・感情が強化されていきます。その結果、望む新しいセルフイメージが強化されていきます。

セルフイメージを強化するポイントは、「繰り返し」と「リアルさ」です。肯定文を読み、想起されるイメージを思い描きます。その繰り返した回数が多ければ多いほど、そしてリアルに感じれば感じるほど、望ましい記憶が強化されます。その結果、新しいセルフイメージも強化されます。

このようにアファメーションを行うことで、ゴールを達成するのに有利な新しい記憶(=言葉・イメージ・感情)を作り、強化し、新しいセルフイメージを作ることができるようになるのです。

アファメーションの作り方

アファメーションは、次の手順を踏んで作成していきます。

  1. ゴールを設定する。
  2. ゴールを達成している将来を明確にする。
  3. ゴールを達成するために"今あるべき姿"を明確にする。
  4. アファメーションにする内容を選定する。
  5. ルールに従って、アファメーションを作成する。

アファメーションの作り方①:ゴールを設定する。

ゴールを設定しないことには、効果的なアファメーションを作ることはできません。なぜなら、ゴールがないと、どのような新しいセルフイメージを作ればいいのかが決まらないからです。

ゴールが設定されているからこそ、そのゴールを達成するのに相応しい"あるべき姿"として、新しいセルフイメージが決まります。

ゴールの設定に関しては、次の記事を参考にして下さい。
目標設定で達成速度と達成率がハネ上がる!正しい目標設定5つの手順
結果を出すために目標設定の理論を学べ!一般人が知らない4つの原則

アファメーションの作り方②:ゴールを達成している将来を明確にする。

ゴールを設定したら、ゴールを達成した時の「将来の自分の姿」「将来の自分が見ている世界の姿」を思い描きます。

その際には、次のような質問を参考にして下さい。

将来像を思い描くのを助ける質問集
  • 「なぜゴールを達成したいのだろうか?」
  • 「ゴールを達成することで、どんなハッピーを期待しているのだろうか?」
  • 「ゴールを達成すると、どのように人生が発展していくだろうか?」
  • 「ゴールを達成したかどうかを、どこで、何を目にして、知ることになるだろうか?その時、どのように感じるだろうか?」

※上記の質問で、あなたがどのようなことを期待し、どのような映像を思い描いているのかが分かります。

より明確にする質問↓

  • 「ゴールを達成した自分は、どのような人達と付き合えるようになっているだろうか?」
  • 「ゴールを達成した自分は、どのようなお金の使い方ができるようになっているだろうか?」
  • 「ゴールを達成した自分は、誰を、どのように喜ばせられるようになっているだろうか?」
  • 「ゴールを達成した自分は、どのようなシーンで、どのような振る舞いをしているだろうか?」
  • 「ゴールを達成した自分は、どのような生き方ができるようになっているだろうか?」
  • 「ゴールを達成した自分は、どのようなモノを身に着けて、どのような場所に出向いているようになっているだろうか?」
  • 「ゴールを達成した自分は、どのような場所に住んでいるだろうか?」
  • 「ゴールを達成した自分は、どのように人生を楽しんでいるだろうか?」

上記の各質問について考え、PCのメモ帳でも、紙にでも書き出しておいて下さい。そしてゴールが達成されるまで、徹底的に考え続けて下さい。

あなたの将来像が明確になればなるほど、理想と現状のギャップを埋めようと、脳が働きだします。つまり、あなたはゴールに向かっていくようになります。

ただし、正しいゴールの設定方法に基づいて、現状の外にゴールを設定した場合は、将来像を思い描くのが難しくなります。それは、現状の外のことなので、イメージするのが難しくて当然です。その場合は、ぼんやりとで構いません。あなたがゴールに近づけば近づくほど、明確にイメージできるようになっていきます。

アファメーションの作り方③:ゴールを達成するために"今あるべき姿"を明確にする。

次は、ゴールを達成するために"今あるべき姿"を明確にします。

まずは、次の質問について考えて下さい。

〈ステップ1〉
「なぜ、現状で、ゴールを達成できていないのだろうか?」

この質問に対する答えを最低10個以上書き出してください。この質問によって、ゴールを達成するために解決すべき問題が明確になります。それらの問題をクリアしていけば、ゴールは達成されていくということです。

この作業で重要なポイントは、達成できていない理由がいっぱい出てきても、決して、自信を失くしたり、やる気を失くさないで下さいということです。

むしろ、達成できていない理由がいっぱい出てくるほど、自分をべた褒めして下さい。なぜなら、達成できていない理由が分かったということは、それだけゴールを達成する道筋が見えたということだからです。あとは、それらの問題を創造力と行動力によって、クリアしていくだけなのです。

次は、書き出した内容(=解決すべき問題)に対して、以下のようなことを考えます。これよって、"今あるべき姿"が明確になります

〈ステップ2〉

  1. 「どのようになればいいのか?」
  2. 「どのようにすれば解決できるのか?」
  3. 「どのような行動を起こす必要があるのか?」

上記の質問は、「1」→「2」→「3」の順に、質問の答えが具体的になっていきます。

具体的であればあるほど良いですが、具体的な答えがでない場合は、質問1で「どうのようになればいいのか?」という理想の状態を決めるだけも大丈夫です。

理想の状態を肯定文にして、アファメーションを繰り返し行っていると、具体的な解決策や、とるべき行動が明確になっていきます。

そして、この作業では、複数の案を出しておくと、より効果的です。

例)年収3000万円をゴールとした場合(※例なので、正しいゴールかどうかは考えない。)
〈ステップ1〉
「なぜ、現状で、ゴールを達成できていないのだろうか?」

  1. 「稼ぎ方が分からないから。」
  2. 「起業するなり、副業するなり、自分でビジネスをやっていないから。」
  3. 「自分で稼げるかどうか不安で、行動できていないから。」
  4. ・・・

など。


〈ステップ2〉
「どのようになればいいのか?」「どのようにすれば解決できるのか?」「どのような行動を起こす必要があるのか?」

    1. 「稼ぎ方が分からないから。」⇒案①:稼ぎ方を書籍で学ぶ。/案②:稼ぎ方を誰かに教えてもらう。など。
    2. 「起業するなり、副業するなり、自分でビジネスをやっていないから。」⇒案:自分でビジネスを始める。など。
    3. 「自分で稼げるかどうか不安で、行動できていないから。」⇒案:自分は稼げるというセルフイメージを作るためにアファメーションを行う。

など。

アファメーションの作り方④:アファメーションにする内容を選定する。

アファメーションの作り方②と③を終えたら、アファメーションにする内容を選定します。

これまでの作業によって、次のようなことが明確になっていると思います。

  • 将来の自分の姿
  • 将来の自分が見ている世界の姿
  • 今あるべき姿

そこで、考えた内容の中でも重要だと思われるものを5個から20個ほど選びます。初めての方は少なめにしておいて、慣れてきたら多くすると良いでしょう。

アファメーションの作り方⑤:ルールに従って、アファメーションを作成する。

アファメーションの肯定文は、1文から2文程度の短い文章です。そして、肯定文は、次のルールに従って作成します。

作成ルール①:一人称であること

「私は~」というように、一人称で記述します。当然、内容は、個人的なものにします。

作成ルール②:否定形は使わない

「こうなりたくない」「こうなって欲しくない」と思うことは一切書いてはいけません。「こうなりたい」「こうなって欲しい」と思うことについてのみ記述します。

例えば、「私は、起業することに不安を感じていない。」ではなく、「私は、起業し、日々の仕事を楽しんでいる。」というように記述します。「不安」という言葉も、自分が望まないことなので、書きません。

作成ルール③:現在進行形で書く

「~している」「~を目にしている」「~が起こっている」のように、現在進行形で記述します。

作成ルール④:「すでに達成している」という内容にする

「私は~を持っている」「私は~だ」「私は~している」のように、「すでに達成している」という内容にして下さい。

「私は~することができる」「私は~になれる」「私は~になりたい」「私は~したい」「私は~しなけらばいけない」という表現はしてはいけません。これらの表現には、「私は、まだ、そういう状態になっていない」という意味が含まれています。

これらのような表現を使うと、新しいセルフイメージではなく、現状のセルフイメージを強化することになってしまいます。つまりゴールに向かっていけないということです。

作成ルール⑤:決して比較をしない

他人と比較する表現はしないで下さい。

セルフイメージは、自分自身に対するイメージです。なので他人との比較は意味がありません。自分が、どういう状態になっているかを表現することが大切です。

また他人との比較によって成り立つゴールは、あなたが本当に望むゴールではない可能性が高いです。そのようなゴールでは、あなたのパフォーマンスは発揮されません。また、達成しても、本当の幸せは感じられないでしょう。

作成ルール⑥:「動き」を表す言葉を使う

自分の行動や振る舞いを表す言葉を使って下さい。そうすることで、肯定文から想起されるイメージが、よりリアルに思い描けるようになります。

作成ルール⑦:感情を表す言葉を使う

「気持ちいい」「嬉しい」「楽しい」「清々しい」「誇らしい」「好き」「ワクワク」など、感情を表す言葉を使って下さい。そうすることで、肯定文から想起されるイメージが、よりリアルに感じられるようになります。

作成ルール⑧:バランスをとる

仕事、お金、趣味、健康、人間関係など、人生の様々な分野におけるゴールとの矛盾がないように、互いの肯定文を調和させるようにして下さい。

作成ルール⑨:リアルなものにする

肯定文を読めば、「将来の自分の姿」や「将来の自分が見ている世界の姿」、「今あるべき姿」が、ありありとイメージできるように、リアルな記述にして下さい。

※参考:『コンフォートゾーンの作り方』著者:苫米地英人
※参考:『努力はいらない!「夢」実現脳の作り方』著者:苫米地英人

お金と恋愛のアファメーションのコツと例文

「お金」と「恋愛」をテーマに、アファメーションのコツと、例文を解説します。

「恋愛」におけるアファメーションのコツと例文


恋愛など、他人が関わるゴールの場合は、世の中には「コントロールできること」と、「コントロールできないこと」があるということを理解しておく必要があります。

他人はコントロールできないことです。ですが自分は、コントロールできます。なので、コントロールできる自分にフォーカスすることが大切です。

例えば、「私は、好きな人から告白されて嬉しい。」というアファメーションはダメです。この肯定文には、「好きな人から告白される」という自分ではコントロールできないことしか含まれていません。さらに、『作成ルール⑥:「動き」を表す言葉を使う』が満たされていません。

なので、「私は、好きな人から告白されて嬉しい。」という肯定文にするならを「私は、好きな人から告白されて嬉しい。それは私が、日々、外面的魅力と内面的魅力を磨いているからである。」という肯定文にします。もちろん、さらに具体的に表現しても構いません。

例文
  • 「私は、魅力的な男性(女性)でいることが嬉しい。それは私が、日々、男性(女性)としての魅力を磨いているからである。」
  • 「私は、モテる男性(女性)である。それは私が、周囲の人の話をしっかりと聞き、会話を一緒に楽しんでいるからである。」
  • 「私は、いつも目の前にいる男性(女性)を喜ばせているので、好かれていることが嬉しい。」
  • 「私は、皆から魅力的な男性(女性)だと評価されていることが嬉しい。それは、独りよがりな考えをせず、相手の気持ちを理解しようとしているからである。」
  • 「私は、いかなる時もオシャレをしているので、男性(女性)としての自信に満ちている。」

上記のアファメーションは、あくまでも例です。表現は、人によって違ってきます。

「お金」におけるアファメーションのコツと例文


お金に関してアファメーションを作成する場合は、どのようにお金を使っているかを表現した文章にすると効果的です。

お金は手段であり、目的ではありません。なので、お金を必要とする目的が明確になっていた方が、肯定文のリアルさが増します。その結果、お金を稼ぎ、望む生活をしている自分の姿(=セルフイメージ)が強化され、お金を稼ぐために脳が働き出します。

例えば、「私はお金持ちだ。」という肯定文ではなく、「私は、お金持ちであることを実感し、嬉しい。それは私が、家賃100万円の高級タワーマンションに住んでいるからである。」といった肯定文にします。

例文
  • 「私は、通帳を見ることで、毎月100万円のお金が銀行口座に振り込まれるのを、目の当たりにして嬉しい。」
  • 「私は、年収3000万円稼いでいることが誇らしい。」
  • 「私は、年収3000万円を稼いでいるのが嬉しい。それは私が、起業し、自分でお金を稼いでいるからである。」
  • 「私は、お金持ちであることが嬉しい。それは私が、お金の稼ぎ方を学び、実践してきたからである。」
  • 「私は、望むだけのお金を稼ぎなら、やりたいことをやれる毎日が楽しい。

アファメーションの使い方(基本)

アファメーションの肯定文を作成したなら、効果的にアファメーションを行えるようになる必要があります。そこで、アファメーションの使い方について、解説します。

使い方①:ビジュアライゼーションをする!

アファメーションの使い方の基本は、肯定文を読み上げると同時に、肯定文から想起されるイメージを思い描くことです。これをビジュアライゼーションと呼びます。

ビジュアライゼーションのポイントは4つあります。


1つ目は、視覚情報だけでなく、あらゆる感覚情報もイメージすることです。

イメージを思い描く際は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚、深部感覚、臓器感覚などもイメージしていって下さい。また感覚情報の強さの度合いもイメージできると良いでしょう。視覚ならカラーで、嗅覚ならニオイの強さまでも、リアルに想像します。

そうすることで、リアルさ増します。リアルさが増せば増すほど、新しい記憶が強化され、新しいセルフイメージも強化されます。


2つ目は、感情を味わいながらイメージすることです。

イメージを思い描く際は、感情を味わいながら行ってください。そして、その感情を強めていって下さい。イメージなので、感情も強めていくことができます。

「楽しい」「嬉しい」「誇らしい」「好き」「清々しい」といったポジティブな感情を強くイメージすればするほど、新しい記憶は強化され、新しいセルフイメージも強化されていきます。


3つ目は、イメージしたことが、今起こっているかのように感じることです。

肯定文を読み、イメージを思い描く際は、「将来、こうなる!」とは思ってはいけません。「今、そうなっている!」と思いながら、アファメーションを行って下さい。

「将来、こうなる!」という言葉には、「今はそうなっていない」という意味が含まれています。なので「将来、こうなる!」と思えば思うほど、「今はそうなっていない」という認識を強めてしまいます

つまり、「今はそうなっていない」というセルフイメージを強化してしまうのです。これではセルフイメージが変わっていないので、心理的な変容や、行動の変容が起こりません。ゴールを達成できないということです。


4つ目は、アファメーションとビジュアライゼーションを行う際は、リラックスしてから行うことです。

アファメーションとビジュアライゼーションを行う際は、リラックスすることが大切です。なぜなら、心身が緊張状態にあると、なかなかイメージを思い描けないからです。

リラックスする方法は、深呼吸することです。5秒吸って、15秒くらい吐く。(吸う・吐くの時間は個人で調整して下さい。大切なのは、ゆっくり吐くことです。)

息を吐く際には、身体の力が抜けていくのを感じます。首、肩、腕、手先、腹部、足、足先と、各部位ごとに意識し、力を抜いていくと、かなり効果的です。


上記4つのポイントを守りながら、アファメーションとビジュアライゼーションを行うと、新しいセルフイメージを作るのに効果的です。

さらに「朝、起きた直後」と「夜、寝る直前」に行うと、新しい記憶が定着しやすく、新しいセルフイメージを強化するのに効果的です。

理想的なのは、1日の中で、事あるごとにアファメーションを読み、ビジュアライゼーションをすることです。1分でも構いません。とにかく、アファメーションの内容が「今そうなっている」と、1日中、感じ続けることです。そうすると、かなり高い効果が得られます。

使い方②:ネガティブ言葉をアファメーションで置き換える!

アファメーションは、ネガティブ状態から抜け出し、ゴールの達成を妨げるセルフイメージが作られるのを防ぐためにも使われます。

私たち人間は、ネガティブな状態の時、心の中で、ネガティブな言葉を使っています。先ほども解説しましたが、ネガティブな言葉を使うと、ネガティブなイメージを想起させ、ネガティブな感情を生み出します。

このネガティブな言葉・イメージ・感情が、あなたのセルフイメージを作ってしまいします。当然、ネガティブなセルフイメージは、あなたをゴールの達成から遠ざけます。

なので決して、ネガティブな言葉を使ってはいけないのです

そしてもし、ネガティブな言葉を使っていることに気づいたら、すぐにアファメーションを唱え、ビジュアライゼーションを行うのです。

するとネガティブな言葉・イメージ・感情が、ポジティブなものに置き換わります。そうやってネガティブなセルフイメージを強化してしまうのを避け、ポジティブなセルフイメージを強化し続けるのです。

いつでもアファメーションを行えるように、携帯電話のメモ帳やPCのメモ帳、名刺サイズの用紙に記述しておくといいでしょう。音声録音しておくのも良いでしょう。

使い方③:フィードバックをとる!

時には、客観的に自分を分析することも大切です。その方法の1つが、アファメーションで記述した内容通りに、現実がそうなっているかどうかを確認することです。

アファメーションで記述した内容通りになっていない場合は、原因を考え、解決していく必要があります。そうやってアファメーション通りに、現実を近づけていくのです。

そのアファメーションと現実のギャップを埋めていく行為は、ゴールの達成にどんどん近づいていくことを意味しています。

なので、アファメーションと現実のギャップを知ってしまったときに、落ち込む必要はありません。

ここでもネガティブな言葉を使ってはいけないのです。「ギャップに気づいた自分」「ギャップを埋めるための対策を考えた自分」「ギャップを埋めるために行動した自分」を褒めて下さい。

使い方④:アファメーションをよりリアルにする・更新する

アファメーションの肯定文は、一度、作ったら終わりではありません。

肯定文の内容を、よりリアルに感じられる表現に修正する必要があります。またゴールの達成に向かう過程で、アファメーションの内容も変わっていきます。

なので日々、自分にとってより良いアファメーションについて考えて下さい。するとアファメーションを上手に表現したり、上手に使えるようになっていきます。

アファメーションの使い方(発展)

アファメーションの使い方として、発展的なテクニックを紹介します。

それは、過去の記憶を使う方法です。

あまり感情を強くイメージできない場合もあるでしょう。そのような場合は、過去の記憶を利用します。

過去の楽しい体験や、嬉しかった体験などを思い出します。この時も、あらゆる感覚情報を使ってリアルに思い出します。思い出の写真などがあるなら、それを見ながら、その時の感情をリアルに感じます。

ある程度、感情を強く感じられるまで、何度も過去を振返ってイメージする練習を行います。

その時の感情をリアルにイメージできるようになったら、アファメーションとビジュアライゼーションを行います。その際、過去に体験した感情をイメージします。

つまり、アファメーションによって想起されたイメージに対して、過去に体験した感情を合成するような感じです。

これを何度も行っていると、アファメーションを読んで、感情を強くイメージできるようになっていきます。するとアファメーションの内容を、リアルに感じられるようになっていきます。

お手軽に行うなら、過去のポジティブな経験を思い出し、1分間から5分間くらい、ポジティブな感情に浸る。それからアファメーションとビジュアライゼーションを行うだけです。

アファメーションの効果が出ない理由と、その対策

ここまでアファメーションのやり方について解説してきましたが、いざ始めてみるとアファメーションで効果が出ないという人も出てくるでしょう。そんな人は、なぜ効果が出ないのか?理由と、その対策について紹介しておきます。

効果が出ない理由①:イメージが伴っていない

アファメーションを読んでいるだけでは、十分な効果は得られません。アファメーションを読み、映像を思い描くことで効果が高くなります。

セルフイメージは、その人の頭の中にある「記憶」によって形成されます。そして記憶を大まかに分解すると、「言葉」「映像」「感情」の3つの要素で成り立っています。

そのため頭の中に、映像を思い描き、記憶として擦り込まないと、セルフイメージが強化されていかないのです。

なので効果を実感できないときは、アファメーションから想起される映像をしっかりと思い描くようにしましょう。

効果が出ない理由②:臨場感が足りない

アファメーションを行っても効果がないという場合は、アファメーションに記述した内容に対して臨場感(リアルさ)が足りないからかもしれません。臨場感が弱ければ、認知的不協和も生じないので、行動と創造性が十分に発揮されません。

臨場感(リアルさ)については、感覚的なものなので、言葉で説明しにくいのが正直なところです。ですが、敢えて言葉で説明するなら、次のような感覚を感じるかどうかだということです。

例えば、アファメーションに記述した内容から想起された望ましい映像に対して、「嬉しい」「楽しい」「すがすがしい」「誇らしい」「気持ちいい」といった感情を感じるかどうか、あるいは「俺はこうなっていて当然だ!だけど、どうしてそうなっていないんだ!今の俺はこうなっているはずなのに!」と、強いフラストレーションを感じるかどうかです。

上記のような感覚を持っているときは、アファメーションに記述した内容、つまり新しいセルフイメージに対する臨場感が強いときです。なので、現状の自分と新しいセルフイメージとの矛盾によって、強い認知的不協和が生じています。だからこそ、行動と創造性が発揮されるようになっていきます。

大事なのはアファメーションに記述した内容に対して、どれだけ臨場感を感じているかです。

臨場感を感じられないのは、次の3つの理由が考えられます。

  1. 感覚情報を伴っていない
  2. 感情が伴っていない
  3. エフィカシーが低い

臨場感が弱い理由1:感覚情報が伴っていない

感覚情報を想像すると、アファメーションに記述した内容に対する臨場感は高くなります。人間がリアルに感じるときは、感覚情報が伴っているときです。

なので映像を思い描く際は、「どんなものが見えるのか?その色は?どんな音が聞こえるのか?どんな感触がするのか?どんな感覚なのか?」など、感覚についても詳細にイメージする必要があります。

臨場感が弱い理由2:感情が伴っていない

臨場感が高いものに対しては、感情が伴っています。リアルに感じるからこそ、感情が動かされるのです。これは逆も言えます。感情が動かされたということは、リアルに感じているということです。

なので、思い描く映像に対して「嬉しい」「楽しい」「すがすがしい」「誇らしい」「気持ちいい」といった感情を強くイメージすればするほど、それと同時に臨場感が高まっていっています。

なので俳優・女優になったつもりで、映像を思い描きながら、感情を作り、強く感じて下さい。より強く感情を味わえるようになればなるほど、臨場感が高まっていっています。

臨場感が弱い理由3:エフィカシーが低い

エフィカシー(=自分が、その望みをどれだけ実現できると思っているかという自己評価)が低いと、臨場感が上がりません。

アファメーションに記述した内容に対して「自分にはできない。」と思っていると、「現実味」がなく、リアルに感じれないのです。これは臨場感が弱い状態です。

例えば、「私は、1億円稼いでいるビジネスマンであることが誇らしい。」というアファメーションを作っても、「自分は1億円稼げないんだろうな」というエフィカシーの低さでは、アファメーションの内容に対してリアルさを感じられません。その人にとっては現実味がないのです。

リアルに感じられない(現実味がない)ということは、認知的不協和も起きないということです。だからアファメーションの効果も出ないのです。

なのでアファメーションを行う一方、エフィカシーを上げることも必要になってきます。

エフィカシーを上げる方法は、いくつもあります。

「エフィカシーが高い自分の姿をアファメーションとして記述し、映像化する方法」や「セルフトークをコントロールする方法」などがあります。

(これらの方法については、機会があれば、別記事で解説したいと思います。)

効果が出ない理由③:「今、そうなっている」と思っていない

アファメーションに記述した内容に対して、「将来、こうなる!」と思いながら、映像を思い描くと、認知的不協和は生じにくくなります。

なぜなら、「将来、こうなる!」という認識は、現在に対する認識ではないので、現状の自分とのギャップが生じないからです。

なのでアファメーションに記述した内容に対して「今、そうなっている」と思いながら、映像を思い描く。そうすることで、「現状の自分」と「現状における新しいセルフイメージ」とのギャップを生み出し、認知的不協和を起こす必要があります。

効果が出ない理由④:回数と時間が足りない

アファメーションの内容を何度も繰り返し、擦り込んでいく必要があります。そうやって、アファメーションの内容を記憶として強くマインドに擦り込んでいき、認知的不協和を起こします。

なのでアファメーションに対して、十分な回数と時間を設けることが必要です。最低でも朝と夜に15分~20分程度の時間を設けるようにしましょう。

効果が出ない理由⑤:具体的でないから

アファメーションは具体的に記述した方が、思い描く映像も具体的になるので、現状とのギャップがより明らかになります。その結果、認知的不協和が起こりやすくなります。つまり、アファメーションの効果が出やすくなるということです。

アファメーションによっては抽象的な表現でも構いませんが、効果がないと感じているなら、より具体的な表現にしてみましょう。

効果が出ない理由⑥:ゴール設定が間違っているから

ゴール設定の段階で間違っているのに、アファメーションを行っても効果は出ません。

本当は望んでいないことをゴールとして設定をしてしまうと、アファメーションも望んでいないことになってしまいます。そのため、アファメーションの効果が出なくなります。

なので、アファメーションの効果が出ない時は、ゴール設定が正しくできているのかも確認してみるのもいいでしょう。

アファメーションに関する代表的な疑問と、その回答

アファメーションに関して、代表的な疑問に答えておきます。参考にして下さい。

アファメーションの効果は、いつ出るの?

アファメーションの効果が出るまでの期間は、ゴールの内容や、アファメーションの内容によって、人それぞれ効果が出るまでの期間が違います。

私の経験ですと、新しい習慣化や行動を起こせるようになるのに1週間以内、心理的なブレーキを外すのに1週間~2ヶ月、より高いセルフイメージを作り上げるのに1ヶ月~1年くらい、ある程度のゴールや目標が達成されるのに半年~3年くらい。

アファメーションは「やれば、すぐ結果が出る」というような魔法ではないということです。ですが、効果はあります。アファメーションは「続けること」が大切です。

アファメーションの効果が出なかったらどうしたらいいの?

アファメーションは、人間の仕組みに基づく方法なので、必ず効果はあります。

効果が出ないのは、正しいアファメーションが行えていないのが原因かもしれません。または、新しいセルフイメージが強化されるだけの「十分な回数」と「リアルさ」が、まだ足りないのかもしれません。

アファメーションは、魔法ではありませんので、時間をかけることも大切です。

アファメーションは、誰に習いにいけばいいの?

アファメーションは、コーチングの中核となる技術です。コーチは、クライアントがアファメーションを理解し、使いこなせるように指導(コーチング)します。

私たち人間には、「分からない」→「分かる」→「できる」の3つの段階があります。

アファメーションを「分からない」から「分かる」にするのは簡単です。書籍や、コーチ達のブログなどを読み、知識を学べばいいだけです。

ですがアファメーションを「分かる」から「できる」にするのが、難しいです。

アファメーションを使いこなせるようになるには、練習はもちろん、熟達者(=コーチ)からの指導が欠かせません。

独学で行うとなると、使いこなせるようになるまでに時間がかかります。そして、そこから効果が出るまでに、さらに時間がかかります。場合によっては、ある程度の効果が得られるまでに、数年かかる可能性があります

独学の場合は、アファメーションの効果が出るまでに、その個人によって「差」が出やすいと言えるでしょう。

また、アファメーションで効果が出ないと感じておられる方の多くは、独学で学習されている方です。

コーチングの技術は、脳と心の使い方であり、目に見えないものです。なので、プロのコーチからコーチングを受けることで、その期間中、コーチと相対し、コーチから脳と心の使い方を体感的に学ぶ必要があるのです。

なので、本気でアファメーションを使いこなせるようになりたい人は、プロコーチのコーチングを受けると良いでしょう。アファメーションの効果が得られるまでの時間を短縮することができます。

アファメーションを学ぶことができる書籍一覧

アファメーションについて書かれた書籍をご紹介します。興味のある方は、読んでみるといいでしょう。

アファメーション

元祖コーチと呼ばれるルー・タイス氏の書籍です。彼のコーチングの中核となる技術が、アファメーションです。なので、アファメーションについて学ぶなら、ルー・タイス氏からと言えるでしょう。ですが分厚い書籍なので、お手軽に学びたい方は、以下の書籍がおすすめです。

「言葉」があなたの人生を決める

この本は、ルー・タイス氏のアファメーションについて、非常に分かりやすく書かれた本です。始めて、アファメーションを学ばれる方には、この本がおすすめです。

「言葉」があなたの人生を決める 実践ワークブック

この本は、『「言葉」があなたの人生を決める』のワークブックバージョンです。ワークを通じて、アファメーションを使えるようになりたい人におすすめです。

コンフォートゾーンの作り方

この本は、”大人向けセルフコーチングプログラムTPIE”のエッセンスが書かれた本です。このプログラムの中には、もちろんアファメーションの作り方・使い方が書かれています。

アファメーションだけでなく、コーチングも学びたい方におすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

アファメーションは、願望実現や目標達成に、極めて有効です。アファメーションを使いこなせるようになると、あなたの人生は、より発展していくことでしょう。

では早速、この記事の解説に従って、アファメーションを作成し、実践してみて下さい。その瞬間から、あなたは変わり始めます。

個人差はありますが、きちんと行えば、1ヶ月間くらい続けると、効果とは言えないかもしれませんが、何かしらの変化を感じられます。

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