アファメーションとは、簡単に言うと、言葉を使って自分の理想を現実化させるための技術です。就活、ビジネス、起業、恋愛、人間関係など、人生の様々なシーンで活用できます。

アファメーションについて、あなたもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?ですが、アファメーションには効果があるの?と疑問を感じていませんか?

アファメーションを正しく実行すれば、効果があります。ではどのような効果があるのでしょうか?

この記事ではアファメーションの効果と、効果が出ない時の理由と対策についても解説します。是非、参考にして下さい。

この記事では、アファメーションの説明や、具体的なやり方について解説していません。そのような内容について知りたい方は、まずは『アファメーションとは?』をご覧ください。

続けた人だけが経験できるアファメーションの究極の効果とは

アファメーションの究極の効果は、「アファメーションに書いた内容が実現する」ことです。これは、アファメーションを続けた人だけが経験できることです。

本当にそんなことが起こるのか?と思われる方もいるかもしれません。ですが、これは本当に起こります。私自身も経験していますし、他のアファメーション実践者も経験しています。

ですが、強調しておきたいことがあります。それはアファメーションは魔法ではないということです。

アファメーションに書いた内容が実現するのには、理由があります。そして、書いた内容によって、それが実現するまでには、それ相応の時間がかかります。

なのでアファメーションで効果を出すためには、「地道に続ける」という事が大切になってきます。アファメーションは魔法ではないのです。これは何事においても言えることではないでしょうか?

アファメーションに書いたことが実現するメカニズム

では、どうしてアファメーションに書いた内容が実現するのでしょうか?その理由は、次のような「マインドの働き」によって「目的的行動と創造性」が発揮されるからです。

  1. 望みを常に意識する。
  2. 目的的行動を起こす。
  3. セルフイメージが変わる。
  4. 認知的不協和が起こる。
  5. より目的的行動と創造性を発揮する。
  6. 現実が変わっていく。

図:アファメーションに書いたことが実現するメカニズム

1.望みを常に意識する。

望みを実現するには、「自分が望んでいることに意識を向け続けること」が必要です。日々の忙しさに追われて、望ましいことを忘れてしまっていては、いつまで経っても望みは実現しません。

なぜなら、望ましいことに意識を向けていなければ、実現するための行動を起こし続けることができないからです。

アファメーションを続けることによって、常に望んでいることに意識を向けられるようになります。そして、次項で紹介する「目的的行動(望ましいことを実現するための行動)」を起こせるようになります。

2.目的的行動を起こす。

アファメーションを繰り返し行うことで、望むことをマインドの中に擦り込んでいきます。そうすると、目的意識が芽生えます。そして目的意識を持てるようになると、目的的行動を起こせるようになります。

日々の学業や仕事などの忙しさに追われて、自分が望むことを意識できなければ、目的的行動は起こせません。

つまり望ましいことを実現するための行動をしないまま、今まで通りの行動をする毎日を過ごしてしまいます。これでは望ましいことは、いつまで経っても実現できません。

特に、仕事に追われる社会人が、このパターンに陥りがちです。

望ましいことを実現したいなら、常にそれに意識を向け、目的的行動を起こす必要があります。アファメーションを行うことは、望ましいことに意識を向ける行為そのものであり、目的的行動を促す行為でもあります。

3.セルフイメージが変わる。

アファメーションを繰り返し行うと、「今、自分はこうなっていて当然だ」「こういう自分が相応しい」という新しいセルフイメージが強化されていきます。セルフイメージとは、その人が自分自身に対して抱いているイメージです。自己認識と考えてもいいでしょう。

ゴールや目標の達成においては、セルフイメージが重要なカギを握ります。なぜなら人は、セルフイメージに合致した選択と行動をするからです。

例えば、「自分は年収350万円しか稼げない。」というセルフイメージを持っている人は、年収3000万円を稼ごうという選択をしません。また仮に稼ごうと思っても、本心では「自分には無理だ」という信念があるため、なかなか行動を起こせなかったりします。

恋愛についても同様です。「自分はモテない」と思っている人は、異性に対してアプローチをするという選択と行動をしません。その結果、なかなか恋愛が発展しません。

人生のあらゆる場面における選択と行動は、その人のセルフイメージから影響を受けています。これらのことから、あえて過度な言い方をすると「セルフイメージの限界が、あなたの限界である」とも言えます。

なのでゴールや目標を達成するためにセルフイメージを意図的に変えていく作業を行う、つまりアファメーションを行うことによって、今の自分の限界を超え、結果を出せる自分作りを行う必要があるのです。

そうやって、アファメーションに書いた内容を実現するに相応しいセルフイメージができあがれば、マインドの中で「認知的不協和」が起こります。

4.認知的不協和が起こる。

認知的不協和とは、人の心の中で「A」と「B」という相反する認知が生じた時に、葛藤が生じ、その葛藤を解消しようとする心の働きのことです。認知的不協和が生じると、葛藤を解消しようとするエネルギーが生じます。

このエネルギーによって、人は、行動へと駆り立てられ、創造性を発揮させられます。

5.より目的的行動と創造性を発揮する。

アファメーションによって「今、自分はこうなっていて当然だ」「こういう自分が相応しい」という新しいセルフイメージが強化されればされるほど、認知的不協和が強く生じます。

つまり、「現状の自分」と「新しいセルフイメージ」のギャップに葛藤を抱き、それを解消するために目的的行動や創造性が発揮されます。

それも、葛藤が大きければ大きいほど、解消するために目的的行動や創造性が発揮されていきます。

6.現実が変わっていく。

このようにアファメーションを継続することで、マインドに変化が起き、望ましいことを実現するための行動とアイデアが促されることによって、現実は変わっていきます。

ここまでの説明で、アファメーションは「魔法」ではなく、「きちんとしたプロセスと理由がある、現実を変えていくためのツール」であるということを分かって頂けたのではないでしょうか?

アファメーションの効果についてかみ砕いて説明すると、いろいろな効果があります。詳しくは、『アファメーションとは?成功と幸せを引き寄せる「言葉の技術」全知識』をご覧ください。

アファメーションの効果が出ない理由と、その対策

アファメーションで効果が出ないという人もいるでしょう。そんな人は、なぜ効果が出ないのでしょうか?理由と、その対策について紹介します。

効果が出ない理由①:イメージが伴っていない

アファメーションを読んでいるだけでは、十分な効果は得られません。アファメーションを読み、映像を思い描くことで効果が高くなります。

セルフイメージは、その人の頭の中にある「記憶」によって形成されます。そして記憶を大まかに分解すると、「言葉」「映像」「感情」の3つの要素で成り立っています。

そのため頭の中に、映像を思い描き、記憶として擦り込まないと、セルフイメージが強化されていかないのです。

なので効果を実感できないときは、アファメーションから想起される映像をしっかりと思い描くようにしましょう。

効果が出ない理由②:臨場感が足りない

アファメーションを行っても効果がないという場合は、アファメーションに記述した内容に対して臨場感(リアルさ)が足りないからかもしれません。臨場感が弱ければ、認知的不協和も生じないので、行動と創造性が十分に発揮されません。

臨場感(リアルさ)については、感覚的なものなので、言葉で説明しにくいのが正直なところです。ですが、敢えて言葉で説明するなら、次のような感覚を感じるかどうかだということです。

例えば、アファメーションに記述した内容から想起された望ましい映像に対して、「嬉しい」「楽しい」「すがすがしい」「誇らしい」「気持ちいい」といった感情を感じるかどうか、あるいは「俺はこうなっていて当然だ!だけど、どうしてそうなっていないんだ!今の俺はこうなっているはずなのに!」と、強いフラストレーションを感じるかどうかです。

上記のような感覚を持っているときは、アファメーションに記述した内容、つまり新しいセルフイメージに対する臨場感が強いときです。なので、現状の自分と新しいセルフイメージとの矛盾によって、強い認知的不協和が生じています。だからこそ、行動と創造性が発揮されるようになっていきます。

大事なのはアファメーションに記述した内容に対して、どれだけ臨場感を感じているかです。

臨場感を感じられないのは、次の3つの理由が考えられます。

  1. 感覚情報を伴っていない
  2. 感情が伴っていない
  3. エフィカシーが低い

臨場感が弱い理由1:感覚情報が伴っていない

感覚情報を想像すると、アファメーションに記述した内容に対する臨場感は高くなります。人間がリアルに感じるときは、感覚情報が伴っているときです。

なので映像を思い描く際は、「どんなものが見えるのか?その色は?どんな音が聞こえるのか?どんな感触がするのか?どんな感覚なのか?」など、感覚についても詳細にイメージする必要があります。

臨場感が弱い理由2:感情が伴っていない

臨場感が高いものに対しては、感情が伴っています。リアルに感じるからこそ、感情が動かされるのです。これは逆も言えます。感情が動かされたということは、リアルに感じているということです。

なので、思い描く映像に対して「嬉しい」「楽しい」「すがすがしい」「誇らしい」「気持ちいい」といった感情を強くイメージすればするほど、それと同時に臨場感が高まっていっています。

なので俳優・女優になったつもりで、映像を思い描きながら、感情を作り、強く感じて下さい。より強く感情を味わえるようになればなるほど、臨場感が高まっていっています。

臨場感が弱い理由3:エフィカシーが低い

エフィカシー(=自分が、その望みをどれだけ実現できると思っているかという自己評価)が低いと、臨場感が上がりません。

アファメーションに記述した内容に対して「自分にはできない。」と思っていると、「現実味」がなく、リアルに感じれないのです。これは臨場感が弱い状態です。

例えば、「私は、1億円稼いでいるビジネスマンであることが誇らしい。」というアファメーションを作っても、「自分は1億円稼げないんだろうな」というエフィカシーの低さでは、アファメーションの内容に対してリアルさを感じられません。その人にとっては現実味がないのです。

リアルに感じられない(現実味がない)ということは、認知的不協和も起きないということです。だからアファメーションの効果も出ないのです。

なのでアファメーションを行う一方、エフィカシーを上げることも必要になってきます。

エフィカシーを上げる方法は、いくつもあります。

「エフィカシーが高い自分の姿をアファメーションとして記述し、映像化する方法」や「セルフトークをコントロールする方法」などがあります。

(これらの方法については、機会があれば、別記事で解説したいと思います。)

効果が出ない理由③:「今、そうなっている」と思っていない

アファメーションに記述した内容に対して、「将来、こうなる!」と思いながら、映像を思い描くと、認知的不協和は生じにくくなります。

なぜなら、「将来、こうなる!」という認識は、現在に対する認識ではないので、現状の自分とのギャップが生じないからです。

なのでアファメーションに記述した内容に対して「今、そうなっている」と思いながら、映像を思い描く。そうすることで、「現状の自分」と「現状における新しいセルフイメージ」とのギャップを生み出し、認知的不協和を起こす必要があります。

効果が出ない理由④:回数と時間が足りない

アファメーションの内容を何度も繰り返し、擦り込んでいく必要があります。そうやって、アファメーションの内容を記憶として強くマインドに擦り込んでいき、認知的不協和を起こします。

なのでアファメーションに対して、十分な回数と時間を設けることが必要です。最低でも朝と夜に15分~20分程度の時間を設けるようにしましょう。

効果が出ない理由⑤:具体的でないから

アファメーションは具体的に記述した方が、思い描く映像も具体的になるので、現状とのギャップがより明らかになります。その結果、認知的不協和が起こりやすくなります。つまり、アファメーションの効果が出やすくなるということです。

アファメーションによっては抽象的な表現でも構いませんが、効果がないと感じているなら、より具体的な表現にしてみましょう。

効果が出ない理由⑥:ゴール設定が間違っているから

ゴール設定の段階で間違っているのに、アファメーションを行っても効果は出ません。

本当は望んでいないことをゴールとして設定をしてしまうと、アファメーションも望んでいないことになってしまいます。そのため、アファメーションの効果が出なくなります。

なので、アファメーションの効果が出ない時は、ゴール設定が正しくできているのかも確認してみるのもいいでしょう。

アファメーションの効果が出るまでの期間

アファメーションの効果が出るまでの期間は、ゴールの内容や、アファメーションの内容によって、人それぞれ効果が出るまでの期間が違います。

私の経験ですと、新しい習慣化や行動を起こせるようになるのに1週間以内、心理的なブレーキを外すのに1週間~2ヶ月、より高いセルフイメージを作り上げるのに1ヶ月~1年くらい、ある程度のゴールや目標が達成されるのに半年~3年くらい。

アファメーションは「やれば、すぐ結果が出る」というような魔法ではないということです。ですが、効果はあります。アファメーションは「続けること」が大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

アファメーションには効果があります。アファメーションを行うことでマインドに変化を起こし、行動と創造性を発揮する。だからこそ、現実が変わっていきます。

もしアファメーションの効果を感じられない場合は、この記事で解説した対策を実践してみて下さい。

何はともあれ重要なのは、継続です。魔法のような都合の良いものは存在しないということを理解して、アファメーションを繰り返し繰り返し行っていきましょう。

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